以東岳での保全作業を終え、明けて9月8日、2014年の中秋の名月の夜のことでした。
今年の星の教室の3回目はお月見でした。
星空教室看板

だんだんと参加者が集まりだしました。
星好きの奥様の娘さんと、ずいぶん小さなころから参加している子は一緒になにか黒板(白ですが)に描いておりますね。なんでしょうね。
なにか描いてる1

星好きの本屋さんの持ってきてくれたススキはちょうど花が咲いていました。
ススキの花

みんな集まるまでの時間に、みたらしのあんを作りました。
今回は分量をきっちりと。
なんとなく化学の実験のように・・・。
みたらし

ちょっと外に出て空の様子を確認。
雲がすこしありますが、なかなかの好天のようです。雲が色づいておりました。
月

建物の中に入ってくると、また何か描いております。なにか別のキャラクタのようですね。
またなにか描いてる

さて、19時になり、星の教室をスタートしました。
今回は晴天のこともあってか、30人近くでの開催となりました。
親子、ご夫婦、興味があってすこし遠くからいらした方などいろいろです。
だんごつくりも全員で。3テーブルにわかれて調理実習のようでした。
だんごつくり1

わいわいと手がたくさん。
だんごつくり2

適度の大きさにまるめましょう。
面白いのは、3つのテーブルごとに、大きめのだんご、ちいさめのだんご、そろっていたり、不ぞろいだったりします。
だんごつくり3

沸いたお湯にだんごを投入。
煮えたお湯がはねないように、なべのふちからそっと入れましょうね、ということでした。
だんごつくり4

だんごは火が通ると、だんだんと浮いてきますので、それをお玉ですくって水に入れます。
だんごつくり5

先生による三方への盛り付け。
数や方向とか、いろいろあるようなのですが、忘れてしまいました。
数については、いくつか方式があるようで、通常は年の月数と同じく12個、うるう年(旧暦)では13ヶ月ありますので、13個、というのがひとつ。十五夜なので15個、ということもあるようです。
だんごもりつけ

だんごができましたら、各自お皿に盛り付けして月の見える場所へ。
お供えもしました。万全です。(お供えしただんごは、後で参加者のうち子どもたちがおいしくいただきました)
お供え

ここから、星の教室っぽく、月にまつわる習俗やあれこれのおはなしをいただきました。
解説

月のおはなしの後は、月の観望会です。
空は晴れ渡り、絶好のお月見日和となりました。
望遠鏡と月

携帯電話やスマートフォンで撮りやすいようにレンズをセッティングして、各自持っているもので撮ってもらいました。
レンズをあてる角度をきちんと固定するのが難しいのですが、思った以上に綺麗に撮れるので、撮ったみなさんは得意そうでした。あとで参加していない方についつい見せたくなりますね。
望遠鏡 コリメート

月はたいへん明るいので、紙などにも投影できました。かなりはっきりと映っております。
紙に投影された月

星好きの奥様のおはなしでは、今回のようにだんごをお供えするというのは割合に新しい風習なのだそうです。
平安のころなどの昔には、ナスに穴を開けそこから月を眺めるというのがあったそうです。
月と茄子

穴に月。
茄子の穴に月を

な~んだかうまく表現できる画になりませんよねえ。なんてはなしをしていたら、人が手に持って眺めている様子を撮ったほうがわかりよいのでないか、ということになり、星好きのお嬢さんがモデルに。
茄子に月
どういったタイミングで、こういった月の眺め方をしたのかわかりませんが、とにかくこういったものだそうです。

翌日、9月9日の月。
20140909月
十五夜は旧暦の15日の夜のことでありますが、かならずしも満月(望)ということではないようです。星の教室を開催した2014年9月8日は満月でなく、翌日の9日が満月でした。(満月(望)は9日の午前11時ごろであったようです)

今年の星の教室は3回中晴れが2回。なかなかの好成績ですね。
なお次回は10月8日、皆既月食の夜の開催です。
今回の皆既月食は、なんと言っても本影食の経過が、18:14から部分食のはじまり、皆既食は19:24~20:24、部分食の終わりが21:34、とちょうどよい時間帯となっておるのでした。
ここ数年、雲がかかるなどして月食を満足に見れておりませんでしたので、たいへん楽しみにしております。皆既中の赤い月、撮りたいなあ、と思っております。