昨夜もサーバの状態がおかしいためか、写真を載せられずに記事を書くのを諦めてしまいました。ちょっと困りますね。

さて、先週末に出かけた報告です。
でかけた先は、飯豊町と山形市でした。
先週末は、東北地区の山岳競技会(国民体育大会のブロック大会も兼ねてだそうです)が山形県を会場に実施され、ぼくの所属している山岳会が所属している山形県山岳連盟が運営するためにお手伝いに行っていたのです。
一日目の26日は、会場準備と開会式のみでした。
山の草とか花とか虫とか-会場

開会式の会場の窓から飯豊連峰が見えるはずの方向を眺めますが、雲で山は見えません。残念。
山の草とか花とか虫とか-山は見えません

開会式です。
東北の6県から選手が集まりました。
山の草とか花とか虫とか-開会式

一日目の宿へ。
運営スタッフのお宿は少年自然の家でした。
山の草とか花とか虫とか-一日目の宿へ

夕食。
大人になってから少年自然の家に泊まって食事という機会がなかなかありません(いえ、結構あるかもしれませんが)から、なんだか新鮮です。
山の草とか花とか虫とか-一日目の夕食

自然の家のなかは、なんとなく学校っぽいかんじですね。
二階の宿泊の部屋の集いのスペースに、「すずめだまり」という表記がありました。
※一階のおなじような場所には「めだかだまり」とありました。
山の草とか花とか虫とか-すずめだまり
食事が済むともう夕暮れで自然の家の周りの植物観察などは充分にはできませんでした。
夜には、灯りにツノトンボやセミの集まるのを見たりはしました。

朝、古い道具が展示してあったりもしました。
馬と牛用のわらじだそうです。どんなときに履いたのでしょうね?
山の草とか花とか虫とか-うまとうし用わらじ

二日目はクライミングのうち、リード競技の日でした。
ぼくは「アイソレーション」のお手伝いでしたから、登っている様子は撮られませんでしたが、こんなふうな壁(写真は、3日目の会場となったクライミングジムの普段の壁を数ヶ月前に行った際に撮っていたものです)に、手や足をかけるでっぱりがつけられているところを選手が登っていきます。
「リード」のほうは、ロープを使って高いところまで登る競技でした。
山の草とか花とか虫とか-リード壁
※「アイソレーション」は、まだ登っていない選手が壁を見たり、ほかの人が登っているのを見ていたおなじチームの方から情報をもらったりできないように選手をアイソレーションルームに閉じ込めておくのです。選手はトイレに行くにも、ぼくのようなお手伝いのスタッフに同行してもらって監視下で移動しないといけません。なかなか厳しいですね。

ロープは、カラビナ二枚を短いシュリンゲでつないだようなもの(ヌンチャクというらしい)に通しながら登っていました。
山の草とか花とか虫とか-ヌンチャクのついたの

県岳連の用事で出かけているのに、二日目は一度も山っぽいこともなく体育館の屋内で過ごして(監視の係だと、自分も監視されてるように移動できないものなのですね)、二日目の夜の宿泊所へ。
こちらは、県の体育館の合宿所です。これまた懐かしい感じのベッドですね。
山の草とか花とか虫とか-合宿所

翌朝、合宿所の玄関前から山形城の一部を復元したところが見えました。
ここは広い公園になっていて、草や虫の観察も楽しかったりします。
・・・が、三日目の競技の運営にでかけないといけません。
山の草とか花とか虫とか-山形城一部復元

三日目は、山形市にあるクライミングジムを会場にボルダリング競技でした。
アイソレーションルームは屋内の駐車場です。
山の草とか花とか虫とか-アイソレーションルーム

三日目も選手の監視を・・・。
それと、会場の設営や荷物運搬などでした。
おなじく競技の様子は撮られません。
山の草とか花とか虫とか-ボルダリング会場入り口

同じジムのボルダリングの壁の様子です(これも以前に撮っていたものです)。
ボルダリングは、リードと違ってロープを使わずに短い課題を登ります。
短い分、よりアクロバティックだったり、無理っぽい感じの課題になっていました。
・・・ぼくには難しすぎて一つもクリアできそうにないように見えました。
山の草とか花とか虫とか-ボルダリングの壁

そんなふうに時間は過ぎていき、閉会式です。
東北では岩手、宮城がかなり圧倒的なパフォーマンスでありました。
山の草とか花とか虫とか-閉会式

というわけで、あっという間の三日間でありました。
やっぱり不思議なのは、山岳競技なのに野外でなにかしらする、というのがまったく無いことでありました。
かつては、ほんものの山の縦走も含めての競技として実施されていたりもしたようなのですが、今は屋内の人工壁で登る技術を競うものとなっているようです。

ほかの県から来た役員さんから聞いたことでは、この競技に参加する方のなかには実際の山登りはしないけれど、屋内のクライミングだけはする、という選手もあるようなことで、ジュニア(高校生まで?)の部の選手のうち、結構な割合で、卒業後には山登りなどはしない。ということもあるような事情だそうです。残念なことです。

「競技」で、「技」を「競う」ために、屋内の誰もがおなじコンディションを確保できる人工壁で実施するのでしょうけれど、山の楽しみを広げるために競技会をするのに、それがその後の山登りへつながっていかれない現状というのはなんとも痛し痒し、という感じがしました。
特に若い選手のみなさんには、ほんものの山に行って草や虫や、雲や星や、そういったものの楽しみを感じてほしいなあと思った三日間でありました。

ともあれ、選手のみなさまが真剣にがんばっておられ、関係者のみなさまもたいへんごくろうさまでありました。今度はぜひどこかの山でお会いできたらなあと思います。