沢沿いの道を進んでいくと、沢が深くなり日当たりのよろしくないところに雪が多くなってきました。
山の草とか花とか虫とか-雪の道

このルートは、一部ちいさな沢の中を進みます。初めて通るかたなどは、ここでもう道を見失ったと思って引き返す方もあるそうです。
山の草とか花とか虫とか-沢の中を進む

ショウジョウバカマがちょうど咲いておりました。
山の草とか花とか虫とか-ショウジョウバカマ

道は雪のしたになったりして見えにくくなっていましたが、踏み跡が続いておりますね。(写真の沢の雪の右側)
山の草とか花とか虫とか-雪の向こうの道へ

もう少し進むととある尾根の下端から一気に登っていきます。
登る途中にセミの抜け殻がありました。
新しく見えるので最近羽化したエゾハルゼミでありましょうか。
山の草とか花とか虫とか-蝉のぬけがら

汗が出てきますね。
急な箇所はさほど長くなく、登りきると明るいブナの道になりました。
山の草とか花とか虫とか-ブナの道

ゆるゆると登るブナの道を歩いていきます。
そうですね。夏の山登りはこんな感じだったのですね。体が夏山の楽しさを思い出すようですね。
山の草とか花とか虫とか-続くブナの道

しかし、先輩たちの速いこと速いこと。
草刈りした痕跡があるので、作業しながら通っていったことは間違いないのですが。
そして、この日はブヨがたいへんに多く飛んでいました。
トンボたちが山へ登ってくるまでの間には、ブヨがたくさん集まってきます。
ぼくはブヨの虫刺されは平気なので虫除けもネットも使いませんが虫刺されが嫌な方はちょっと苦労するかもわかりません。

黄緑色の星のような花はミネカエデの雄花のようです。
山の草とか花とか虫とか-コミネカエデの花

遠くから音が聞こえてきて、あ、そろそろ追いつくなと思ったら、ちょうど畑場峰の分岐のところでありました。
雪、ここにもありますね。今年はやはり多いような気がします。
山の草とか花とか虫とか-合流 畑場峰分岐

空は青空。
山の草とか花とか虫とか-青空

ぼくは出発が10時過ぎで、分岐に到着したのはもう昼に近く、まあ、昼食にしてしまいましょうというようなことになりました。
なんだかね、お昼ごはんを食べにきただけ、なんてことでないとよいのですが。
近くにオトシブミの落とし文がありました。たまごを葉っぱでくるんであるのですね。
山の草とか花とか虫とか-オトシブミの落とし文

のんびりごはんを食べまして、午後からの作業に入ります。
畑場峰は、古寺鉱泉からの登りと、ブナ峠のおばさまのところからのルートの合流するところになっています。
そこから上も少し作業しましょうということで進んだものの、道は雪になっていて草刈りも倒木処理も出来ないので、古寺鉱泉側へ周回するように作業を進めることとあいなりました。
山の草とか花とか虫とか-道の先