先週の中ごろのことでした。
これはなんともない側溝の網(グレーチングと言いますね)です。

いや、いやいや。ちょっとちょっと、あなた方、なんでこんなところに?

と覗き込んでみると、はは、抜け殻があります。
ここで羽化したのですね。

真正面からの写真でわかりにくいですが、シオカラトンボのようです。

網の間から飛びたてるのかな?としばらく見ていましたが、自力では出られないようでした。
大きさとしてはうまくすれば抜けられそうなんですが、羽ばたかないと上にいかれないので、このままでは飛び立てないようでした。飛び立てないまま水面に落ちてしまったものもありました。
なんだか不憫になり、せっかく羽化したのだもの青空を舞ってほしい、という気持ちでありました。
網のはじっこは、砂が噛んでいるのか、非力なぼくにはとても持ち上げられません。
さあて、どうしましょう。と考え込んでいると、力持ちの釣りの師匠さんが通りかかりました。
この網をどうにかして開けたいのです、と言ったところ、
「ちょっと待っておれ」というようなことで、どこかから巨大なスパナ(なにに使うのでしょうか?という大きさでした)を持ってきて、てこにしてぐいっと開けてくれました。
待ちかねたように飛び立つトンボたち、初夏の風に舞い青空と白雲のかなたへ飛んでいきました。
羽化したてのものは、すぐには飛べないようだったので、そっとつかまえて近くの建物の壁にしがみついてもらいました。
そうか、トンボの季節がきたのだ。
ふと、とある場所のトンボのことを思い出し、お昼ごはんの時間をささっと終わらせ、いそいそとそのトンボに会いにちょっとお散歩を。
黄色の愛らしい花を咲かせたミヤコグサ。

お!おりますね。
今年も見ることができました。
これはハッチョウトンボ(オス)です。
たいへんにちいさなトンボで、トンボと知らずに見ると、細長いアブが草むらにいるようです。

こちらはメスのようですね。オスは真っ赤になり、メスは麦わら色です。

ハッチョウトンボは、日本最小、世界でも最小クラスのトンボだそうです。
住むところの水深の好みがうるさいようで、微妙な深さの湿地のようなところに見かけます。
ついでに、水面に浮かぶサンショウモ。これはシダの仲間です。まだ小さいですが、もうちょっと大きくなります。形が山椒の葉のようなので、サンショウモなのでしょう。
除草剤に弱いらしくだいぶ数を減らしていると聞きます。

で、側溝のトンボのその後です。
側溝のトンボは、先週の中ごろ以降、毎日毎日羽化をしていて、通りかかるたびに網を開けては飛ばし、網を開けては飛ばし。二回目からは、網のはじっこに噛んでいた砂が取れたのか、手で簡単に持ち上げられるようになりました。
そして、今日のことです。
いつものように通りかかったら、あらまあ。大きいのがいる。

オニヤンマのようですね。
ハッチョウトンボが日本最小なら、こちらは日本最大のトンボ(ヤンマ)です。

しかし、まあ、なんだってこんなところの側溝(職場の近くの街のなかの側溝なんですよ)に住まいしているのでしょう。でも、そのくらいに水質がよいということなのかもしれませんね。
抜け殻もありましたので、シオカラトンボの抜け殻と並べてみました。
奥がオニヤンマ、手前がシオカラトンボの抜け殻です。やっぱり大きさはまるっと違います。

オニヤンマはほどなく空の彼方へと飛んでいきました。
近くの建物で翅を伸ばしているシオカラトンボ(未成熟なオスのようですね)がまだくっついたままでしたので、抜け殻とサイズを比べてみました。

う~ん、これはどうしたことでしょう。
羽化したトンボのサイズが、もともと入っていた抜け殻よりもずいぶん大きいのです。
翅としっぽ(腹部)は伸びたのだろうな、というのはわかるとして、頭と胸も大きくなっているように感じました。これは不思議です。質量保存の法則に反しているとまでは言えませんが、どういったわけでこんなふうに抜け殻よりも大きくなるのか?謎の多いことですね。
(おそらく、抜け殻が本体が羽化した後に乾燥し、いくぶん縮むのでないか、とは思っております)
これはなんともない側溝の網(グレーチングと言いますね)です。

いや、いやいや。ちょっとちょっと、あなた方、なんでこんなところに?

