先週の土曜日は、昼は休日出勤しておりました。
青空が広がっており、しかしなんだって用事のある週末ばかり天候が良いものなんだろうと思いつつ過ごしました。

夜になってからは、山岳会の希望者で集まってロープワークなどの基礎の講習会でした。
講師は、会長さん。
ロープの種類は一本だけで使えるもの、二本で使えるもの、岩登りなどには使わない補助ロープ(8mmの30mとか多いのでしょうかね)などがあるので、自分が使うロープはどれなのか確認することや、シュリンゲ(今はスリングというのですね)や、メインロープにからめて使う(クレムハイストなど)細いロープを輪にしたものなどがありますよと教えていただきました。
以前に、8mmのロープを一本で、自宅前の斜面でぶらさがってみたことがありましたが、すごくびよーんと伸びるのを感じました。
そういうふうに、伸びるもの、伸びないもの(救助やツリーイングなどで使ったりするらしい)という違いもあり、命に関わるためにしっかり確認しましょうということです。

あとは、ロープの結び方を数種類。
もやい結び(今はあまり使わないそうです)、8の字結び、ダブルフィッシャーマン、ハーフヒッチ、エバンス・・・。あとは名前が思い出せません。
写真は、8の字と、末端処理のエバンス結び。

面白かったのは、ダブルフィッシャーマンという結びが、釣りで使うフィッシャーマンノットとまるっきり違った点でした。釣りで道糸とハリスを結ぶのにフィッシャーマンノットという名前の結びを使うのですが、それは日本の名前では電車結びというようなもので、クリンチノットをお互いの糸同士でするのですが、山登りのロープワークでは、お互いのロープでエバンス結びをするのでした。
魚釣りの糸の結びと登山で使う結びは、共通するところもありますが、最も違うなあという点は、魚釣りは糸をほどくのを前提としていないのに対して、登山だとほどけなくなる結びかたはしないというようなことを感じました。
うん。またはなしが長くなりますね。
あとは、カラビナなどに書いてある数値の意味や、使う方向やセットの仕方など。

それと、こんなふうな器具類について。
これはエイト環というものです。山登りをしないかたにはまるっきりなじみの無い道具かもしれませんね。これと似たような使い方をする道具もいくつかあって、それぞれの良い点や、使い方の注意事項などをお聞きしました。
ロープとのなじみかたもそれぞれ使ってみないとわからないために、相性を確認しておくこと、ということでありました。

翌日の日曜は、道端の斜面のほかのかたに迷惑にならないところで、現場での練習を。
これはぼくのハーネス。
昨年だったか、一昨年だったかに買ったものですが、ぼくはロープを使うような山登りはしていないのでなかなか出番がありません。
でも、練習はしておかないといけませんね。

小屋番さんのロープを使った簡易ハーネスの例。
こういったほかにも、スリングの長めのものを使ってチェストハーネスにしたり、というのがあります。

雪の壁の低いところから、練習に良さそうな斜面へ。

小屋番さんは、もっと垂直みたいな壁のところで練習したそうでしたが、会長さんは、まあ、これくらいの傾斜でよいでしょう、ということでここらへんで練習することに。
斜面の下の沢は雪でふさがっているので間違って滑落しても大丈夫。
斜面に裂け目が出来ていたりしましたが、朝早くなので大丈夫でしょうとのことに。

雪の場合の支点のとり方をいくつか。
これは土嚢に雪を詰めて埋める方法。土嚢の結び方も、巻き結びのあと・・・ああしてこうして。とにかくほどけないように。

こちらは、ピッケルでの例。
シャフトの根元にひばり結びでスリングをつけて、雪に刺して、このあと人が足で上にたって支点にしました。

ふたつのピッケルからとったスリングにカラビナをかけて、もう一本のスリングでふたつの支点を一緒に使う例。
ふたつの支点を負担を上手く分散させるには、支点同士とメインロープの角度や、スリングのかけ方などいろいろ覚えないといけないことがあるようです。
これはだめな例。
写真ではわかりにくいですが、スリング(輪になっている)をそのままそろえてかけただけ。
メインロープも末端処理してありません。
これだと、どちらかの支点が抜けたりした場合に、スリングがするんと抜けてしまうとのことです。(ぶらさがっている人は永遠にさようならになりますね)

とならないように、スリングの一本を一度ひねってかけるようにします。
こういったのは、実際にやってみないとなるほど、そうなるのか、というのは実にわかりにくいですね。

