銀玉水から雪の上を登り、大朝日から続く尾根の肩のところに着くと、また雪は少なく、常緑の葉のいろいろなのがありました。
イワカガミにシャクナゲのなにかしら、ミツバオウレンにゴゼンタチバナ。みっちりと生えておりますね。

すっかり高山帯の景色となった山肌を進み、そろそろ朝日嶽神社奥の院です。

山の神様。今年も来ました。

道沿いを覆うガンコウランの葉が、赤茶色に枯れたようになっていて、昨年もこんなだった???とびっくりしてしまいました。
帰宅してから調べてみると、冬にはこんなふうになるらしいとのこと。
同じ葉が夏には緑に戻るのでしょうか?それとも新しい葉が出るのでしょうか?

小屋に到着したのは15時を回ったところでした。
のんびりと登ったなあと思ってはいたわけですが、8時間ですから、まあまあ、やっぱりかなりのんびりペースでした。半年ぶりの大朝日でしたが、足はやや疲れたものの体力的にはゆっくり登った分なんともありませんでした。一安心です。
さて、小屋の前のここ。
なんと、鐘がありません。

にゃ~ん。

いえ、大朝日から戻った後日。小屋番さん宅に伺った際の、小屋番さん宅のにゃんこです。
ここでいきなりはなしが飛びましたのは、そう、鐘。鐘がですね。この冬に長年のおつとめで磨り減った付け根の部分を修繕しまして、すっかり直って、今はふもとにあるのです。
毛布で養生したままの状態ですが、体重測定したところ8kgとちょっと。鐘自体はおそらく8kgちょうどくらいでないのかな、と。

朝日連峰の夏山開き(今年は6月15日だそうです)の前には、小屋の定位置に戻しておきたいものです。せっかくの機会なので、ぼくはこれをぜひ小屋に背負っていきたいものだ、とそんなふうに思っております。小屋番さんの都合と、ぼくのお休みと穏やかな天候が合えばよいなあと願っておりました。
さて、そう。せっかくなので山頂へ。
山頂近くまで行くと、祝瓶山の向こうにうっすらと、うっすらと飯豊。見えますかね?

そろそろ山頂。

山頂近くの地面に裂け目が。
昨年もこんな様子がやや見受けられました。東側の雪にひっぱられているのでしょうか。
登る途中に、土がはがされたところを見ましたが、あんなふうに、遠い将来はだんだんとここも雪に削られていくのでしょうか。あまり一気に崩れたら困りますが、それも山自身の営みでもあるのかもしれませんね。

登ってきた方向から回り込んで撮った三角点近くの銘盤。
左奥に三角点があります。

一緒に登った方とあちらこちらの山を眺めてから下りました。
下る途中から見た以東岳方向。よいなあ。
もうちょっと雪が減り、残雪の模様のバランスの良い時にも撮って見たい場所です。

小屋に戻り、ぼくにはもうちょっと用事がありました。
写真は小屋の南側。トイレは、ちいさく開いている扉の上にあります。

実は、今年。4月の末に、小屋番さんが一足先に小屋へ確認に入ったところ、トイレの周りと、入り口部がすべて凍りつき、玄関の扉が開かず、トイレも使えず、という状況になってしまっていたのです。冬用に二階にも入り口があるので小屋には入れることは入れるのですが。
今回登ったのは、その状況確認、可能なら復旧作業。簡易トイレを持って行く、ということも兼ねておったのです。

結果的には、到着した日には、前日までに小屋番さんが氷を溶かしたり砕いたりしてくれてトイレはひとつだけ使用可能に、玄関の扉も開くようにしてくれていました。
現地の状況の確認(町や県などに報告しないといけないのです)と撮影を。
今回のその凍りついた水は、小屋の南側の大朝日方向から、雪解け水がトイレの浄化槽(灰色で書いた部分)の上に張っていた氷の上を流れ、小屋に直接注ぐようになり、トイレの下のちいさな扉の隙間から浸水したのでないかとのことでした。浄化槽やトイレの下あたりは、まだ凍っておりましたが、あまりお見せするようなものでないので控えておきましょう。

ここのトイレは外部からの水や、電気、外部への放流無し、のバイオトイレだそうです。
でも、凍ったり、便以外のものをトイレに捨てる方があったり、いろいろな要因で実際にはうまいことばかりはいきません。使用した紙も捨ててはいけないので、小屋管理の仕事の一部として、ふもとまで小屋番さんや荷揚げの帰りなどに背負って下ろしておるのです。
なかなか目に付かないあれこれの作業があるものなのです。
とりあえず、トイレがひとつだけでも使用可能になったので安心したところでした。全部で4つのトイレがあり、残り3つは浄化槽の自然解凍を待つことになりました。夏山開きのころまでには溶けてくれるのでないか、と。
安心したところで、ほかの方と一緒に明るい時間のうちに夕食です。
この日のぼくの夕食メニューは、スパゲッティです。
お湯がもったいないので、コッフェルの半分ほどにお湯を沸かし、短めの麺を入れます。

水の分量としては、ゆでるというより炊く、という感じ。
ちょうどよい柔らかさ(ちょっと芯が残るぐらいが歯ごたえがあって好きです)になったら、市販のスープを。この日はコーンスープを使いました。トマトのスープなども合いますね。

ぼくは山でも質素な食べものばかり好むので、夕食はこれだけのつもりでしたが、その様子を不憫に思ったのか、先輩の一人が豚肉の大きなのをプレゼントしてくれました。おいしゅうございました。
久々の山でしたから、ついつい長く書いてしまっております。
この後、夕暮れまで小屋付近の草の様子を見に行きました。
イワカガミにシャクナゲのなにかしら、ミツバオウレンにゴゼンタチバナ。みっちりと生えておりますね。

すっかり高山帯の景色となった山肌を進み、そろそろ朝日嶽神社奥の院です。

山の神様。今年も来ました。

道沿いを覆うガンコウランの葉が、赤茶色に枯れたようになっていて、昨年もこんなだった???とびっくりしてしまいました。
帰宅してから調べてみると、冬にはこんなふうになるらしいとのこと。
同じ葉が夏には緑に戻るのでしょうか?それとも新しい葉が出るのでしょうか?

