さて、ややしばらく空けてしまったブログでしたが、友人のもとへ毎年恒例の年末年始の旅へ行った様子を綴っておきたいと思います。

年末の様子。(もうずいぶんと前のことのようですね)
25日の朝はうちの近くは真っ白でした。
ホワイトクリスマス

年末らしく職場のみなさんと一緒に忘年会などもありました。
余興には、地元産の品物と、量販店の品物との味を見分ける、というのもあったりしました。
これはトマトジュース。
トマトジュース

おみづけ。山形特産の青菜(せいさい、と呼びます。高菜と似ておりますが、風味が違っています。)ににんじんやシソの実など加えて漬ける美味しい漬物です。納豆と和えるとごはんに最高にマッチしますね。
おみづけ

それと日本酒。ぼくはお酒は飲めませんが、忘年会だし、泊まりだし、ちょこっと飲んで・・・。
みたら気持ち悪くなってやっぱりだめでした。アルコールはほんとにだめですね。体質にあわないのでしょう。
日本酒

忘年会の宿の天童の夜は更けていきます。
ほかのメンバーは歓楽街へ消えていきました。気持ち悪くなったぼくは、さらっと温泉に入り、コーヒーを飲みながら本などを読みつつ夜を過ごしました。お酒の飲みたい方に言わせると、飲みに行かないのがもったいないということなんですが、のんびりと本を読みつつ過ごすのは本読みにとっては至福の時間なのであります。
天童の夜

ぼくの眠った後、千鳥足になった同室のみなさんは帰ってきていたようでした。
朝の天童市。
わが家よりも東にある天童市は、うちよりもちょっとだけ晴天率がよろしくって、すっきりとした朝、凛とした冬の空気でした。
天童の朝

しかし、こういった旅館の朝食のごはん茶碗はなんであんなにちいさいのでしょうね。
おちょこに毛が生えたくらいのちいささと思われます。給仕の方がよそってくれるのですが、もっと多く、もっとこんもりと盛ってください、とオーダーするうちに苦笑いされました。
富士山のように、いえ、槍ヶ岳のように盛っていただきたいものですね。
朝のごはん

その後の数日間は、年末の旅に備えて、家のあれこれ、屋根の雪おろしなどをいそいそと行っておりました。

旅に出たのは30日の朝のことでした。
出発はいつもの駅です。
この駅から、鉄道は全国につながっておるのですね。
今回は行き先が半分ほど決まっておったのでしたが、昔のクセでついつい別な、見たこともない駅へ向かいたくなってしまいます。
30日の朝

青い列車へ。
出発

線路には雪が積もっていました。
線路の雪

車窓からの雪景色を愛でつつ、
車窓からの雪

山形駅で新幹線へ乗り換えて席に落ち着くと、そそくさと読書の体勢へ。
列車と言うのは本を読んでおられるのがよいですね。自分で運転する自動車ではこうはいきません。
新幹線に乗って

今回は東京の友人を訪ねた後、北陸のほうへ雪景色を眺めに行ってみようかと思っておったのでした。
猫町、は、北陸の温泉を訪ねるような内容のおはなしであると表紙に書いてありました。うってつけでありましょう。