先週の土曜日、じいさまとのドライブから帰ってから、庭からの周りの鳥たちの様子です。

うちの畑の雪の上にハシボソガラスがやってきていました。
ハシボソガラスは、春に田おこしや代かき、夏に草刈りなどしているとどこからともなく飛んでくるカラスです。クルミを道路で割っていたり、雪の無いところでは冬に田んぼで葉っぱをひっくり返したりしているカラスですね。ぼくにとっては農作業の友、という気持ちです。
ハシボソガラス

なんとなく細身で、凛々しい感じがします。
りりしい

足を、右、左、と交互に歩く(普通に歩くんです)のが多く見られます。
土の上でちいさな虫などを探して歩くのでそんなふうなのでしょうか。
すたすた歩く

もう少し遠くの電線の上にはハシブトガラスがいました。
くちばしと頭のおでこのあたりを比べるとハシボソとはかなり違っています。
ハシブトガラス

おでこがでっぱっていて、くちばしも名前のとおり丈夫そうです。
おしりのほうから撮ったためわかりにくいですが、体つきがハシボソに比べてたくましい感じがします。
ハシブトのおでこ

ハシブトガラスが地面をてくてく歩いたりするのは見た記憶がありません。
木の上などにいて、なにか気になるものを見つけるとそこへ飛んでいくような感じです。
てくてく歩くのでなく両足でぴょんぴょん、と移動するようです。
鳴き声は、カアカア、とカラスらしいのと、アオウアウ、みたいになにかしゃべるような変な声のこともあります。
鳴くときの姿勢
鳴いているときの場所も違っている気がします。ハシボソガラスは地面で胸をふくらますようにして、長めの声でガ~。ハシブトガラスは木の枝や電線などでカアカアカア、しっぽを下げのどを膨らますようです。
どちらもいろんな声で鳴くようなこともあるそうですが、ぼくの見た範囲ではそんな具合でした。

キリの木の枝には、カワラヒワがやってきていました。
雪解けがはじまって、土手の雪がずり落ちて地面が見えてくると幾羽も集まって草の実をついばんでいるのをみかけるようになりました。
カワラヒワのおしり

全体に緑っぽく、翼の一部が黄色いのが目印、と思っています。
カワラヒワ

どこかから、チュン、チュン、チュン、とちいさな声がずっと聞こえるなあと思って双眼鏡で探しているとスギの梢にホオジロがいました。
こないだ書いたカシラダカとは頭の毛の具合とおなかの色合いが違っています。
頬が白い

正面から見るとなんとなくだるまさんのお顔のようですね。
今の時期には高めの木の梢に陣取って、小さな声でずっと鳴いているのをみかけます。
ホオジロ
うちの庭には、これらのほかにもヤマガラやカケスやいろいろやってくるのですが、意外に撮りにくいものでなかなかね。

こないだ茎を伸ばし始めたフクジュソウは花を開いていました。
ひとつの花の寿命が意外に長いフクジュソウです。
朝夕には閉じていて、昼の陽射しのある日に開いています。閉じて開いてするうちに茎は伸び、やがて大きなこんぺいとうのような実のもとだけ残ります。
フクジュソウ

ヤブカンゾウの若い葉もあちらこちらに。これは道沿いにやたらと出てきます。
カンゾウ(甘草)の名のとおりちょこっと甘みがあります。山菜として食べる方もありますが、うちではあまり食べません。
ヤブカンゾウ

というように春が進んでいるのですが、今週末はまた冬に戻る天気図になっています。
寒気も入るようで、850hpaでは朝日連峰周辺をすっぽりと-6℃のライン。ふもとのうちのあたりでも湿った雪になるのでないかと思っています。風も強く、山では吹雪になることでしょう。
かつて、4月の朝日連峰へ、春になったと登って行って吹雪でやられてしまったパーティがいくつもあります。4月は穏やかな日にはふもとではすっかり春、と思っても山ではまだまだ冬にいつでも戻る具合で、そのギャップのゆえに遭難の危険のある季節だと思います。充分にお気をつけて遊ばれて欲しいなと思います。