寒くなってまいりましたね。山形はいよいよ本格的な雪の季節になり、朝から雪がもさもさと降ってきて、庭先は真っ白になりました。
今日は雪の積もる前にクリの木の枝の整理の続きをしたいと思っていたのに、雪が止まないものだからちょっとね、刃物の手入れをしたり本を読んだりしていたらもう昼になってしまいました。

さて続きです。園内にもコセンダングサがありました。
(こうして改めてみると、埼玉の明るい雰囲気の晩秋の風景はよいものですね。山形とは雲泥の差です)
コセンダングサ

園内には、ちいさな池、湿地のようなのが点在しておりました。画になりますね。
水辺

ヨシの原っぱ。ヨシの茎が立ちこんだ中から、小鳥のにぎやかな様子が聞こえてきました。
なかなか姿が見えないのですが、時折見えるのはスズメなどでした。
鳥の撮影にいらっしゃる方が多いようです。中にはものすごい大きさのレンズなどを付けている方もありました。
よし原

水辺のほとりについていた足跡です。
中央のはっきりした足跡はなんでしょうね?う~ん。
右上にも似たような足跡があり、右上の足跡からひとつ内側のものはタヌキのものに見えます。
でも、中央の足跡はタヌキではなさそうです。タヌキの足跡は、キツネとネコを足して割ったような形ですからね。指のあとはそんなに長く分かれてはいないだろうと思われるのです。
ぼくのまだ見たことがないアライグマあたりの足跡なのでしょうか?
足跡

散策路は、池のあちらとこちらとにあります。
受付をした建物から見て池の対岸にやってきました。建物は雑木の林に包まれるようにありました。
池と建物

ムラサキシキブと野鳥の撮影に夢中な方。
ムラサキシキブ

少し進むと、池の中に向こうに渡れる橋が続いておりました。
橋の上から青く輝く小さな影が見えました。(え?見えないって?)
かわせみがいた

悔しいことに望遠レンズを持っていなかったので大きく撮られませんでした。
みなさんが望遠レンズを持ってここにやってくる理由がわかりましたね。
この写真の一瞬前には魚をくわえていたのですよ。
カワセミアップ

バランス感覚の良いカモたち。水かきのついた足でも上手に木に乗るものですね。
さすがに木々にはカモたちの姿は見かけませんが、枝々に鈴なりにとまるカモの群れなどは想像してみると面白いですね。水鳥でしょ~が、あなたがた、と思ってしまうことでしょう。
でもこの様子を見ると、木々にとまれないこともなさそうですよね。
カモたち

水面に小さな魚がいるのが見えました。
めだかがいた

これも望遠レンズだったなら、ということで、引き伸ばしてみましょう。
でも影くらいしかみえません。
聞くところによると、ここにはメダカがいるそうです。(先ほどのカワセミが捕まえていたのはモツゴかなにかであろうということでした。
メダカはぼくの住む山あいにはいないものでこのように泳ぐ姿は見たことがありませんでした。また、野生のものは数をかなり減らしているとのことです。
めだかアップ

観察会の時間が近くなってきたので建物に戻ることにしました。
足元にあったちいさなウツボグサみたいな花は、これも後で聞いたらキツネノマゴというものであるとのことでした。
キツネノマゴ

この後はカマキリやテントウムシを追いかけたりします。