山頂から集落側は細めの木が密集して生えていて、通りにくいのでしたが、なんとか滑って降りてきました。
ここの雑木は伐りだして10年以上にもなるでしょうか。いろんなちいさな木が生えており、ウサギなども木の芽を食べられるようで、木の育ち方がいろんなステージの雑木の林があるのは、人が見ている分には動物たちにもよさそうかなあと思ったりします。
山の草とか花とか虫とか-山頂近くのヤブ

雑木の林より滑りやすそうなので、スギの林のなかを通り、
山の草とか花とか虫とか-スギの林を行く

ここの写真を載せるのは何度目でしょう?
昨年も数回載せたような気がします。
山の草とか花とか虫とか-虚空蔵さまの尾根

上の写真の尾根の、ちょっと左に行くと虚空蔵様があります。
すっかり雪に埋もれていますが、写真中央のこんもりした雪のでっぱりが虚空蔵様です。
年が明けてからは、まだお参りにきておりませんでしたので、なむなむとおがもしました。
山の草とか花とか虫とか-虚空蔵様

そのまわりにはうろうろした足跡があり、これはどうやらタヌキのようだと思いました。
足跡がはっきり見えればハクビシンとも見分けがつくのですが、おそらくタヌキです・・・。
タヌキは指の跡が4つ(犬のちいさい足跡と似ている)、ハクビシンは5つ。
タヌキは足元を見ながらうろうろするのでこんな歩き方になるそうです。
もしかしたら、ぼくとおなじく虚空蔵様を参ったのかもしれません。
山の草とか花とか虫とか-タヌキの足跡

昔、スキー場にしてあったところから集落を眼下に眺めます。
その先の山は、こないだのむじな森です。こんな位置関係だったのです。
ほんのちょっと向かいの山という感じですね。
山の草とか花とか虫とか-集落とむじな森

スキー場だったところの横のスギの林を下り、カキの木のあるところへ。
カキの木はあちこちにありますが、今は集落の人口も少なくなって、干し柿も作るものの、とても手が回らずに収穫されないままの実も多く見かけるようになりました。
これは渋柿ですが、このくらいの季節になると渋は抜け、水分がとび、熟しきります。ヒヨドリやカラスが食べにきているのをよく見かけますね。
あとはウサギも熟して落ちたカキを食べに来ているようで、木の下にたくさん足跡があったりします。
山の草とか花とか虫とか-柿の残り

さて、散歩にはテルモスにお湯を持っていきましたが、結局飲まずにいました。
汗もかき、ちょっとのどが渇きましたのでいただきましょう。
う~む、これは甘い。そしてたいへんにジューシーです。うまいっ!
そろそろ落っこちるカキや、鳥につつかれて皮だけのものも目立ってきたのでそろそろ食べられる時期もおしまいかもしれません。おいしゅうございました。
山の草とか花とか虫とか-残り柿

家に戻るのにちょっと近道しようと思ったら道の脇の段差が高くちょっと降りられないようになっていました。
山の草とか花とか虫とか-道は溝に

う~ん。なにごとも近道ばかり考えてはいけませんね。
ぐるっと回って家に帰りました。

ここまでの散歩は、土曜日の午後のことでした。実は翌日の日曜に、裏山の先の以前から見に行きたかったところへ向かいました。明日からはそちらのはなしになります。