で、斜面を降りたりしました。
小屋番さんのセルフビレイが木の枝の細いのにかけてあるのは、こんなのじゃだめだよ、という例だそうです。
左からもう一本でているのは、バックアップなのですが、このあと、こっそりメインロープのカラビナをはずして、実際に落っこちたような体験などもしました。
あとは、頭が下になってしまったら、だとか、ロックしてしまったエイト環の解除の仕方だとかいろいろ。

こちらは、練習に飽きていやいやんと寝転がっているのでなく、

上の体勢から、えいっと、ピッケルストップの動きの確認でした。
(この練習の際に、写真にロープが出たままになっているのが写っておりますね。これはきちんと片付けてから練習すべきでであったと思います。)

ピッケルでの滑落停止なども、このあとに斜面で滑ったり、前転してみたり、いろんな体勢からのものを練習しました。
斜面で前転してからピッケルを使うなんてことないだろう?と思うわけですが、アイゼン歩行をしていると、アイゼンをもう一方の足のすそや、雪面にひっかけて前に転倒というのが割合の頻度でありえるのです。(なので、うちの会の場合には、キックステップで登れる箇所ではアイゼンを使いません。)
アイゼンをつけていない場合は、登りの場合ならつま先が滑る、下りの場合にはかかとが滑るというのがほとんどだと思われ、滑った瞬間にはピッケルのピックなどを斜面に打ち込むなどして、加速がつく前に止めてしまうのですが、アイゼンの場合にはひっかけて派手に転び、速度がもうついているというのが考えられるために、そんなふうに練習して体のどこかで覚えておくのが大事なのだろうなと思いました。
山登りの本などもたくさんあって、読めばわかったような気持ちになるものですが、実際に現場でやってみるとなると、あれ?どんなふうにするんだっけ?というようになりますね。
本に書いてあるほかにも、雪の山で気をつけるべきことはたくさんありますね。
こんなふうに、みんなで集まって練習するというのは、そういったわかったつもりでいて自分では気がつけなくなっているところを改めて確認するということもあるなあ、と思います。
練習は早朝からはじめていつのまにかお昼を過ぎるまでみっちりとやっていました。
青空が広がっており、しかしなんだって用事のある週末ばかり天候が良いものなんだろうと思いつつ過ごしました。

夜になってからは、山岳会の希望者で集まってロープワークなどの基礎の講習会でした。
講師は、会長さん。
ロープの種類は一本だけで使えるもの、二本で使えるもの、岩登りなどには使わない補助ロープ(8mmの30mとか多いのでしょうかね)などがあるので、自分が使うロープはどれなのか確認することや、シュリンゲ(今はスリングというのですね)や、メインロープにからめて使う(クレムハイストなど)細いロープを輪にしたものなどがありますよと教えていただきました。
以前に、8mmのロープを一本で、自宅前の斜面でぶらさがってみたことがありましたが、すごくびよーんと伸びるのを感じました。
そういうふうに、伸びるもの、伸びないもの(救助やツリーイングなどで使ったりするらしい)という違いもあり、命に関わるためにしっかり確認しましょうということです。

あとは、ロープの結び方を数種類。
もやい結び(今はあまり使わないそうです)、8の字結び、ダブルフィッシャーマン、ハーフヒッチ、エバンス・・・。あとは名前が思い出せません。
写真は、8の字と、末端処理のエバンス結び。

面白かったのは、ダブルフィッシャーマンという結びが、釣りで使うフィッシャーマンノットとまるっきり違った点でした。釣りで道糸とハリスを結ぶのにフィッシャーマンノットという名前の結びを使うのですが、それは日本の名前では電車結びというようなもので、クリンチノットをお互いの糸同士でするのですが、山登りのロープワークでは、お互いのロープでエバンス結びをするのでした。
魚釣りの糸の結びと登山で使う結びは、共通するところもありますが、最も違うなあという点は、魚釣りは糸をほどくのを前提としていないのに対して、登山だとほどけなくなる結びかたはしないというようなことを感じました。
うん。またはなしが長くなりますね。
あとは、カラビナなどに書いてある数値の意味や、使う方向やセットの仕方など。

