かれこれ遡ること2年ほど前。2011年1月26日。
このように、ほぼ毎日のブログというのを書き始めました。

ふと気がつくと、ちょうど二年目はなにげなく過ぎていました。

昨年からの一年間を振り返ってみます。

2月には例年以上の雪が降り、雪おろしやらなにやらに追われるようなこともありました。
一昨年には、2.4mほど積もっていたようなのですが、昨年はどのくらい積もっていたものでしょう?
昨年の今頃に、久々のスキーを手に入れて、雪に追われつつも楽しんでいました。
今年もおなじような調子で、進歩がないというのか変わらないというのか。
山の草とか花とか虫とか-山頂が見えた

3月には、ブログで知り合った空さんというかたがやっている子どもたちがコナラやクヌギと過ごせるどんぐりという場所を訪れました。
これはどんぐりのわらの家。
翌月には、イガイガさんという山登りをされるかたが山形を訪れてくれました。
ブログというのを通じて、遠くのかたの暮らしや、いろいろの山のこと、いろんな考えたこと、そういったものに触れることができました。
山の草とか花とか虫とか-わらの家

4月には、朝日連峰にも春が近づき、朝日連峰から月山に延びる稜線にある赤見堂岳を訪れました。4月末ごろには、まだ里でも雪の季節ですが、いろいろの春の花たちが雪の消えたところから次々に顔を出していきました。雪国の春は、燃え上がるかのようにある日突然に訪れます。
$山の草とか花とか虫とか-目指す赤見堂岳

5月には、何年も前から心待ちにしていた金環食がありました。
遠くにいってわっかになったお日様を眺めたい気持ちもありましたが、天候の加減もあり、地元からの撮影を楽しみました。振り返れば、わっかになったのを見るのも良いですが、いつも過ごしているところからの様子を見ることができてよかったなあと感じています。
山の草とか花とか虫とか-074159

6月には、例年よりも一周ずつ遅れていた田んぼの作業が田植えを向かえ、田んぼの季節がはじまりました。いろんなカエルに鳥たち、虫にちいさな草。夜にはホタルが舞い、水中にミジンコが踊り、田んぼはちいさな宇宙のようです。
山の草とか花とか虫とか-田植えのあと

7月には、山の登山道の補修などの作業にいつもよりも多く参加することができました。
山のうえはまだ残雪のたっぷり残る季節ですが、里は真夏になっていきます。
作業には、県内外のいろんな山岳会や山の関係者が集まります。そういったなかに参加をさせていただいて、登って降りるだけでない山とのお付き合いを持てるありがたさを感じました。
山の草とか花とか虫とか-そだ設置

8月は虫たちの季節です。これは駅の近くのサクラの木にいたハキリバチの仲間。
マメの葉を切り取って巣に運んでいました。
ふと身近なところ、たとえ街のなかにあっても虫たちの営みがあります。
山の草とか花とか虫とか-こっちを向いた

9月には早くも田んぼは収穫の秋を迎えました。
昨年もおかげさまで田んぼを続けることができました。(この年の新米は、出荷したものの、実はまだわが家の食卓にあがっていません。一昨年のお米を食べています。)
山の草とか花とか虫とか-稲杭

10月には、高い山はまた雪の季節となります。
6月の末に夏山開きをしてから3月ほどで東北の山はまた雪の季節になります。
山の高いところから、だんだんとふもとの山へ紅葉のいろどりが訪れます。
山の草とか花とか虫とか-ハウチワカエデ

11月、ふもとにも再びの冬がやってきました。
山の残雪を含むと、ほぼ一年間の雪とのお付き合い。
里では、雪がないのは6月から10月まで。一年の半分くらいは雪と過ごしているのですね。
山の草とか花とか虫とか-つらら

12月にはすっかり雪が積もり、また雪の山に遊べるようになりました。
あしかけ数年にわたって探していたイワイドを訪れることができました。
山の草とか花とか虫とか-イワイド

そして、1月。ちょっと足を伸ばして上海まで。
ついこないだのことのはずなのに、ずっと昔のことのような気もします。
山の草とか花とか虫とか-鉄塔

それぞれの季節にいろんな草や虫たちの、人の営み、山と川の風景がありました。

このブログは、そもそもが、草や虫を見つけたり、山に行ったり、考えたことをまとめておいて、あとで資料やそんなのに使おうと始めたものでもあります。
過去に日記を書いたこともあり、また昔の写真も保存してはいるのですが、振り返ってみると過去の自分がなにを思ってそうしていたのかわからないという面があります。
過去の自分というのは今の自分にとってはもう他人以上にどんなふうに考えていたのかわからなくなっているものですね。
ブログには、ほかの人にも読んでもらうのだから、なるべく伝わるように、わかっているつもりのこともなるべく調べなおして書くという面もあります。
あるいは、ほかのブログを書いている方、ほんとに身近なおなじ町のかたやいろいろな山岳会の方に見ていただいており、その反応がすごくうれしかったりします。

日々冗長に駄文を曝し、文章を書くのは、恥をかくことなどとも申します。
それでも「この先に人の住むところがあるの?」などといわれるような山の奥から、いろんな草と虫たちの営み、村の暮らし、山や川の様子をもう少しだけ載せていきたいと思っています。
何卒、今少しお付き合いください。