友人宅近くの川です。
友人は生まれたばかりのお嬢さんをおんぶして時折散歩するそうです。
川辺にはヨシをはじめとして草が生えておりました。
友人宅近くの川

都会の割合に水が綺麗なのかなと覗き込んでみると、不思議なことに水生昆虫やちいさな魚の姿は全く見えません。水清くても生き物がいない、ということはあるのですよね。
もっと念入りに探したり、底の砂をすくったりすればなにかしらいそうではありますが。
水生昆虫がいない

木々にはスズメたちがたくさんおりました。山形でも見るのと同じ種類のスズメのようでした。
スズメたち

友人宅のお嬢さんはこのときにはまだ首がすわっておりませんで、まだほんとに赤ちゃん、という感じでした。後の便りに、首がすわった、とか、寝返りができるようになった、など届きました。日々成長なさるのでありましょう。

夜に友人宅を発ち、近くの駅前に宿を求めました。
そして大晦日の朝。
朝焼け

今回の旅は大晦日と元旦の二日間で、なるたけ各駅停車を乗り継ぎ、車窓から雪景色と冬の日本海の荒波を堪能しよう、という思惑でありました。
各駅停車でのんびりと参るには朝はのんびりしておられない、ということで明るくなってすぐくらいの時間に宿を発ったのでありました。
歩道にハト。都会のハトはあまり逃げませんね。うちの近くでこんなにのんびりしていたら捕まえられて食べられてしまうかもわかりません。
はと

駅に貼ってあったみちのく、と書いてあるポスタ。
みちのく、などと書いてあるとなんだか呼ばれたような気がしてついつい目が行ってしまいます。
みちのく

調布というあたりから、橋本という駅で乗り継ぎ、次の路線へ。横浜線というのから八高線というのになり、列車は進んでいきます。
橋本から

雪景色のポスタ。
やっぱりみんな雪景色が見たいのだね。
雪景色のポスター

車窓からはまだ明るい関東の冬の眺めでした。
明るい冬

だんだんと景色がよくなっていくなか、高麗川(こまがわ)という駅へ。
ここの駅には初めてきました。
大晦日という日であるからか、もともとなのか、関東とは思えないくらいとても静かな駅前でありました。名前からしてちょっと大陸風の雰囲気ですが、案内の看板なども同じ空気感がありました。
高麗川

ここでの乗り継ぎがいくらか待ち時間があり、まだ朝ごはんをすましておりませんでしたので駅前のスーパーでラーメンなどいただきました。
ここから高崎というところまで乗っていきます。
高麗川から

シックなカラーリングの車両でした。
年末年始のお休みをいかしてなのか、小学生くらいの男の子たちの列車の旅をしている様子がありました。ちいさなカメラを取り出して列車のあちらこちらを撮っております。
これが俗に言うてっちゃん(鉄道の熱烈なファン)でありましょうか。
八高線へ

明日は高崎から北へ、長いトンネルを抜け雪景色の待つ日本海側へ向かいます。