それと、こんなふうな器具類について。
これはエイト環というものです。山登りをしないかたにはまるっきりなじみの無い道具かもしれませんね。これと似たような使い方をする道具もいくつかあって、それぞれの良い点や、使い方の注意事項などをお聞きしました。
ロープとのなじみかたもそれぞれ使ってみないとわからないために、相性を確認しておくこと、ということでありました。

翌日の日曜は、道端の斜面のほかのかたに迷惑にならないところで、現場での練習を。
これはぼくのハーネス。
昨年だったか、一昨年だったかに買ったものですが、ぼくはロープを使うような山登りはしていないのでなかなか出番がありません。
でも、練習はしておかないといけませんね。

小屋番さんのロープを使った簡易ハーネスの例。
こういったほかにも、スリングの長めのものを使ってチェストハーネスにしたり、というのがあります。

雪の壁の低いところから、練習に良さそうな斜面へ。

小屋番さんは、もっと垂直みたいな壁のところで練習したそうでしたが、会長さんは、まあ、これくらいの傾斜でよいでしょう、ということでここらへんで練習することに。
斜面の下の沢は雪でふさがっているので間違って滑落しても大丈夫。
斜面に裂け目が出来ていたりしましたが、朝早くなので大丈夫でしょうとのことに。

雪の場合の支点のとり方をいくつか。
これは土嚢に雪を詰めて埋める方法。土嚢の結び方も、巻き結びのあと・・・ああしてこうして。とにかくほどけないように。

こちらは、ピッケルでの例。
シャフトの根元にひばり結びでスリングをつけて、雪に刺して、このあと人が足で上にたって支点にしました。

ふたつのピッケルからとったスリングにカラビナをかけて、もう一本のスリングでふたつの支点を一緒に使う例。
ふたつの支点を負担を上手く分散させるには、支点同士とメインロープの角度や、スリングのかけ方などいろいろ覚えないといけないことがあるようです。
これはだめな例。
写真ではわかりにくいですが、スリング(輪になっている)をそのままそろえてかけただけ。
メインロープも末端処理してありません。
これだと、どちらかの支点が抜けたりした場合に、スリングがするんと抜けてしまうとのことです。(ぶらさがっている人は永遠にさようならになりますね)

とならないように、スリングの一本を一度ひねってかけるようにします。
こういったのは、実際にやってみないとなるほど、そうなるのか、というのは実にわかりにくいですね。

で、斜面を降りたりしました。
小屋番さんのセルフビレイが木の枝の細いのにかけてあるのは、こんなのじゃだめだよ、という例だそうです。
左からもう一本でているのは、バックアップなのですが、このあと、こっそりメインロープのカラビナをはずして、実際に落っこちたような体験などもしました。
あとは、頭が下になってしまったら、だとか、ロックしてしまったエイト環の解除の仕方だとかいろいろ。

こちらは、練習に飽きていやいやんと寝転がっているのでなく、

上の体勢から、えいっと、ピッケルストップの動きの確認でした。
(この練習の際に、写真にロープが出たままになっているのが写っておりますね。これはきちんと片付けてから練習すべきでであったと思います。)

ピッケルでの滑落停止なども、このあとに斜面で滑ったり、前転してみたり、いろんな体勢からのものを練習しました。
斜面で前転してからピッケルを使うなんてことないだろう?と思うわけですが、アイゼン歩行をしていると、アイゼンをもう一方の足のすそや、雪面にひっかけて前に転倒というのが割合の頻度でありえるのです。(なので、うちの会の場合には、キックステップで登れる箇所ではアイゼンを使いません。)
アイゼンをつけていない場合は、登りの場合ならつま先が滑る、下りの場合にはかかとが滑るというのがほとんどだと思われ、滑った瞬間にはピッケルのピックなどを斜面に打ち込むなどして、加速がつく前に止めてしまうのですが、アイゼンの場合にはひっかけて派手に転び、速度がもうついているというのが考えられるために、そんなふうに練習して体のどこかで覚えておくのが大事なのだろうなと思いました。
山登りの本などもたくさんあって、読めばわかったような気持ちになるものですが、実際に現場でやってみるとなると、あれ?どんなふうにするんだっけ?というようになりますね。
本に書いてあるほかにも、雪の山で気をつけるべきことはたくさんありますね。
こんなふうに、みんなで集まって練習するというのは、そういったわかったつもりでいて自分では気がつけなくなっているところを改めて確認するということもあるなあ、と思います。
練習は早朝からはじめていつのまにかお昼を過ぎるまでみっちりとやっていました。