9月22日朝の7時のことです。
登山道の整備に、会員の複数名の都合のあう日があったので道の手入れに行っていました。
作業しますよ、のお知らせの表示です。この日は刈り払いではありませんでしたが、トグワやナタやチェンソを使うので、危険があるのをお知らせのため表示して出発です。
予告看板

そろそろ80歳になるという先輩。まだまだお元気です。たくましいですね。
先輩

またかんじょされながら、作業しながら登っていきます。
カウンタ

学生さんのパーティがいました。
高校の山岳部かな?と思って聞くと、大学のワンダーフォーゲル部だそうです。
まだ一年生のパーティなのか、登り慣れない様子があり、時間を詳細に検討したり、ペースをあれこれ話し合いながら進んでいました。まだ初々しい感じです。そのうちにむさくるしい感じになるのでしょうか。
学生さん

今回のメインの作業は、登山道から登山道外へ水を流す箇所の手入れでした。
雨の際に上部から流れてくる砂や木の葉などで排水の溝が埋まってしまうんですね。
埋まったままだと大雨の際に排水が効かず、下流側に被害が出ます。
これからの台風と、来春の雪解けの水に対応するためこの時期にやっておきたいのでした。
排水を手直し

水を導くように設置してある木が傷んだり土に還ったりしつつある箇所は、落ちている枝などを追加して杭でちょんちょん、と止めます。
排水の木の追加

杭も落ちている枝から現場でこしらえるのでした。あまりに古い枝などでは、打ち込む際に砕けてしまったりします。
細い木をいくつも使う

前回の手入れの際に作業をした箇所の経過です。
登山道が細く掘れているところに切った太目の枝を置いただけの箇所。
置いただけの箇所経過

勾配がそんなに強くない箇所では、杭も打たないでぴったり幅の合う木を置くだけで、時間の経過とともに固定(埋まってくということですね)されてしっかりした段になっていくようです。
置いただけの箇所上部
上流部への土の堆積はまだ不十分でしたが、徐々によくなっていくことでしょう。経過は良好のようです。

段差の大きくなっているところには、段を設置しました。
踏み跡などで掘れているへこみなどを利用して太目の木を置き、その上に、細かな枯れ枝や木の葉、ササなどを入れます。近くに排水箇所などがあれば、土がたまっていますから、それを背負いあげて入れます。
段の手入れ

別の箇所の段差解消のところ。
段差の解消

これでできあがり。奥の細くなったところに1箇所、手前に大きく1箇所。
段差の解消2

こういった段差は、登山者が登り難く、だんだんと横の斜面を歩くようになってしまうのです。
そうするとそちらが掘れていって、結果として幅が大きくなっていきます。
手入れ箇所説明用
赤の矢印は、上り下りの際に足をかける様子のある箇所。
水色の四角形は、今回の作業では、まだ段差の解消は充分でないので、土が落ち着いたら、来年かまた翌年あたりに追加で段を作りたい箇所。

そんなふうにして、止まっては作業して、終わったら進むという具合で前進していきました。
今回のぼくの役目はチェンソで杭や、横に使う木をこしらえるのと、杭をハンマーで打ち込むのが半分くらい、でした。荷物にはチェンソと燃料、チェンソオイル、ちいさなかけや(ハンマー)、それとちいさいザックに日帰りの装備です。ヘルメットとしっかりした手袋も必須です。
この日の荷物

休憩中。
登山道の手入れは3~4人ほどいるとはかどるのです。
トグワで排水の溝の手直しなどに1人、チェンソ1人、土砂を運ぶのが1人、杭を打ったりスコップ係が1人。というような感じです。
休憩

作業している間に10時30分ほどになり、おなかも減ってきました。
この日もぼくの行動食はフルーツグラノーラでした。
行動食
行動食にばつぐんに便利だなあと思っているのですが、ほかの方が食べているのはあまりみかけません。きっと、せっかく山に行くのにちょっと味気ないからでしょう。
時間のある小屋泊まりとかだと、飯ごうでごはんを炊きたいところなのですけれどもね。

この後も登りながら作業を続けます。