ウスバシロチョウがあちこち舞っております。
ほかのチョウと違って特徴的なのはその飛び方です。ひらひらと飛ぶのでなくて、すい~っと滑空うするのです。うちの近くは東向きの斜面になっていて、彼らの飛ぶのにちょうどよい風の具合は午前中であるのが多いので、朝の早くや夕方にはなかなか飛ぶ様子が撮られません。
山の草とか花とか虫とか-ウスバシロチョウ

さて、こないだの日曜日のことです。
5月15日に載せた「ショウブを見に行く」の行事のしょうぶたたきが、街の町内会の子ども会で開催されるとのことで朝からショウブとよもぎを摘むのにお付き合いしておりました。
朝から子どもたちは元気なことですね。
山の草とか花とか虫とか-よもぎつみ

ぼくはよもぎ摘みのほうにお付き合いしており、ショウブを摘むのは見られませんでしたが、トラックに乗ってやってきました。大きく育っていたんですね。
山の草とか花とか虫とか-しょうぶ
今では珍しくなった行事であるのか、県内の新聞などにその様子が載ったようでありました。

さて、その用事が済んですぐに山へ向かいます。
竜ヶ岳。周りの木々はすっかり葉の色を濃くしており、緑が滴るという形容詞がしっくりくる時期になりました。
山の草とか花とか虫とか-竜ヶ岳

この日の山遊び、いえ、ふたつめの用事は登山道の手入れでありました。
朝日連峰の夏山開き(山開きは小国のほうでも催されるそうです)の神事がある鳥原山へのルートのひとつ、ブナ峠からの登山道を手入れします。先輩方は、先に出発して作業を開始しております。
急いで追いつかねばなりませんが、おばさまに挨拶しないといけない気がしてたちよりました。
おばさま、しばらくのご無沙汰をいたしました。
山の草とか花とか虫とか-おばさま

ブナ峠からの登山道は、しばらくを沢沿いのスギの木立の中を進みます。
山の草とか花とか虫とか-ブナ峠登山口付近

沢は曲がりくねっており、いくつかの橋を渡ってまいります。
山の草とか花とか虫とか-橋

雪のためでしょうか。落ちてしまう橋もあります。
今すぐは直せませんが、そのうちに直さないといけませんね。
このルートは今のところ、登山靴よりゴム長靴のほうが具合がよいようです。
ゴム長で山登りするのは、足が慣れないとちょっと疲れますが、岩場でないなら、慣れれてしまえば登山靴と変わりありません。
山の草とか花とか虫とか-落ちた橋

ミズバショウは花の時期から葉の時期になっているところも見受けられました。
こうなると葉っぱがまさにバショウという感じですね。バショウの葉のように化けるので葉が育った状態を俗に、バケバショウ、と呼んだりします。バケバショウの呼称は図鑑には載っていませんが、図鑑なんてのは呼び名の一例が載っているだけのことなので間違いというわけではありません。
山の草とか花とか虫とか-ミズバショウの道

リュウキンカもまじってきましたね。
山の草とか花とか虫とか-ミズバショウとリュウキンカ

リュウキンカの葉はなんとなくワサビに似ている気がします。
そのしたにヒキガエルが抱き合っておりました。
山の草とか花とか虫とか-ヒキガエル

リュウキンカの茂み。黄色いですな。
山の草とか花とか虫とか-リュウキンカの茂み

進むにつれて雪も見えてきました。
その近くのミズバショウはまだ花の状態のものもありました。
山の草とか花とか虫とか-雪が見えてきた

先輩たちは作業しながら進んでいるはずなのですが、なかなか見えてきません。
こちらは作業しないで急ぎ足で追いかけているんですが。
ちと汗をかいてまいりました。
道沿いのサンカヨウ。ひょうたんみたいなくびれた形の葉に白い花が数輪咲きます。
山の草とか花とか虫とか-サンカヨウ

沢沿いのシラネアオイ。
後の風車みたいな形の葉はヤグルマソウですね。
山の草とか花とか虫とか-シラネアオイ

背中にはチェンソと燃料やチェンソオイルなどを背負子で背負っていて、荷物が安定しないものですからだんだん重く感じてきました。背負子ばちぇっといづぐってしぇえ塩梅ささんなねなと思っております。
進むにつれてスギの木立はブナに変わっていき、周囲はエゾハルゼミの蝉時雨となってまいりました。

つづきます。