車窓からの風景を眺めながらガタンゴトン、心地よく列車は進んでおりました。
窓からはイメージのなかにあるような田舎の風景、里山の風景が見えておりました。
車窓からの里山

ここの川にはどんな魚がいることでしょう?
山形は淡水魚の種類は意外に少なく、子どものころに図鑑で見た関東以南に住むような魚たちが泳いでおるのでしょうか?
川

ひげの友人の住む近くの駅。以前にはここから八高線に乗り、新潟に抜けたことがありました。
あれはもう何年前のことであったでしょう。
寄居

高崎駅に着いたのは12時近くになってのことでした。
朝に宿を出たのは7時ちょっとすぎのことでしたので各駅停車の旅はやはり時間がかかりますね。
久しぶりに見るオレンジと緑色の車体。
上越線

待ち時間があったので、駅弁を買い求めました。
水上行きの列車のホームに着いてみると、あらあ、結構な行列になっておりました。
水上へ向かう

ここから水上までは、ぎゅうぎゅう、混雑した車内になっており、写真がありません。
ようやくカメラを取り出せたころには白い山が間近にせまっておりました。
あの山はなんでしょうね?さっぱりわかりませんでした。
雪の山

水上で乗り換えて新潟方向へ進んでいきます。
そして列車は長い長いトンネルへ。途中で、ばりっとした山の服装をした方が乗ったり降りたりしておりました。

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」
雪が多くなってきた
とはいえ、ざっと見た感じは50cmほど、うちよりはずいぶん少ないようでした。

山は近く、雪はほどよく、まさに雪景色の田舎という風景であります。
これは雪の無いところからいらしたらやはり感動を覚える光景であろうと感じたのでした。
長いトンネルを抜けると

進むにつれ座席はだんだんと空いてきました。スキー場などがあるたびにいくらかお客さんが下車するのです。
車窓からは徐々に平坦になる新潟の雪の風景。
空の上のほうが、もやんと水蒸気が多い感じになってまいりました。日本海側の冬らしい空になっています。
車窓から上越の雪景色

前日の夜に、時刻表を眺め、この日にどこまで行かれるか見当をつけていた駅に到着しました。
有名な映画俳優さんの書かれた看板がありました。
小出の駅からは、以前に、ここから会津若松まで続く只見線というのに乗ったことがありました。なんとなく真新しい感じになったと思ったら、ここの近くでお会いした方のはなしでは数年前に建て替えがなされたとのことでした。
小出駅

この日はここの近くで宿をとることにしました。

なにか忘れておりませんか?
・・・高崎でお弁当を買ったのに、車内が混んでいて食べることの叶わなかった駅弁です。
高崎で買った弁当

なかなかおいしゅうございました。
次は日本海を目指します。