昨日のこと、知り合いから誘われるまま、幻の左荒線レトロバスツアーへ参加してきました。
朝の10時に駅に行くと、古いバスがちょうどやってきたところでした。
山の草とか花とか虫とか-レトロバス

この駅、幾度か登場しておりますが、JR左沢線の左沢駅というところです。
地図で見るとこのような感じです。山形市からここまでちょこんと伸びたルートになっています。戦前のこと、この左沢から荒砥というところまでこの路線がつながる計画になっていたそうです。戦争に入ったことで計画は中止したままとなり実現に至らなかったそうです。
山の草とか花とか虫とか-地図

わかりにくいので、地図に線を入れてみました。
赤い線は、山形新幹線も通っている奥羽本線です。黄緑の線が、山形市で分岐してくる左沢線。
南陽市とあるところから伸びているピンクの線が山形鉄道のフラワー長井線。黄緑とピンクをつなぐ水色が幻の左荒線を想定して(つまりテキトウに)記入したものです。
左沢の左、荒砥の荒、で左荒線、というネーミングですね。
しかし、実現していたら、山形内陸循環線、とかそういった名前になっていたかもしれません。
山の草とか花とか虫とか-地図線入り

待つことしばし、列車が来ました。
今回の参加者で遠くからいらっしゃる方が列車でやってきたのです。
この日は天候がよろしくなかったのかぼくも含めて4名でのツアーになりました。(定員は8名、最小催行人数は1名からだそうです。)ほかの3名のうち、こちらの地元の方が1名、ほかの2名は仙台からの参加でした。山形への観光の方は仙台の方がたいへんに多くあります。
山の草とか花とか虫とか-列車が来た

最初の見学場所は、駅舎につながっているお祭りの屋台などをおさめてあるところでした。
・・・これは、引っ張ったこともあります。秋にお祭りに使うものですね。以前にも載せたので略。
山の草とか花とか虫とか-駅内の見物

その後、バスに乗りました。
このバスは設計は90年ほど前のものだそうでそれを30~40年ほど前に復刻し、数年前に山形に来たようなことです。窓は木枠でフレームなどもずいぶん古いような設計でした。エンジンやそういったのは最新式だそうです。
山の草とか花とか虫とか-バスの中

バスに揺られて数分、駅から北東、楯山という山の公園へ来ました。
ここからは最上川と最上橋、街並みがよく見えます。
写真の右上、一番遠くに見える山の向こうにこの日の目的地の荒砥があります。
なお、一番遠くに見える山は白鷹山で虚空蔵菩薩様が納めてあり、何十年も昔には5月の高い山(虚空蔵さまのお祭り)では、ここの町の若い衆が自転車で遠乗りして向かったようなことを聞きます。
山の草とか花とか虫とか-最上川と最上橋

下流側、天気が良いと蔵王なども見えるんですが。
川は河畔林に包まれながらうねうねと流れていきます。ここはボートやカヌーで下るとたいへんに気持ちよいのです。
山の草とか花とか虫とか-その下流側

ガイドさんの説明の様子。
ここで最上川舟歌を披露してくれました。(このツアーはあと数回あるようですがガイドさんによってちょっと違うようです)
山の草とか花とか虫とか-ガイドさん

その後に、楯山から下山し線路沿いをバスが進みます。
ふと停まり、線路沿いにある歌碑へ。
歌碑1 「南より音たてヽ来し疾きあめ 大門外の砂を流せり」斎藤茂吉
これは高野山で詠まれた歌であるそうですが、この左沢を茂吉が訪れた際に、自ら揮毫したものを彫ったということです。
山の草とか花とか虫とか-歌碑 高野山大門の歌

その次に訪れたのは、モモのタネを加工して茶筒などを作る工房でした。
ところが、その玄関に見事にアサガオが咲いており、
山の草とか花とか虫とか-アサガオ

今年始めて見る見事なアサガオを夢中で撮っている間に工房の見学はおおむね終了。
山の草とか花とか虫とか-アサガオとレトロバス

このあと、最上川沿いを散策します。