先週の日曜の午後からちょこっと散歩に行ったときに観察した続きです。
ええと、タヌキのトイレを見て、田んぼの草たちを見て、そのあとは、田んぼから家に帰るところでした。

道端には、タネツケバナが咲いておりました。
ちいさな白い花の草むらになっております。
都市部の花壇などに生えてくる5cmくらいのタネツケバナもありますが、あちらはミチタネツケバナという名があり、海外からやってきたようなことです。
これが元々のタネツケバナのようです。結構大きく育って20cm~30cmくらいになるでしょうか。
山の草とか花とか虫とか-タネツケバナ群生

葉っぱ。
じいさまのはなしによると、これもかつては食べたそうです。
ミチタネツケバナはちいさすぎて食べるのにたいへんそうですが、こちらなら食べやすそうですね。
山の草とか花とか虫とか-タネツケバナ 葉

道の横の土手には青い点々がちらちらと見えています。
ルリソウ、結構あちこちにあるものです。
山の草とか花とか虫とか-青い点々の見える斜面

冬には芽を観察したアブラチャンの木。
花はちょっと古くなって、葉が出ていました。
葉はだいぶちいさいものの、全体にクロモジに似ていますね。
山の草とか花とか虫とか-アブラチャンの花

足元には大きなハコベがありました。
いつも見るハコベは3mmとかそんな大きさですが、これは直径1cm近くありました。
やはり比較するものがないと大きさが伝わりにくいものだなあ、と、帰ってきて写真を見て思いました。1cmほどですから、いつものハコベから比べれば、うわあ!でかい。と思うんですが、やはりちいさいですよね。
山の草とか花とか虫とか-ミヤマハコベ

今度はタネツケバナの大きめな花のものがありました。
マルバコンロンソウ?とも思いましたが、いろいろ検討してみたところオオバタネツケバナではないかなと思います。ちょっとね、難しいですね。アブラナの仲間は、混ざったりもするようなこともあって難しく思います。
タネツケバナの場合には、茎が根元で横に広がってぼさっと数多く茎を出すのですが、こちらは一番太い茎がしっかりした印象でした。
山の草とか花とか虫とか-オオバタネツケバナ

それと、また別なハコベ仲間で大きいものがありました。
こちらはサワハコベですね。サワハコベも1cmか、もうちょっと大きめな花です。
こちらの花は、ミヤマハコベよりもさらに大きい雰囲気があります。
山の草とか花とか虫とか-サワハコベ

もうちょっと進んでいくと、今度は道の上にもタニギキョウが群生しておりました。
タニギキョウは、珍しそうな割合に、うちの裏庭や田んぼにも結構生えております。
この写真のなかに、一つだけミヤマハコベが写っておりました。ちょうどおなじような大きさなのですね。
山の草とか花とか虫とか-タニギキョウ

う~ん、あるある、ありますね~。
白く星を散らしたようなタニギキョウの群生。これくらいに群れていると見ごたえがあるなあと思いました。ちっこい花は好きです。
山の草とか花とか虫とか-タニギキョウ群生

クジャクシダも新芽を出しておりました。
夏の林床に涼やかさを演出してくれるシダですね。
山の草とか花とか虫とか-クジャクシダ

スギの林のなかのキバナノイカリソウ。
しゅっと立っています。陽射しがたくさんあたらないからでしょうか。
山の草とか花とか虫とか-キバナノイカリソウ

道はくねくね、川を右手に見ていたところから、集落へ登っていきます。
この道は、昔に使われていたところで、今はクルマは通れません。昔はトラクタや馬などが通ったようです。
そんなわけで、道はタイヤに踏まれていないものだから、道端だけでなく道そのものにも草がたくさん生えます。
明るい黄緑のグラデーションの美しいネコノメソウ。
山の草とか花とか虫とか-ネコノメソウ

ネコノメソウの場合には、草全体が花みたいな感じでありますが、花そのものは、真ん中にちょこんとあります。おしべも見えておりますね。
山の草とか花とか虫とか-ネコノメソウ 花

横から撮って見ると、結構しっかりと立っているものですね。上から見ると地面にくっついているみたいに見えるんですが。
さて、この中に、ネコノメソウでなく、カキドオシが一本だけ混じっております。どれでしょうね。
山の草とか花とか虫とか-ネコノメソウ 横から

道にびっしりネコノメソウ。こんな状態の道は、ほかでは見たことがありません。
ネコノメ道、とでも名づけましょうか。
山の草とか花とか虫とか-ネコノメソウの道

ついついのんびりしてしまいますが、そろそろ帰り着きますよ。
オオウバユリのたくさん生えているところを通ります。
オオウバユリはかつては球根が主食になるほどたくさん用いられたそうです。
新芽もゆでて食べられる(生で食べると、後味が青臭くってよくない)そうなんですが、今年も試さずにいたら新芽の時期を過ぎてしまいつつあります。
山の草とか花とか虫とか-オオウバユリ

はいはい、長めの散歩になりました。
アスファルトの舗装された道に合流するあたりのニワトコの花。
山の草とか花とか虫とか-ニワトコの花

今回の散歩の田んぼから自宅へのこの道は、小学校のころに道草しながら帰る道のひとつでした。やっぱし、このくらいいろんな草や花があるものだから、興味をそそるわけですね。