こないだの土日は、田植えをしました。

田植えの際には、田植えながぐつというのを履きます。
昨年に、ゴムが傷んで切れ、水が入ってしまうようになったので、新調しました。
生地が薄く、足にフィットします。中で濡れると、脱ぐのがすごく大変。
ゴム底は薄くて、はだしよりもまし、くらいなものです。
山の草とか花とか虫とか-田植えながぐつ

クボタの春風という田植え機です。良い名ですね。高校生のころからのぼくの愛車であります。
古いものでクラッチの調子が良くなく、ギアがつながらなくなってしまって焦ったのですが、押したりひいたりしているうちに直りました。
エンジンでタイヤが動くのですが、それを一輪車を押すように田んぼのなかを一緒に歩いていきます。
山の草とか花とか虫とか-クボタ 春風

しろかきをしたあとは、水を多めに張っておいたのですが、田植え前に、土の表面にさらっとかかっているくらいまで水を抜きます。
段々の田んぼになっており、ちいさいのはこれくらいの大きさしかありません。
4往復してはじっこをもう一回ふちどるように植えて歩きます。
屋根のペンキ塗りと同じで、一度歩いて植えたところはもう一度歩くと苗を踏んでしまうのでちょっとね、考えながら歩かないといけません。
山の草とか花とか虫とか-棚田のちいさいの

水の中にはちいさく黒い楊枝の先、くらいのオタマジャクシがおりました。
う~ん、なんのオタマでしょう。アマガエルかな?
山の草とか花とか虫とか-オタマジャクシ

水面は静かで、向こうの林が映っておりました。
山の草とか花とか虫とか-水面

田んぼのなかを春風(機械の名前ね)と一緒に歩いていきます。
曲がるのは手で横に動かすだけで一輪車の操作とおんなじです。
まっすぐ植えるのがなかなか上手いこといきません。
山の草とか花とか虫とか-進む進む

まっすぐかな?上手にできたかな?と気にしながら植えていくのですが、じいさまの言うことには、「植える列が曲がってもコメ粒は曲がりゃしないので気にせぬでよい」とのことです。
山の草とか花とか虫とか-並ぶ苗

これはイネの苗です。
昔は、家でちいさなハウスをこしらえたりして作っていましたが、それは温度と水管理でつきっきりでやらないといけないので、数年前から農協で共同で育てたのを買うようになりました。
それも悔しくはあるんですが、全部自分でやるというのにこだわって結局田んぼをできないということになっては元も子もありません。
子どものころにじいさまに借りた田んぼの教科書には、「よい作物はよい苗から」というようなキャッチフレーズみたいなのがあって、なぜだか記憶に残っています。
山の草とか花とか虫とか-イネの苗

こんなふうにしてあるイネの苗は、根っこ同士がからんでいてシート状になっています。
う~む、なんということだろう。植物の神秘でありますね。
こういうふうに根がしっかりしていると扱いやすいのですが、水をやりすぎると、根っこは育たないとかいうこともあり、上手に育てるのは難しさもあるようです。マスターする前に買うようになってしまったので残念です。
山の草とか花とか虫とか-根っこがシート状に

田んぼの土手には、ミツバツチグリというのではないかと見込んでいる黄色い花が咲いております。
これにヒラタアブやベニシジミやそういったのがやってきては目を楽しませてくれます。
山の草とか花とか虫とか-ミツバツチグリではないだろうか

機械で植えるのは土曜に、えいやあ、と済まして、翌日の日曜には、機械で植えられなかったところや苗が浮いたり、機械の調子で植えられなかったりした部分を手植えしながら済ましました。
昨日までは、ふとももがたいへんに筋肉痛になっていて、いやはや足腰の軟弱なことだなあと思い知らされたところでありました。

今年もまんず田植え、でかしましたね。
雪が消え、土が乾き始めたら田おこしして、次にしろかきして、そして田植え。植えたら水をかけたり干したりしながら、花の咲くのを待ち、9月には今度は稲刈りの準備に入っていきます。
植えるとね、育つのはあっという間だなあなんて思うようになったのは年齢のためでしょうか。