先週のことです。
雪の降る数日前のこと。
里のうちの山にも紅葉がやってきて、しとしと冷たい雨が降ります。
山の草とか花とか虫とか-里の紅葉

昨年の春に植え付けしたナメコが出始めました。
今年はナメコの出るのが遅い遅いと聞いておりましたが、ようやく出たと思ったらいきなりいっぱい出ましたね。
山の草とか花とか虫とか-ナメコの様子

ふむふむ、ありますな。
週末にお仕事が入るなどして、ナメコの収穫が遅れるとふけて(育ちすぎる)しまうなあ、と心配しておったのですが、まだちょうどよい頃合のようでした。
山の草とか花とか虫とか-ナメコ
ちなみに、この木は雪で倒れたクルミの木でした。クルミは出始めまでの期間は短く、一気に出るのですが、あまり年数はもたないそうです。コナラあたりが良いのでしょうね。本来は。

なかなかぷりぷりと食いあんばいになっております。ひんやり冷たい雨も雫になってついています。水も滴るよいナメコですね。
山の草とか花とか虫とか-ナメコ2

イタドリの実がありました。
これはオオイタドリの実かなあ、と思いました。オオイタドリは春の新芽のころには茎を食べられます。
山の草とか花とか虫とか-イタドリの実

こちらはむかごのついたムカゴイラクサのようです。
あいこ、の仲間ですね。あいこと同じようにして若い芽の頃に食べられます。むかごも食べられそうな気がしますが、まだ食べたことがありません。
山の草とか花とか虫とか-ムカゴイラクサ

おっと、なにかちいさな葉があると思ったら、こんなところにワサビが生えてきています。
ナメコのほだ木は沢近くに置いてあるので、ワサビの生えるのにもちょうどよいのでしょう。
ワサビももちろん食べられますね。
山の草とか花とか虫とか-ワサビ

地面には茶色になった落ち葉がたくさんです。
落ち葉はさすがに食べられませんが、ここに写っている落ち葉のもとの木のイタヤカエデなどは、あれこれと道具を作るのに良い木です。
山には食べられるものやよい材料がたくさんあるものですね。
山の草とか花とか虫とか-落ち葉

ナメコは缶詰になって売っていたりすると、すごくちいさなまだ味も香りも無いようなものであったりしますね。つるんと食感を楽しむのでしょうか?
これは出たばかりのナメコですが、まだまだ小さいので大きくなってから収穫します。
山の草とか花とか虫とか-出たばかりのナメコ

うちで食べるのはこのくらいの大きさのものでした。
原木ナメコですね。うちの集落でも何軒かの家でキノコの栽培をしています。
うちではしいたけ、なめこ、ひらたけなどを出荷したことがありました。
自家消費だけだと、これにぶなかのが、や、もだしなども作ったことがあります。
山の草とか花とか虫とか-ナメコ ぷりぷり

裏側はまだ開ききっていません。
もうちょっと開いてぶわぶわと育ったものを好んで食べるかたもあります。
ナメコはそうですね。大きくこれくらいに育ったもののほうが味も香りも強くなって美味しいと思います。
こんなふうに育ち具合を選んで収穫できるのも、生産するものの特権ですね。
料理屋さんなどで、指先くらいの小さなナメコのすまし汁などが出たりしますが、あれは菌床栽培なのでしょうか?あまり香りが出てないように思います。
原木のナメコは、買うとなるとなかなかの高級品だそうです。うちでは秋に収穫したものを冷凍して(ナメコは不思議と冷凍しても美味しいなと思います)春まで食卓にのぼるのでありました。
山の草とか花とか虫とか-ナメコ 裏側

というようなことで、この日はバケツに三杯分の収穫でした。(前日には5杯ほど)
山の草とか花とか虫とか-ナメコ in バケツ

ぼくは山ではあまり熱心にキノコ狩りをしないのですが、まだそれほどキノコを食べるのに熱心でないのと、家で栽培しているので、わざわざ採らなくても充分にあるということでありました。もうちょっと若い時分にはキノコを食べるのはあまり得意でなかったのですが、年々、なかなか美味しいじゃないかと、そんなふうに思うようになりました。