最上川は夕暮れに近づいていきます。
道ばたにタニギキョウのちいさな葉。
最上川は、ここでは結構大きめな川になっておりますから、谷というにはちょっとそぐわない気がしますが、なんでしょうね、こういった山地に生えるような草が標高も低く住宅地も込み合う(と言ってもほんとの都会とは違いますが)このあたりにもあるのです。
タニギキョウの葉

落ち葉をつきぬけて伸びるオオウバユリの新しい葉。
オオウバユリ

これはスゲの仲間のなにかしらです。
スゲの中でもカンスゲと名の付くあたりが近い気がしますが、似たものが多くややこしくってしっかりとはわかりませんでした。
カンスゲの仲間

キクザキイチゲもたくさん咲いておりました。夕暮れ近くなので閉じつつありますけれど。
キクザキイチゲ

ヒメアオキのシックな色合いの花。
ヒメアオキの花

日が暮れるので帰りましょう。
最上川沿いの道です。
最上川のうち、このあたりは護岸や堤防が少なく自然のままの河岸が残っております。なので植生も昔のままにあるんですね。
川沿いの道

道からちょっと上がると温泉があり、その駐車場のサクラの並木はまさに満開となっておりました。
満開のサクラ


西の朝日連峰に夕陽が沈み、稜線がオレンジ色の背景に浮かび上がっております。障子ヶ岳から赤見堂のあたりです。
夕暮れの朝日連峰

クルマに乗って家に向かう途中の最上川河畔。
ヤナギは明るい黄緑色の新緑を、ほかの樹種に先駆けて広げはじめました。ヤナギは花は目立ちませんが新緑はほんとに爽やかな素晴らしい色合いです。
川沿いの新緑

川岸のサクラ、古いほうの最上橋と向こうの山のふもとを走る列車。
ここの川岸は、護岸のようになってしまいましたが、またヤナギなどが生えられるような石の組み方で復旧してあり、10年もすればまたちいさなヤナギたちが趣きある河岸にしてくれるのでないかと期待しております。
最上橋 左沢線

ここ数日は気温も上がるようになってきて、夕暮れの頃も徐々に気温は下がりますが、もうちょっと外にいたい、そういう時節を迎えました。
雑木林の向こうの夕焼け空。コナラの林はこれからが新緑の季節となります。
雑木林の向こうの夕焼け

田んぼの畦には黒いにゃんこ。毛並みよく健康そうな女の子の黒猫のようでした。遠くから見た感じでは2歳か、3歳か、そのくらいの若いにゃんこのようでした。
黒いにゃんこ

こちらから見られているのを気にして、このあとそそくさと北のほうへ田んぼの間の道を歩いていきました。おうちに帰るのかな?

この翌日あたりから、山形もいよいよ気温が上がり、春、今まさに来たり、という日がやってきました。