寝袋の中でぐうぐう眠り、ふと気がつくと、小屋の外へ出て行くドアの音などがしていました。
窓の外を見ると、明るくなりかけています。
時間は5:30分。あらら、もうそろそろ夜明けになります。
小屋の外に出てみると、みなさんはもう起きて東を眺めていました。

日の出まではもうちょっと。
山頂方向を眺めると、登っている方が幾人かちいさなシルエットで見えました。

日の出が近くなると、雲がオレンジ色に照らされました。

この朝の朝日は奥羽山脈のちょうど笹谷峠のあたりからでした。
う~ん、あともうちょっと。

あ、太陽が見えた。
朝日を待つひとたち。

今回の登山には、遠くからの参加者もありました。
その中に、普段このブログを読んでくださっているゆめさん、という方があり、昨年あたりから、朝日連峰に一度登ってみたいとおっしゃっていて、今回ようやくの実現となりました。
(上の写真の一番左の方です)
朝日連峰に登ってみたいと聞いてから、東京からここの登山口までの交通アクセスなどを調べてみるとこれはなかなかたいへんです。
新幹線と在来線で、駅のあるところまではこられるわけですが、そこから登山口までもなかなか遠いんですね。クルマで来るにしても距離もあるし、土地勘無く来ると山道を走るのも不安でしょうし。
今回の企画の集合場所は、駅のすぐ近くだったので、列車で来る方にはちょうどよかったのだと思います。
それでも、前日の夜に街に泊まり、登って一泊、ううむ、たいへんです。
ぼくはここの登山口には家から30分ほどクルマを運転して着くので、すぐに登れる山なんですが、遠くからだとほんとにたいへんだと思いました。
(そのアクセスの不便さが山の静けさになっているのでしょうけれど)
中岳も朝陽を浴び始めました。

照らされる雲海。
太陽の右下あたりが雁戸山、そこから右に蔵王が見えます。

その近くを見ると、頭殿山から愛染峠にかけての稜線を雲が乗り越えて滝のようになっておりました。まさに雲海です。

鐘、鳥海、月山。

北に遠く、遥かに遠く、写真の中央、岩手山らしきシルエット。

近くの小朝日岳からその奥。
幾重にも重なる尾根に並ぶちいさなピークたちが陽射しのグラデーションの中にありました。

参加者のおひとりが、しみじみと鐘を愛でておりました。

小屋番さんが直したこないだの台風で一部はがれてしまった小屋の外壁の補修跡。
管理人の部屋にまで水漏れしてしまったそうです。
ここの風は半端でないのです。

と、そのように朝の時間を過ごし、そのあとに朝ごはんを食べ、一夜を過ごした小屋を出発したのは朝の7時30分。

さようなら、大朝日岳、さようなら大朝日小屋。
このあと、古寺鉱泉へ下山を開始しました。
なお、記事ではさようならしたばかりですが、明日の朝からまたこの山へ行かないといけない用事があり、出かけてまいります。荒れ模様なので、下手したら雪かな?などちょっと心配ではありますが行ってまいります。みなさま、ごきげんよう。
窓の外を見ると、明るくなりかけています。
時間は5:30分。あらら、もうそろそろ夜明けになります。
小屋の外に出てみると、みなさんはもう起きて東を眺めていました。

日の出まではもうちょっと。
山頂方向を眺めると、登っている方が幾人かちいさなシルエットで見えました。

日の出が近くなると、雲がオレンジ色に照らされました。

この朝の朝日は奥羽山脈のちょうど笹谷峠のあたりからでした。
う~ん、あともうちょっと。

あ、太陽が見えた。
朝日を待つひとたち。

今回の登山には、遠くからの参加者もありました。
その中に、普段このブログを読んでくださっているゆめさん、という方があり、昨年あたりから、朝日連峰に一度登ってみたいとおっしゃっていて、今回ようやくの実現となりました。
(上の写真の一番左の方です)
朝日連峰に登ってみたいと聞いてから、東京からここの登山口までの交通アクセスなどを調べてみるとこれはなかなかたいへんです。
新幹線と在来線で、駅のあるところまではこられるわけですが、そこから登山口までもなかなか遠いんですね。クルマで来るにしても距離もあるし、土地勘無く来ると山道を走るのも不安でしょうし。
今回の企画の集合場所は、駅のすぐ近くだったので、列車で来る方にはちょうどよかったのだと思います。
それでも、前日の夜に街に泊まり、登って一泊、ううむ、たいへんです。
ぼくはここの登山口には家から30分ほどクルマを運転して着くので、すぐに登れる山なんですが、遠くからだとほんとにたいへんだと思いました。
(そのアクセスの不便さが山の静けさになっているのでしょうけれど)
中岳も朝陽を浴び始めました。

照らされる雲海。
太陽の右下あたりが雁戸山、そこから右に蔵王が見えます。

その近くを見ると、頭殿山から愛染峠にかけての稜線を雲が乗り越えて滝のようになっておりました。まさに雲海です。

鐘、鳥海、月山。

北に遠く、遥かに遠く、写真の中央、岩手山らしきシルエット。

近くの小朝日岳からその奥。
幾重にも重なる尾根に並ぶちいさなピークたちが陽射しのグラデーションの中にありました。

参加者のおひとりが、しみじみと鐘を愛でておりました。

小屋番さんが直したこないだの台風で一部はがれてしまった小屋の外壁の補修跡。
管理人の部屋にまで水漏れしてしまったそうです。
ここの風は半端でないのです。

と、そのように朝の時間を過ごし、そのあとに朝ごはんを食べ、一夜を過ごした小屋を出発したのは朝の7時30分。

さようなら、大朝日岳、さようなら大朝日小屋。
このあと、古寺鉱泉へ下山を開始しました。
なお、記事ではさようならしたばかりですが、明日の朝からまたこの山へ行かないといけない用事があり、出かけてまいります。荒れ模様なので、下手したら雪かな?などちょっと心配ではありますが行ってまいります。みなさま、ごきげんよう。