これは秋祭りの前の日の午後、杭を立てていた日に撮っていた花です。

今までもあったのかどうなのかあまり記憶にありませんが、ヤクシソウが咲いていました。
ニガナそっくりの花、茎を深く抱く葉。特徴的ですね。ずいぶん背の大きくなる草のようで1m以上の高さがあったかと思います。
山の草とか花とか虫とか-ヤクシソウ

こちらの花壇に咲いているような色合いの花もこれまで見た記憶がありません。
コシオガマです。
淡いピンク色に繊細な造形の葉。
山の草とか花とか虫とか-コシオガマ前から

茎がすっと立って、葉と花がおなじところから出ていました。
山の草とか花とか虫とか-コシオガマ

下の方の葉は、紫色になりつつありました。
山の草とか花とか虫とか-コシオガマ葉

お祭りの翌日は台風がやってきて山形県付近も通過し、雨と風の一日になりました。
時折強く降りました。これでは田んぼの仕事ができません。
山の草とか花とか虫とか-台風の雨

仕方が無いのと、時間が出来たのでちょっと遠くの街へお買い物に出かけました。
川はまた水かさが多くなり、濁りも強くなっています。
この時間帯ではもう雨は弱まっていましたので、川の水はこれ以上多くはならないだろうなと思いましたが、しかし今年は濁りがとれません。魚たち、どのように過ごしているものでしょう。
山の草とか花とか虫とか-川

お買い物に行って、帰り道。
台風は通過していったようです。
奥羽山脈にかかる雲。
その上は、青空が見えてきていました。
山の草とか花とか虫とか-台風のあとの奥羽山脈

台風の直後は、空の色がいつもと違ったりすることがありますね。
なんというか、彩度の高い鮮やかな青色です。
山の草とか花とか虫とか-青い空

買い物の先は、カメラ屋さんでした。
中古でちょうど欲しいレンズがおいてありました。
山の草とか花とか虫とか-EFS18-55mm

これはEFS18-55mmというキヤノンのレンズです。
初めてデジタル一眼レフカメラを買う場合、レンズと本体のセットで買う方が多いのかなと思うのですが、このレンズはそのセットによくあわせてあるレンズです。
あまり望遠にならないし、明るく撮れる(F3.5-5.6)わけでないのであまり使わずに手放してしまう方が多く、中古でも程度のよいものが出回っています。
このレンズの特徴は、とにかく軽いのと特徴はないけれどクセもない、というようなところです。
レンズはいくつか持っているのですが、キヤノンのカメラのほうは18-135mmというのを最初に買っていたので、こちらは持っていませんでした。

カメラのレンズには、18-300mm(数字は焦点距離のことです。大きい数字ほど望遠で撮れます。)というような高倍率ズームのレンズもありますが、そういったものはたいてい画質があまりよろしくなく、重く長くなってしまいます。画質のよいのは単焦点(ズームできない)のものなんですが、それだとレンズを交換しないと広い範囲を撮ったり、望遠にしたりはできません。

山で写真を撮るのに、キヤノンのカメラも使いたいけれど、レンズも重いしどうしたものかと思っていたところに、このレンズが思いのほか手ごろなものだから買うに至ったのですね。

どんな道具もそうですが、性能が立派でも重かったり面倒だとあまり持ち歩かなくもなってしままうものですね。レンズが良かろうがなんだろうがそもそもカメラを持っていかないと、一枚も撮られない、という・・・。

ここから数日間、実際に使ってみていましたが、ううむ、画質そのものはちょっと不足というか撮れ具合は単焦点レンズや大口径レンズに比べれば淋しい感じがしてしまうのは否めません。
でも、とにかく軽いので、ああ、山に持って行きたいなという感じがたしかにしております。