よし、今日こそ山に行くぞ、と。小屋番さんと誘い合わせて山に行くぞ、と。
荒れてもちょっとだけなら山に行くぞ、と朝の早くから出発しました。
山の草とか花とか虫とか-登山口

ところが、風が強くて山の上のほうからは木々と風のあたるごうごうという音がしています。
山鳴りというのでしょうか。空気はもわんと生暖かく、なんだか不吉な雰囲気です。
登りはじめの予定のところに着いたころに、大粒の雨と雹とが降ってきました。
小屋番さんと相談して、やっぱやめときましょう、ということになりました。
昨日は、小屋番さんは、ぼくが眺めていた山のちょっと北のあたりに登っていたらしく、暖かな日だったので雪が緩んで、山頂近くというところで、体の半分くらい雪に埋まってしまったり、雪の裂け目に幾度も落ちたりして、わらわら下ってきたそうです。

ほんとにね、ここ一月ほどはぼくが山に行きたいと思うと悪天候です。
もうしばらく山登りらしき山登りをしていません。

雪自体は表面も締まってきて、これならかなりすいすいと進めそうでした。
普段履きのくつでも雪の上に上がれるくらい。ちょと埋まりますけれど。
山の草とか花とか虫とか-締まった雪

諦めて帰る途中の斜面。
雪はだいぶ緩んでいました。
天気予報で雪崩注意報が出るのはこんなかんじの日ですね。
この時期の雪崩は、雪の山でスキーヤーや山登りの人がやられてしまう雪崩とはちょっと起きる条件も起き方も違いがあります。
天気予報の場合には、たくさんの方に影響のある雪崩の注意を呼びかけているわけで、今の時期の暖かくなっての雪崩のほうが、道路脇の斜面で起きたりして道路が通行止めになったりするので、お知らせとしては重要なわけなのでしょう。
暖かくなっての雪崩は、山の斜面から雪がはがれるようにして落ちてくる全層雪崩というものです。これは前兆がありますから、きちんと雪の状態を見ていれば予想ができます。
とは言っても、いかにもあちこちで雪崩そうな日には、おうちにいるのが一番安全です。
山の草とか花とか虫とか-緩む斜面

家に帰ってからは、ざんざんと雨になりました。
山の草とか花とか虫とか-雨

屋根からつららが下がっていたところは水が流れてきていました。
うちの屋根のとよ(雨水の水路みたいなの)は、雪のため毎年壊れてしまいます。
あらぬところから、水が流れ出ていました。
山の草とか花とか虫とか-屋根からの水

うちの山の雑木のところの斜面の雪。
だんだんと雪が上から流れてきて、木によりかかるような感じになっています。
山の草とか花とか虫とか-斜面

雪は薄めに見えますが、1.5mから2mほどはありそうです。
今の時期に山に登るのには、歩いて安心な尾根までたどりつくのに、こういうでこぼこのところを最初に登っていかないといけません。
なので、最初からピッケルを使ったりするのですね。(木の棒とかでも良いんですが)
山の草とか花とか虫とか-斜面2

もうちょっと緩やかな斜面では、木の周りが開いてきていました。
こういった感じに木の幹の周りから雪が消えていくのを、根開き(ねあき)と呼びます。
山の草とか花とか虫とか-毛穴みたい

家に帰っても、風はさらに強く、雨は雪になって冷えてきました。
家のまわりの片付けなども出来ず、本を読んだりうとうとしたり。
朝には15℃ほどまで気温が上がったのに、夜には-4℃か5℃ほどまで下がりました。
なんとも極端な気温の変化になりましたね。皆さんも風邪など召しませんようにお過ごしください。