小屋に到着したのは15時を回ったところでした。
のんびりと登ったなあと思ってはいたわけですが、8時間ですから、まあまあ、やっぱりかなりのんびりペースでした。半年ぶりの大朝日でしたが、足はやや疲れたものの体力的にはゆっくり登った分なんともありませんでした。一安心です。
さて、小屋の前のここ。
なんと、鐘がありません。

にゃ~ん。

いえ、大朝日から戻った後日。小屋番さん宅に伺った際の、小屋番さん宅のにゃんこです。
ここでいきなりはなしが飛びましたのは、そう、鐘。鐘がですね。この冬に長年のおつとめで磨り減った付け根の部分を修繕しまして、すっかり直って、今はふもとにあるのです。
毛布で養生したままの状態ですが、体重測定したところ8kgとちょっと。鐘自体はおそらく8kgちょうどくらいでないのかな、と。

朝日連峰の夏山開き(今年は6月15日だそうです)の前には、小屋の定位置に戻しておきたいものです。せっかくの機会なので、ぼくはこれをぜひ小屋に背負っていきたいものだ、とそんなふうに思っております。小屋番さんの都合と、ぼくのお休みと穏やかな天候が合えばよいなあと願っておりました。
さて、そう。せっかくなので山頂へ。
山頂近くまで行くと、祝瓶山の向こうにうっすらと、うっすらと飯豊。見えますかね?

そろそろ山頂。

山頂近くの地面に裂け目が。
昨年もこんな様子がやや見受けられました。東側の雪にひっぱられているのでしょうか。
登る途中に、土がはがされたところを見ましたが、あんなふうに、遠い将来はだんだんとここも雪に削られていくのでしょうか。あまり一気に崩れたら困りますが、それも山自身の営みでもあるのかもしれませんね。

登ってきた方向から回り込んで撮った三角点近くの銘盤。
左奥に三角点があります。

一緒に登った方とあちらこちらの山を眺めてから下りました。
下る途中から見た以東岳方向。よいなあ。
もうちょっと雪が減り、残雪の模様のバランスの良い時にも撮って見たい場所です。

小屋に戻り、ぼくにはもうちょっと用事がありました。
写真は小屋の南側。トイレは、ちいさく開いている扉の上にあります。

実は、今年。4月の末に、小屋番さんが一足先に小屋へ確認に入ったところ、トイレの周りと、入り口部がすべて凍りつき、玄関の扉が開かず、トイレも使えず、という状況になってしまっていたのです。冬用に二階にも入り口があるので小屋には入れることは入れるのですが。
今回登ったのは、その状況確認、可能なら復旧作業。簡易トイレを持って行く、ということも兼ねておったのです。

結果的には、到着した日には、前日までに小屋番さんが氷を溶かしたり砕いたりしてくれてトイレはひとつだけ使用可能に、玄関の扉も開くようにしてくれていました。
現地の状況の確認(町や県などに報告しないといけないのです)と撮影を。
今回のその凍りついた水は、小屋の南側の大朝日方向から、雪解け水がトイレの浄化槽(灰色で書いた部分)の上に張っていた氷の上を流れ、小屋に直接注ぐようになり、トイレの下のちいさな扉の隙間から浸水したのでないかとのことでした。浄化槽やトイレの下あたりは、まだ凍っておりましたが、あまりお見せするようなものでないので控えておきましょう。

ここのトイレは外部からの水や、電気、外部への放流無し、のバイオトイレだそうです。
でも、凍ったり、便以外のものをトイレに捨てる方があったり、いろいろな要因で実際にはうまいことばかりはいきません。使用した紙も捨ててはいけないので、小屋管理の仕事の一部として、ふもとまで小屋番さんや荷揚げの帰りなどに背負って下ろしておるのです。
なかなか目に付かないあれこれの作業があるものなのです。
とりあえず、トイレがひとつだけでも使用可能になったので安心したところでした。全部で4つのトイレがあり、残り3つは浄化槽の自然解凍を待つことになりました。夏山開きのころまでには溶けてくれるのでないか、と。
安心したところで、ほかの方と一緒に明るい時間のうちに夕食です。
この日のぼくの夕食メニューは、スパゲッティです。
お湯がもったいないので、コッフェルの半分ほどにお湯を沸かし、短めの麺を入れます。

水の分量としては、ゆでるというより炊く、という感じ。
ちょうどよい柔らかさ(ちょっと芯が残るぐらいが歯ごたえがあって好きです)になったら、市販のスープを。この日はコーンスープを使いました。トマトのスープなども合いますね。

ぼくは山でも質素な食べものばかり好むので、夕食はこれだけのつもりでしたが、その様子を不憫に思ったのか、先輩の一人が豚肉の大きなのをプレゼントしてくれました。おいしゅうございました。
久々の山でしたから、ついつい長く書いてしまっております。
この後、夕暮れまで小屋付近の草の様子を見に行きました。