こないだの夕方の朝日連峰方向。
夕焼けと日暮後の群青色の夜空の気配が隣り合っています。
山の草とか花とか虫とか-夕焼けの朝日連峰

赤見堂岳はオレンジ色に包まれておりました。
山の草とか花とか虫とか-夕空と赤見堂岳

今日の昼には入道雲が育ってきていました。
青空に白い雲、むくむくと湧きあがり輪郭がはっきりしては崩れ、一時も同じ形に留まらず見飽きることがありません。
山の草とか花とか虫とか-入道雲

夕方あたりにはすこし雨が降り、そのせいでしょうか、大頭森山は雨の気配残る空気の向こうに霞んでいました。
山の草とか花とか虫とか-通り雨のあとの大頭森山

雨は降るには降ったのですが、今年はやはり雨が少なく経過しています。
川はかなり水が少なくなっています。
アユの群れが泳いでいるのが見えました。まだちっちゃいですね。
山の草とか花とか虫とか-アユ群れる

田植えから約一ヶ月が経過した田んぼ。
苗はかなりしっかりしてきました。
山の草とか花とか虫とか-田んぼ

田植え後に水が不足してあまり水を張っておけなかったところでは、草たちが育っています。
あららまあ。
これはアカバナやアゼナ、ハシカグサにコケオトギリなどでした。水を深めにすると草が余分に生えるのを抑制でき、おたまたちも土の表面をかき混ぜてくれるのですが、水が張ってないとだめですね。これらはそんなに大きくならない草たちなので特段に稲の生育には支障がないだろうなあと思っています。イグサなどがたくさんになるとちょっと困ります。
山の草とか花とか虫とか-草たち

田んぼにはカラスの足跡。
山の草とか花とか虫とか-カラスの足跡

タヌキの足跡。
山の草とか花とか虫とか-タヌキの足跡

そしてこのところ目だってきたのはちびガエルたちです。
しっぽがまだ残っていますね。ちいさなちいさなカエルです。
山の草とか花とか虫とか-ちびガエル

ちいさいけれど、ぴょこんぴょこんと跳びます。しっぽもあって手足もあって、太古の恐竜の姿を彷彿とさせますね。
山の草とか花とか虫とか-ちびガエル2

あっちにもこっちにもちびガエルだらけ。
山の草とか花とか虫とか-ちびガエル水の中

畦を歩くと、あちこちにちびガエルがいてうっかり歩いていられないほどです。(いくらか踏んでしまっているかも)
これからいくらかの時間の後に、ちびガエルたちは森や草むらや集落のあちこちに旅立っていくことでしょう。さようなら、さようなら、どうか元気でいてほしいと願っております。
山の草とか花とか虫とか-オオバコとちびガエル

心配なのはまだカエルになっていないおたまじゃくしたちです。
不思議なことに、水が充分あるようなところの田んぼのおたまじゃくしは大きくはなってもまだカエルになりません。(もしかして、水が減ってきてようやくカエルになる、ということもあるのでしょうか?今後に要観察です。)
山の草とか花とか虫とか-あし付きのおたま

今回の写真を見ていただくとわかるとおり、田んぼの水は徐々に少なくしています。
田植えから約1月。これからは中干しという水管理の過程に入ります。
田んぼはずっとおなじように水を張っておくのでなく、増やしたり減らしたりして稲の生長にあわせて調整するのです。
ずっと水をたくさんにしておくと、稲は育ちすぎて葉っぱばっかり立派になったり、根が軟弱になったりします。ここらへんで一旦水の不足を感じさせて根をしっかりさせ、水を引くことで土壌中の・・・むにゃむにゃ(以下略)。です。
今年は田植え後に暖かい日が続いたために苗の活着がよく、生長が速いようで、じいさまからは、もう中干ししなさいと先週あたりからせかさせているのですが、そうなんですね。おたまじゃくしたちがまだ充分にカエルになっていません。
干せばおたまたちは干からびてしまうので、それがむつこさくて(可哀想で)干せずにいたのです。
しかしながら、ここ数日でカエルになる卒業生たちが増えてきましたので、今日の夕方に全部の田んぼを落水することに意を決しました。
これから数日かけて、田んぼの表面に軽くひびが入るくらいまで乾かすため、おたまもいくらか間に合わないものがあるかもしれません・・・。(おたまの殺戮者と罵ってくださって結構です)
稲が充分に育たないと、ごはんが食べられないし田んぼをやめようということになるかもしれません。田んぼをやめてしまったら、そもそもカエルたちのふるさとが失われてしまうのです。
しかしながら、目の前のおたまじゃくしたちが干からびるのを見る胸の痛み、これはいかんともしがたいものであります。(手ですくえるところのものは水溜りに移すかもしれません)
命を落とすおたまじゃくしたちは、タヌキやカラスあるいは、分解されて稲に吸収され、ぼくのおなかに入ることでありましょう。

こないだ草刈りで刈り残したアザミにはクマバチが訪れていました。
山の草とか花とか虫とか-アザミとクマバチ

水は落としたものの、これからちょうどよい具合に雨などあってちょっとでも多くのおたまがカエルになれたらよいなあ、とやっぱり諦めきれない夜であります。