大朝日岳の直下、大朝日小屋の周りにはちょっとした草原が広がっています。
ピンクの花咲く一角がありました。

ナデシコの花がふんわりと花びらを広げておりました。
小屋にいた方から、「カワラナデシコでしょうか?タカネナデシコでしょうか?」と聞かれ、タカネナデシコなのでないでしょうかねえ?とお答えしたのでしたが、山にあるからタカネナデシコだろうと、実はぼくもそのくらいの認識でしかないのでした。(やはりなんでも疑問に思って調べてみなければいけないものですね)
ぼくの持っている図鑑には、カワラナデシコの基本種にエゾカワラナデシコというのがあり、その変種がタカネナデシコであると書いてありました。
タカネナデシコは苞が2対と書いてあるものの、エゾカワラナデシコも2対と書いてありどうもよくわかりません。信頼できる方のネットでの記載を見ると、苞の先っちょがタカネの場合には伸びているとあり、それで一応、これはタカネナデシコなのかあ、と。
でも、やはりまだ判然としません。

判然としないと言えば、アザミの仲間です。
アザミの仲間は、たいへんにわかりにくい種類の草のひとつですね。
各地に特産種があり、分布する範囲がそれぞれに狭く、変異もあるようです。

撮っておくべき箇所がいくつかあり、葉っぱの付け根なども大事なようです。

花の付き方や葉の様子、分布域からナンブタカネアザミであろうかと思うものの、やはりよくわかりません。
最近になって、国立科学博物館の研究部のサイトに「日本のアザミ」というコーナーが出来、これがなかなか面白い特集のようになっています。市販の図鑑には載っていない種類のものも記載されていてたいへんに参考になります。せめて山形県内に分布するアザミは確認してみたいなあ、という気持ちになっております。

小屋から北へちょっと進んだところにあるムシトリスミレも今年も見られました。
ちいさな虫たちがくっついていました。花の時期はもう過ぎてしまったようです。

チングルマも花はもう見当たりませんでした。
雪の残る近くに行けば咲いてるものもありそうですが。

くるくる、トモエシオガマ。

タカネマツムシソウの茂み。

こんなふうに草を眺めたり、小屋番さんとコーヒーを飲んだりしながら1時間30分ほど過ごし、帰途に着きました。
さようなら、大朝日小屋。楽しい時間はあっというまに過ぎるものですね。

昨年あたりにマツノクロホシハバチに食べられたハイマツの枝は、一部先っちょに新しい葉の生えているものもありました。たくましいですね。ちょんまげですね。
ハイマツの風下で、ハバチの成虫のようなのが飛んでいるのをみかけましたが、ずっと飛び回っておりよく眺めることも撮影もできませんでした。

奥の院のあたりまで進み、振り返るとガスが北西からやってきていました。

久々に山に行ったのがうれしいために、しつこくちまちまと書いておりますが、次回で下山の予定です。
ピンクの花咲く一角がありました。

ナデシコの花がふんわりと花びらを広げておりました。
小屋にいた方から、「カワラナデシコでしょうか?タカネナデシコでしょうか?」と聞かれ、タカネナデシコなのでないでしょうかねえ?とお答えしたのでしたが、山にあるからタカネナデシコだろうと、実はぼくもそのくらいの認識でしかないのでした。(やはりなんでも疑問に思って調べてみなければいけないものですね)
ぼくの持っている図鑑には、カワラナデシコの基本種にエゾカワラナデシコというのがあり、その変種がタカネナデシコであると書いてありました。
タカネナデシコは苞が2対と書いてあるものの、エゾカワラナデシコも2対と書いてありどうもよくわかりません。信頼できる方のネットでの記載を見ると、苞の先っちょがタカネの場合には伸びているとあり、それで一応、これはタカネナデシコなのかあ、と。
でも、やはりまだ判然としません。

判然としないと言えば、アザミの仲間です。
アザミの仲間は、たいへんにわかりにくい種類の草のひとつですね。
各地に特産種があり、分布する範囲がそれぞれに狭く、変異もあるようです。

撮っておくべき箇所がいくつかあり、葉っぱの付け根なども大事なようです。

花の付き方や葉の様子、分布域からナンブタカネアザミであろうかと思うものの、やはりよくわかりません。
最近になって、国立科学博物館の研究部のサイトに「日本のアザミ」というコーナーが出来、これがなかなか面白い特集のようになっています。市販の図鑑には載っていない種類のものも記載されていてたいへんに参考になります。せめて山形県内に分布するアザミは確認してみたいなあ、という気持ちになっております。

小屋から北へちょっと進んだところにあるムシトリスミレも今年も見られました。
ちいさな虫たちがくっついていました。花の時期はもう過ぎてしまったようです。

チングルマも花はもう見当たりませんでした。
雪の残る近くに行けば咲いてるものもありそうですが。

くるくる、トモエシオガマ。

タカネマツムシソウの茂み。

こんなふうに草を眺めたり、小屋番さんとコーヒーを飲んだりしながら1時間30分ほど過ごし、帰途に着きました。
さようなら、大朝日小屋。楽しい時間はあっというまに過ぎるものですね。

昨年あたりにマツノクロホシハバチに食べられたハイマツの枝は、一部先っちょに新しい葉の生えているものもありました。たくましいですね。ちょんまげですね。
ハイマツの風下で、ハバチの成虫のようなのが飛んでいるのをみかけましたが、ずっと飛び回っておりよく眺めることも撮影もできませんでした。

奥の院のあたりまで進み、振り返るとガスが北西からやってきていました。

久々に山に行ったのがうれしいために、しつこくちまちまと書いておりますが、次回で下山の予定です。