季節は進んでいきますね。
つい最近に栗の花のもわんと甘い香りを嗅いだと思っていたのに、もうイガが育ってきておりました。
クリの実

8月のはじめのことでした。川は澄み、川底に魚がたくさん泳いでおりました・・・。
見え、見えます?ません?
魚が

見え、見え・・・無い?
上の写真にも、下の写真にもどこかにアユが写っておりますよ。
見え、見え・・・無い

8月2日、この日は今年二回目の星の教室でした。この日は晴れ、公民館の駐車場の一角をお借りしての開催でした。
はじまりは19:00。夏ですから、まだ周囲は明るいです。参加者がだんだんと集まってきました。
まだ周りの様子の見える時間にスタートして、だんだんと暮れ行く空の下、一番星を探します。
星の教室はじまり
望遠鏡の向いている先には月が。

この日は、いつもは5名いる星の講師団が、いろいろな日程が重なって、星好きの本屋さんとぼくとのふたりでした。
今年一回目に見る予定だった土星は、前回は雨だったので今回みんなで眺めました。
西の空青く
だんだんと暮れ行く中、子どもたちは次々に一番星を見つけていきました。こと座のベガや火星、土星、うしかい座のアルクトゥールスあたりが早くから見えたようでした。

はくちょう座のデネブ(写真左上あたり)、わし座のアルタイル(写真右上あたり、彦星のこと)、いるか座も見えておりますね。いるか座は、織姫が使っていた杼(ひ、織機で横糸を通していくための道具)とも言われたりします。織姫と彦星がけんかをした折、彦星に杼を投げつけ、ここに飛んできた・・・とかなんとか。
夏の大三角

星好きの本屋さんは、緑色のレーザーで夜空の星を指し示しています。
ぼくも緑色のレーザーが欲しいな。
星を眺めて

せっかくの晴れですので、あれこれ遊んでみましょう。
望遠鏡の接眼レンズにコンパクトカメラやスマートフォンのカメラをあてて土星の撮影に挑戦しました。上手な方は、結構しっかりと撮っておりましたね。なんというか、コツがあります。
望遠鏡にならぶ

この日のぼくの役割は、司会とカメラでの夜空の撮影でした。
一眼レフをもってきてくれた大人の参加者と、天の川などをいろいろ設定してみて撮影しました。地元の新聞記者さんもやってきてくれて、初めての星空撮影に一緒に挑戦し、取材を忘れるように楽しんでおられました。

今年2回目の星の教室は以上のようなことで、無事ににぎやかに終了でした。
晴れると楽しいばかりですね。

自宅に帰っても晴れは続いていて、月齢の若かった月はもう山々の向こうに。
せっかくなので赤道儀をひっぱり出し、カメラを載せて撮影を。
家の前から、南の天の川のあたりを撮りました。
天の川

撮影するうちにアンドロメダのあたりも見えてきました。
アンドロメダ

天の川の夏の大三角のあたり。赤道儀に載せると、シャッタの時間を長くしても星がずれません。きりっとクリアに撮れます。
天の川のあたり

今度晴れたら、あれを撮ろう、庭に小さなベッド(キャンプとかで使うコットというやつです)を出して寝転んで眺めよう、とひそかに思っていたのに、月に叢雲花に風、なかなか晴れないものです。