と覗き込んでみると、はは、抜け殻があります。
ここで羽化したのですね。

真正面からの写真でわかりにくいですが、シオカラトンボのようです。

網の間から飛びたてるのかな?としばらく見ていましたが、自力では出られないようでした。
大きさとしてはうまくすれば抜けられそうなんですが、羽ばたかないと上にいかれないので、このままでは飛び立てないようでした。飛び立てないまま水面に落ちてしまったものもありました。
なんだか不憫になり、せっかく羽化したのだもの青空を舞ってほしい、という気持ちでありました。
網のはじっこは、砂が噛んでいるのか、非力なぼくにはとても持ち上げられません。
さあて、どうしましょう。と考え込んでいると、力持ちの釣りの師匠さんが通りかかりました。
この網をどうにかして開けたいのです、と言ったところ、
「ちょっと待っておれ」というようなことで、どこかから巨大なスパナ(なにに使うのでしょうか?という大きさでした)を持ってきて、てこにしてぐいっと開けてくれました。
待ちかねたように飛び立つトンボたち、初夏の風に舞い青空と白雲のかなたへ飛んでいきました。
羽化したてのものは、すぐには飛べないようだったので、そっとつかまえて近くの建物の壁にしがみついてもらいました。
そうか、トンボの季節がきたのだ。
ふと、とある場所のトンボのことを思い出し、お昼ごはんの時間をささっと終わらせ、いそいそとそのトンボに会いにちょっとお散歩を。
黄色の愛らしい花を咲かせたミヤコグサ。

お!おりますね。
今年も見ることができました。
これはハッチョウトンボ(オス)です。
たいへんにちいさなトンボで、トンボと知らずに見ると、細長いアブが草むらにいるようです。

こちらはメスのようですね。オスは真っ赤になり、メスは麦わら色です。

ハッチョウトンボは、日本最小、世界でも最小クラスのトンボだそうです。
住むところの水深の好みがうるさいようで、微妙な深さの湿地のようなところに見かけます。
ついでに、水面に浮かぶサンショウモ。これはシダの仲間です。まだ小さいですが、もうちょっと大きくなります。形が山椒の葉のようなので、サンショウモなのでしょう。
除草剤に弱いらしくだいぶ数を減らしていると聞きます。

で、側溝のトンボのその後です。
側溝のトンボは、先週の中ごろ以降、毎日毎日羽化をしていて、通りかかるたびに網を開けては飛ばし、網を開けては飛ばし。二回目からは、網のはじっこに噛んでいた砂が取れたのか、手で簡単に持ち上げられるようになりました。
そして、今日のことです。
いつものように通りかかったら、あらまあ。大きいのがいる。

オニヤンマのようですね。
ハッチョウトンボが日本最小なら、こちらは日本最大のトンボ(ヤンマ)です。

しかし、まあ、なんだってこんなところの側溝(職場の近くの街のなかの側溝なんですよ)に住まいしているのでしょう。でも、そのくらいに水質がよいということなのかもしれませんね。
抜け殻もありましたので、シオカラトンボの抜け殻と並べてみました。
奥がオニヤンマ、手前がシオカラトンボの抜け殻です。やっぱり大きさはまるっと違います。

オニヤンマはほどなく空の彼方へと飛んでいきました。
近くの建物で翅を伸ばしているシオカラトンボ(未成熟なオスのようですね)がまだくっついたままでしたので、抜け殻とサイズを比べてみました。

う~ん、これはどうしたことでしょう。
羽化したトンボのサイズが、もともと入っていた抜け殻よりもずいぶん大きいのです。
翅としっぽ(腹部)は伸びたのだろうな、というのはわかるとして、頭と胸も大きくなっているように感じました。これは不思議です。質量保存の法則に反しているとまでは言えませんが、どういったわけでこんなふうに抜け殻よりも大きくなるのか?謎の多いことですね。
(おそらく、抜け殻が本体が羽化した後に乾燥し、いくぶん縮むのでないか、とは思っております)