3月15日のことです。
この日は朝から快晴になっていました。夕方にはまたパンスターズ彗星を眺めていました。
今日の記事は、やたらと写真が多くなりますが、おつきあいください。
なお、写真を大き目の載せたら、右端が枠にかぶって一部見えていないようです。
写真をクリックすると全体が見えます。(確認したら全部見えてるので大丈夫みたいですね・・・。)
さて、
昼。晴れていたら何度でも眺めたい大朝日岳。

寒江山も見えました。
左(南)から、南寒江、寒江山、北寒江山。

さて、夕方です。
こないだの撮影ポイントに行きました。
以東岳に沈む夕陽。山の端までしっかりすっきり晴れています。
パンスターズ彗星日和です。
以東岳から湯気がたっているように見えるのは風に舞う雪ではないかと思います。

この日の月齢(12時)は、3.3となっていました。
細い月が青空に浮かんでいます。

だんだんと色合いの変わる西の空。
朝日連峰の稜線がオレンジ色の背景にくっきりと見えていました。

左が大朝日岳、右端が障子ヶ岳。朝日連峰の主稜線と、主稜線から月山に向かう峰々のシルエット。

写真の左1/3ほどのでこぼこが以東。
中ほどの1/3が竜ヶ岳の頭のあたり。
右の1/3が、障子ヶ岳のあたりです。
オレンジ三兄弟、という具合です。

ふと東を見ると、奥羽山脈も夕方の色合いでした。

彗星はどのへんに見えるかな?と夕暮れを待つ間。
星好きの本屋さんも、撮影に出ておられたようで、
「ロッキーチャックさん、出撃しておられますか?よい夕空ですねえ。」
「そうですね~、これほどの夕焼けもなかなかありませんね。今は10°くらいの高さですかねえ?」などとおはなしをしたりしていました。
だんだんと空の色合いは変化していきます。

月も夕暮れとともに、輝きを増してまいりました。

18:26。
市民薄明と、航海薄明の中ほどの時間に、彗星が見え始めました。
こないだよりも、思った以上に北に移動していました。

こないだよりも、彗星自体は暗くなっているようでした。本屋さんの情報によると、この日で2等級のくらいほう、というぐらいだったそうです。
双眼鏡でははっきり見えましたが、ぼくの肉眼では確認できませんでした。
それでも充分に明るい核、力強い尾。です。

見え初めて20分ほど経った18時44分ほど。
空が暗くなっていくにつれて、彗星も明るく見えてきましたが、だんだんと山のシルエットに近づいていきます。

18時54分。
だんだんと山へ帰っていきます。
彗星の色も、西に傾くにつれて赤味を帯びていきました。夕陽とおんなじですね。

この後、18時57分ごろに、山のシルエットと彗星の核がくっつき、58分には、尾も見えなくなりました。
月は暗い部分が、地球からの反射した光に照らされて模様が見えていました。
地球照、といいます。月から見たら、たいへん明るく地球が見えていることでしょう。

街と西の星空。

ハウスの骨格と、東の星空。

パンスターズ彗星(C/2011 L4)は、これからしばらくは見ることができます。
今は西の空低くにあるため、天候にかなり恵まれないと撮るのが難しいですが、赤道儀とデジタル一眼のカメラをお持ちのかたは、もうちょっと北の空に移動してからだと時間をかけて撮る機会にも恵まれそうですね。
なお、国立天文台で、パンスターズ彗星の解説ページを作成してくれていました。
国立天文台:パンスターズ彗星(C/2011 L4)
これからの見え方なども載っていますので興味のあるかたはどうぞ。
この日は朝から快晴になっていました。夕方にはまたパンスターズ彗星を眺めていました。
今日の記事は、やたらと写真が多くなりますが、おつきあいください。
なお、写真を大き目の載せたら、右端が枠にかぶって一部見えていないようです。
写真をクリックすると全体が見えます。(確認したら全部見えてるので大丈夫みたいですね・・・。)
さて、
昼。晴れていたら何度でも眺めたい大朝日岳。

寒江山も見えました。
左(南)から、南寒江、寒江山、北寒江山。

さて、夕方です。
こないだの撮影ポイントに行きました。
以東岳に沈む夕陽。山の端までしっかりすっきり晴れています。
パンスターズ彗星日和です。
以東岳から湯気がたっているように見えるのは風に舞う雪ではないかと思います。

この日の月齢(12時)は、3.3となっていました。
細い月が青空に浮かんでいます。

だんだんと色合いの変わる西の空。
朝日連峰の稜線がオレンジ色の背景にくっきりと見えていました。

左が大朝日岳、右端が障子ヶ岳。朝日連峰の主稜線と、主稜線から月山に向かう峰々のシルエット。

写真の左1/3ほどのでこぼこが以東。
中ほどの1/3が竜ヶ岳の頭のあたり。
右の1/3が、障子ヶ岳のあたりです。
オレンジ三兄弟、という具合です。

ふと東を見ると、奥羽山脈も夕方の色合いでした。

彗星はどのへんに見えるかな?と夕暮れを待つ間。
星好きの本屋さんも、撮影に出ておられたようで、
「ロッキーチャックさん、出撃しておられますか?よい夕空ですねえ。」
「そうですね~、これほどの夕焼けもなかなかありませんね。今は10°くらいの高さですかねえ?」などとおはなしをしたりしていました。
だんだんと空の色合いは変化していきます。

月も夕暮れとともに、輝きを増してまいりました。

18:26。
市民薄明と、航海薄明の中ほどの時間に、彗星が見え始めました。
こないだよりも、思った以上に北に移動していました。

こないだよりも、彗星自体は暗くなっているようでした。本屋さんの情報によると、この日で2等級のくらいほう、というぐらいだったそうです。
双眼鏡でははっきり見えましたが、ぼくの肉眼では確認できませんでした。
それでも充分に明るい核、力強い尾。です。

見え初めて20分ほど経った18時44分ほど。
空が暗くなっていくにつれて、彗星も明るく見えてきましたが、だんだんと山のシルエットに近づいていきます。

18時54分。
だんだんと山へ帰っていきます。
彗星の色も、西に傾くにつれて赤味を帯びていきました。夕陽とおんなじですね。

この後、18時57分ごろに、山のシルエットと彗星の核がくっつき、58分には、尾も見えなくなりました。
月は暗い部分が、地球からの反射した光に照らされて模様が見えていました。
地球照、といいます。月から見たら、たいへん明るく地球が見えていることでしょう。

街と西の星空。

ハウスの骨格と、東の星空。

パンスターズ彗星(C/2011 L4)は、これからしばらくは見ることができます。
今は西の空低くにあるため、天候にかなり恵まれないと撮るのが難しいですが、赤道儀とデジタル一眼のカメラをお持ちのかたは、もうちょっと北の空に移動してからだと時間をかけて撮る機会にも恵まれそうですね。
なお、国立天文台で、パンスターズ彗星の解説ページを作成してくれていました。
国立天文台:パンスターズ彗星(C/2011 L4)
これからの見え方なども載っていますので興味のあるかたはどうぞ。