さて、土曜日のことです。
この日は気温が高くなり、雪の斜面はみずあめのようにびろんとゆるんできていました。
こんな日に山に行ったらちょっと怖ろしいです。
午前中は、昨年に行った山の記録をまとめたりしていました。
年間で40日間ほど山登りに行っていたようです。
山の草とか花とか虫とか-緩む斜面

午後からは近くのスキー場へちょっとだけおでかけしました。
弟がかかとのあがるスキーを初挑戦です。へっぴり腰ですね。
アルペンスキーに慣れているとどうしてもアルペンスキーの曲がり方になってしまいますね。
弟は、ぼくよりもずいぶん運動神経は良いので割合すぐに慣れていました。
山の草とか花とか虫とか-スキーをしている

日曜にはもうちょっと雪が落ち着いたのでわが家の山へ。
山の草とか花とか虫とか-うちの山

わが家のスギ林。
それほど太いスギにはまだなっていません。春先などにはこういったところの片付けなどをします。
山の草とか花とか虫とか-スギの斜面

この日の用事は、向こうの尾根のあたりでした。
ロッキーチャックさんも山へ柴刈りに来たのです。
山の草とか花とか虫とか-向こうの尾根

柴は、ええと、柴。
雑木林のなかにも雪が積もってお目当ての樹種の柴は埋もれてしまっているようです。
マンサクか、クロモジが良かったのでしたが。
山の草とか花とか虫とか-雑木の斜面

ここでも雪は斜面からちょとずりさがっていました。
そういったところの上部では地面が見えてきていました。
山の草とか花とか虫とか-口をあけた雪

クロモジもマンサクも心当たりのあるところでは、雪にすっかり埋もれてしまっています。
しかたがないので、もうちょっと裏山の山頂近くにウリハダカエデのあるところに行きました。
これがウリハダカエデですね。
生えているところを見ると、ウリハダカエデはクロモジやマンサクよりも尾根の上や日当たりのよいところが好きなようです。
山の草とか花とか虫とか-柴

クロモジもマンサクもウリハダカエデもそれほど大きな木にはなりません。
「おじいさんは山へ柴刈りに」の柴は、こういった低木や幼木や枝のことなのでしょうね。
芝刈りではなくて柴刈りですね。「柴」は柴犬という犬種があるとおり、ちいさいという意味合いでしょう。
この日に柴刈りにきたのは、これらの木でかんじきを試作してみたい思っていたためです。
かんじきの材料としては、うちの近くではクロモジ(オオバクロモジ)、マンサク(マルバマンサク)、ウリハダカエデなどを使ったようです。そのほか例では、スギの枝(スギも先日のアーチになっていた様子を見るとかなりしなやかですね)や、イタヤカエデを柾目でなどがあるようです。
共通点を考えてみると、材がしなやかで丈夫なこと、枝を使うものでは、地面から束生するような性質であることが考えられます。ちょうどよい太さの材が採りやすいのでしょう。
なお、マンサクとクロモジは、日本海側のものと、太平洋側のものとでは材の折れに対しての粘り強さが違うそうです。

ナタでウリハダカエデの枝を数本いただきました。
さてさて、うまいこと曲げてかんじきにできるでしょうか。

枝をいただいたので虚空蔵様に挨拶して帰ります。
山の草とか花とか虫とか-虚空蔵様

かつてスキー場だったところを下り(ザックに枝を背負って林のなかを滑ったらあちこちひっかけてじたばたしました)
山の草とか花とか虫とか-元スキー場

山の神様にもご挨拶しました。
山の草とか花とか虫とか-山の神様

なお、自分の持ち物の山以外では勝手に枝を採ったりしてはいけません(当たり前ですね)。かつては、そういうことをすると腕を切り取られたりもしたそうです。