14時くらいになり、休憩しながら見上げる先。
木が茂っていてわかりにくいですが、ここから次の山に向かっては150m歩いて60mほど登る斜面があります。
出発から5時間30分ほどが経過してだんだんと疲れ、いえ、元気を使ってしまったなあというころになってきました。
こういうころに、このくらいの標高差でもいやはや、こんなの登れませんよ。という気持ちになります。
山の草とか花とか虫とか-見上げる山

落葉樹の生えているところは、ブナも多く見られました。
山の草とか花とか虫とか-ブナの葉

えっちらおっちらと登ります。
元気なときにはえいやあとさっさと登れるほどなのですけれども。
すぐそこのスギのあたりが山頂付近です。
山の草とか花とか虫とか-山頂付近

振り返と木々の向こうにシタノカワノカッチ方向。
山の草とか花とか虫とか-振り返るシタノカワノカッチ

空は青く高く見えました。
山の草とか花とか虫とか-見上げる空

山頂からはまわりを確認するだけで休まずに通過。
ちょっと進むとまた落葉樹の斜面です。
木は直径20cmほどのものが多く、ヤドリギのついているものもありました。
山の草とか花とか虫とか-ヤドリギの斜面

ヤドリギは高いところにあってよく観察できませんでした。
そろそろ実のなっている時期のはずです。
宿主になっている木はなんでしょう?シラカンバのような樹皮に見えました。
山の草とか花とか虫とか-ヤドリギ

大き目の山はあと三つほどのはず。
写真の左奥のところまでこれから行くのですね。
ここで14:40ほどになったのですがまだ3/5くらい進んだところです。
山の草とか花とか虫とか-これから行く山

なだらかな尾根をすいーっと滑って行くと裏山が見えてきました。
裏山は写真の中央あたりです。その奥は白鷹山のようでした。
山の草とか花とか虫とか-裏山が見える

すいーっと滑れると速いですね。
今度は遠くに赤見堂岳が見えました。今年も行けるかな?赤見堂岳。
山の草とか花とか虫とか-赤見堂はるかに

下って行くのはよいのですが、登りになると足がイヤイヤというようになってきました。
まったくけしからん根性なしの足ですね。持ち主の顔を見てみたいものです。
山の草とか花とか虫とか-雪の尾根道

もうひとつ山を越えて、次の山から西に伸びる尾根には斜面に道が見えました。
あちらに向かうと下りでとても楽そうに見えます。
おいでおいでというようですね。
それでも、あちらの斜面の道を進むわけにはいきません。いかにも雪崩れそうな斜面です。
山の草とか花とか虫とか-斜面の道

その道の峠のようなところにつきました。
右から来て、左に行っています。
まんなかのこんもりしたのは、道を切通しした際に残った鞍部の尾根でしょう。
左に下って行ってしまいたい気持ちになりますが、この道も地形図には載っていません。
このくらいに良い状態の道がどこまで続いているのかわからないし、、この尾根を下って家に帰るには沢を越えて(沢のどのあたりを渡るのかわからない)いかないといけません。
この時期の沢は、そうですね。ありじごくみたいなな状態になりかねません。
山の草とか花とか虫とか-よくわからない道

もう15時近く。
太陽もだいぶ西に傾きました。
いそがばまわれ、というようにでっぱりのところからちょっと先を登っていきました。