さて、ややご無沙汰しました。
先週は、朝日連峰の夏山開きでした。
このところ、記事の更新が遅れ気味になっており、なかなか日々のあれこれに追いつきませんね。

そして、昨日は、大朝日の小屋へ行ってきました。
今年は花の進み具合がやや遅いようで、ヒメサユリはまだ開いているものはありませんでしたが、つぼみは大きくなっているものもあり、来週にはいくらか咲いてくれるのかな。そうなってほしいな、という具合でした。
ヒメサユリ つぼみ

例年より雪が多めに残っているところがあります。
これは銀玉水の上。
ほかにも、小朝日の古寺側の巻道分岐のあたりや、古寺山のハナヌキ分岐側の肩にも残っていました。
銀玉水

腰が引けてしまうと足元が不安定で怖くなるので、雪道に慣れない方は、アイゼンやピッケルなどあったほうが安心かもしれませんね。一歩一歩、確実に歩きましょう。
残雪

山開きの前も、せっかくなら書き残しておきたいことがいろいろありました。
山の倒木や間伐材を使って薪にするプロジェクトの講演会だとか、
薪の講演会

講演会のあとの月夜の様子だとか
月夜

14日の土曜日は、近くの集落のお手伝いに行き、雪で倒れた神社の石灯篭を積みなおしたり、草刈りをしたり、その日の午後からは、うちの田んぼの草刈り。
苗

田んぼにはおたまじゃくしが大きくなり、草がいろいろ生えてきました。
今年もやはり梅雨の前半はあまり雨が降らないようです。
昨年も、梅雨の前半は、水が足らない足らないと言っていたらあの大雨でした。
今は、田んぼはかなり水が足らなくなり、おたまじゃくしたちがカエルになるのに間に合うのかな、どうなのかな、というくらいでした。(足の生えたのが増えてきましたが)
ちいさな草育つ

夕方には、昨年の増水のあとに、姿がまったく見えないバイカモを探しに川へ。
先を歩いているのは、投網の師匠(ぼくにはいろんな師匠がおります)。
バイカモを探す

投網の師匠は、川にしょっちゅう潜ったりしているので川に詳しいわけです。
「このへんにもバイカモあったよね」という感じで、あちらこちらを捜索。
でも、まだ見つかりません。全部流れて埋もれて絶滅してしまったのでしょうか。
バイカモが無い

とまあ、いろいろなことがあります。
で、6月15日。
朝日連峰の夏山開きの日になりました。
おばさま、しばらくのご無沙汰でございました。
おばさま

というわけで、日ごとに励むその暇に、四方の岳友の集う鳥原山へ。
足のやけどのあとのところには、しっかりガーゼをあて、テーピングです。
もうズダヤクシュが咲く時期になりました。
ズダヤクシュ

おばさまのいらっしゃるブナ峠から鳥原山へのルートは、これも昨年の雨で、うちの山岳会でこしらえていたいくつもの木の橋が軒並み流され、ひとつも無くなってしまいました。
と言ってもちいさい沢なので、渡渉というほどでもなく渡れますが。
沢をわたる

というわけで、今年も夏山の季節を迎えたのです。
明日からは、久しぶりに山へ行ったおはなしです。