3月20日のことです。
午前中は家にいたのですが、やはりちょっとだけ山へ行きたくなって、裏山へスキーを履いてでかけました。

裏山は、集落の南西にあります。
ここは昔にちいさなスキー場のあったところ(何度も登場しておりますね)。
北東を向いた斜面なので、あまり日当たりは良くなくて雪が残っています。
山の草とか花とか虫とか-元スキー場

登りながら振り返ると、集落の向こうの斜面。あちらの斜面は南西を向いており、日当たりがよいので雪がずり落ちてきておりますね。
山の草とか花とか虫とか-集落の北の尾根

スギの林の中を気のむくままに登っていくと、作業道に出ました。
山の草とか花とか虫とか-雪の道

スギのエリアを抜けて、山頂近くの雑木林のあたりに着くと、おお!マンサクの花が開きかけております。
ひょろひょろした花弁が伸びかけており、これなら翌日か翌々日にはまるっきり咲きそうですね。
山の草とか花とか虫とか-マンサクの咲きかけ

木の根元。
穴が開いていますが、底は見えません。どのくらいの深さなのでしょう?
山の草とか花とか虫とか-根開き1

こちらも根開きしてきましたね。
幹の周りの開いたところは、雪の層が見えています。
山の草とか花とか虫とか-根開き2

もうちょっと登って行って、山のてっぺんのあたり。
山頂近くは、冬は風が強くて雪があまり積もらずに、日当たりもよいので雪も早くとけているようです。あと20cmか、30cmか。同じ山のちょっとの違いでも、雪の量はすごく違いますね。
山の草とか花とか虫とか-山頂近くの根開き1

こちらもおんなじ。
こういったところから春が来るのだなあ。
山の草とか花とか虫とか-山頂近くの根開き2

雪の層からは、オオバクロモジの雪の中に伏した枝が出ていました。
芽が膨らんできていますね。重い雪であったことでしょうけれど、その下で折れることなく生きていらっしゃったのです。
山の草とか花とか虫とか-雪に伏すオオバクロモジ

ウサギの食べた痕のある枝。
これはヤマネコヤナギのようです。
ウサギの食べ痕は、すっぱり切れ味の良い感じになるようです。前歯が鋭いのでしょうね。
山の草とか花とか虫とか-ヤマネコヤナギのウサギのたべたあと

ヤマネコヤナギは枝によっては、花の穂が出始めておりました。
はて、ヤマネコヤナギ。山猫の柳でしょうか。山の猫柳でしょうか。
きっと猫柳の山に生えるもの、という名のつき方なんだろうと思いました。
オオイヌノフグリが、イヌノフグリの大きな花のもの、というのに似ていますね。
大きいのが、犬でもふぐりでもなくて、イヌノフグリという草なのですね。
なお、ヤマネコヤナギは、バッコヤナギという名もあります。
バッコは、ベコ(ウシ)が訛ったものだというような説があるそうです。
バッコというと、うちの近くの方言ではうんちのことになるのですが、そういうわけでもないのですね。
山の草とか花とか虫とか-ヤマネコヤナギ

おお!
山頂近くのマンサクは、もっと花盛りになっておりました。
まんず咲くマンサク。
う~ん、もう春近くになった実感がありますね。
山の草とか花とか虫とか-マルバマンサク

この日は午後の前半は天候は悪くなかったのですが、空気の透明度はいまいちでした。
もやんと霞がかかっているような空気でした。

このあと、カラスを呼んだりしながら雑木林のなかで木の芽を観察しながら帰途につきます。