二日ぶりとなりました。

首の調子をよろしくなくしてからしばらく経ちますが、まだ右腕と肩に痛みがあり本調子でありません。飲んでいる薬でなんだかぼんやりともしていやはや、いまいち気合の入らない日々です。

先週の土日のことです。療養のため温泉に行ったり(これがね、意外に効き目があるんです)しておりましたが、家に引きこもっているのも嫌になってきて、山へしば刈りに、かんじき用の枝をもらいに少しだけ道沿いからわが家の山林へ入ってきました。

クロモジの芽はまだ硬いままです。丸っこい玉のようなのが花芽です。とんがったのは葉っぱの芽。
クロモジ

これがわが家の山の一部です。うちで所有している山林は家の近くを取り巻くようにあるんですが、北向きの日当たりがよくなく、急斜面のところが多くてスギの生育スピードはよくありません。その分、密にしっかり育つのかなと思うのですが。
わが家の山

新雪はそれほど多くなくすねの中ほどまででした。その下には2mほど積もっているはずですが、3月になると雪全体が締まってくるため足は埋もれていきません。
雪の深さ

この日は、かんじきの材料が欲しいなあ、ということで、オッカノキ(ウリハダカエデ)とスギかマンサクの枝を採りましょうと思っておりました。
あまり深くまでは山に入られないので、道沿いのこの場所にしたんですが、はて、こちらではあまりオッカノキは見かけません。あるかな?あるかな?と思って探していたら尾根の上まで着いてしまいました。
ちいさめのオッカノキはあるはずなんですが、雪の下に埋もれて伏しているのでしょうね。
尾根
尾根は、山林の持ち主の境界になっていることが多く、ここの尾根の左側の下前はうちの山ですが右は違う方のお山です。

すこし尾根を進んで見下ろすと、いつも通っている道路が眼下に見えました。
ここから落ちたらただではすみません。
晴れて穏やかな空模様で、木々の香り、枝から雪の落ちる音、遠くから小鳥の声やキツツキのととととと、っと木をつつく音が聞こえております。やっぱり山はよいですね。ほんのちょっとでもよいものです。
見下ろせば急斜面

あまり体を冷やすと首がよろしくないので、スギの枝だけ採取して帰ることにしました。
かんじきというと、上物はクロモジやマンサクですが、うちの小屋にあるものなどはスギのものもあり、普段に使うのにはよいのでないかと思っております。
それと、スギの枝は木の下のほうは、いずれ枝打ちしなければならないもので、つまり幾らでも手に入り、いだましぐない、というわけなのです。
ちょうどよい太さの枝が雪にひっぱられてぴーんとロープのように伸びています。
スギ
以前にも何度も書きましたが、日本海側のスギはすこし種類が違って、雪に対応ししなやかな材質になっています。枝の場合は年輪がものすごく混み、この太さでも10年以上は経過していることでしょう。毎年雪でこのように鍛えられておるのですね。

で、ほどよい太さのものをみつくろって数本いただきました。
枝をいただく

かんじきを結ぶのにオッカノキの皮でやりたいと思っていて、オッカノキはまだ手に入っておりませんからとりあえず必要な長さに切って皮を剥きました。
材料に

皮をむくのはなかなか手がかかって・・・。
そしたら、通りかかったじいさまが「あと半月もすると簡単にむけるんだ」とのこと。
3月には木が水を吸い上げて皮がはがれやすくなるそうです。それは知ってはいたのですが、もう3月だからよろしいでしょう、と思ったのでした。
木々はカレンダーで進んでいるわけではないですものね。
あと一点。
かんじきは、曲げるときはまだ皮がついていてもよろしいらしい。
昨年にかんじきのテストをした際、面倒なので皮をむかずに曲げたのですが、あちらが正しかったのですね。
なんでも、何度もやってみないとわからないものです。