小朝日岳から大朝日方向へ下って行きます。
小朝日岳と大朝日の最低鞍部の熊越えまでは、ちょっと傾斜の強い箇所をくだっていきます。
ここは登山道が踏み跡でだんだん深く掘られ、そこに雪がたまって残る、という状態になっておりました。
雪は板のような氷も混じりいきなり滑るところもありました。
こういうところは、ピッケルのほうがだんぜん安心感があります。

あ、ツルツゲです。

いやらしい感じの下りが続き、先頭のH先輩が足を滑らして10mほど(もっとだったかな?)滑落しかけ、ダケカンバの幹の上にたまった雪で無事にとまりました。短い距離の滑落でも、岩の角に足をぶつけたりしたら骨折などもありえますから、気は抜けません。
でも後続の会員から、「止めろ、なんとか止めろ!」と焦った声でした。

このときは、まわりに枝や岩も出ていてアイゼンをはずして進んでいました。
アイゼンをつけれいれば氷では滑りませんが、岩やヤブにひっかけて大きく転倒する危険性が増し、アイゼン着用での転倒は、初速がつくためスリップしての転倒より大きく滑落する可能性がたかまるのでないかと思っております。それらの危険性を差し引きし、自分の歩き方や疲労度を含めてどのような組み合わせにするのか考えながら進まねばなるまいと思った次第です。
熊越えのあたりまで下りました。右はヤブ、左はいまにも崩れそうな雪のブロック。いやん。

雪と一緒にはがれた土壌。
稜線の風下の雪のたまるところはこんなふうにして大きな木は育ちにくく、毎年表面がリフレッシュされるのですね。こういうところばかり好んで生える植物もあったりします。もっと人里近くですと、ウドやウルイやゼンマイなどはそんな傾向がありますね。

足を置くところを慎重に選び進んでいきます。左に転んではダメ、絶対。です。

熊越えを過ぎ、小朝日岳を振り返ります。

目指す山がだんだんと大きく見えてきました。

このルートでの最後の大きな登り、銀玉水の上部です。
下ってきた方、登って行った方のトレース。それとスキーの跡もありますね。
この日の前日は10名ほど、この日も10名ほどの登山数であったとのことです。

銀玉水からわっしょい登って行きます。(ここでは再びアイゼンを付けました)

振り返ると、どんどんと高さが増していきますね。
小朝日岳からこちらへの道もよいなあ、よい道だなあ。

雪の表面には薄く氷が浮いたように張っておりました。
昨年もこんなふうでした。どんなふうにできるものなのでしょう。

こういった箇所では、一様に見える雪面のなかに、表面のすぐ下に滑りやすい氷が隠れていることがあります。融雪に伴って、水分が前の積雪がクラストした面に沿って流れたりしてできるのだろうかと思っております。そういう箇所は、いきなり滑ることがあり気をつけないといけません。この黒っぽくみえているのがそれです。ピッケルのシャフトはすぐには刺さらないくらいに丈夫で厚みのある氷でした。

さて、登りの終わりは目前。

小朝日岳と大朝日の最低鞍部の熊越えまでは、ちょっと傾斜の強い箇所をくだっていきます。
ここは登山道が踏み跡でだんだん深く掘られ、そこに雪がたまって残る、という状態になっておりました。
雪は板のような氷も混じりいきなり滑るところもありました。
こういうところは、ピッケルのほうがだんぜん安心感があります。

あ、ツルツゲです。

いやらしい感じの下りが続き、先頭のH先輩が足を滑らして10mほど(もっとだったかな?)滑落しかけ、ダケカンバの幹の上にたまった雪で無事にとまりました。短い距離の滑落でも、岩の角に足をぶつけたりしたら骨折などもありえますから、気は抜けません。
でも後続の会員から、「止めろ、なんとか止めろ!」と焦った声でした。

このときは、まわりに枝や岩も出ていてアイゼンをはずして進んでいました。
アイゼンをつけれいれば氷では滑りませんが、岩やヤブにひっかけて大きく転倒する危険性が増し、アイゼン着用での転倒は、初速がつくためスリップしての転倒より大きく滑落する可能性がたかまるのでないかと思っております。それらの危険性を差し引きし、自分の歩き方や疲労度を含めてどのような組み合わせにするのか考えながら進まねばなるまいと思った次第です。
熊越えのあたりまで下りました。右はヤブ、左はいまにも崩れそうな雪のブロック。いやん。

雪と一緒にはがれた土壌。
稜線の風下の雪のたまるところはこんなふうにして大きな木は育ちにくく、毎年表面がリフレッシュされるのですね。こういうところばかり好んで生える植物もあったりします。もっと人里近くですと、ウドやウルイやゼンマイなどはそんな傾向がありますね。

足を置くところを慎重に選び進んでいきます。左に転んではダメ、絶対。です。

熊越えを過ぎ、小朝日岳を振り返ります。

目指す山がだんだんと大きく見えてきました。

このルートでの最後の大きな登り、銀玉水の上部です。
下ってきた方、登って行った方のトレース。それとスキーの跡もありますね。
この日の前日は10名ほど、この日も10名ほどの登山数であったとのことです。

銀玉水からわっしょい登って行きます。(ここでは再びアイゼンを付けました)

振り返ると、どんどんと高さが増していきますね。
小朝日岳からこちらへの道もよいなあ、よい道だなあ。

雪の表面には薄く氷が浮いたように張っておりました。
昨年もこんなふうでした。どんなふうにできるものなのでしょう。

こういった箇所では、一様に見える雪面のなかに、表面のすぐ下に滑りやすい氷が隠れていることがあります。融雪に伴って、水分が前の積雪がクラストした面に沿って流れたりしてできるのだろうかと思っております。そういう箇所は、いきなり滑ることがあり気をつけないといけません。この黒っぽくみえているのがそれです。ピッケルのシャフトはすぐには刺さらないくらいに丈夫で厚みのある氷でした。

さて、登りの終わりは目前。
