街角に、ふと甘い香りがしました。キャラメルのような、砂糖の焦げたようなにおいです。
山の草とか花とか虫とか-公園の一角

刈り込まれたジャノヒゲの上にカツラの葉が早くも落葉しているのがありました。
カツラの葉の香りは葉によってまちまちで、次々に拾ってにおいを嗅ぎたくなります。
落ちたばかりの葉はあまり香りがしないのが多く、すっかり乾いてしまったのもおなじようです。
山の草とか花とか虫とか-カツラ落ち葉

うえを見ると、数枚が黄色くなっていました。
植栽されたカツラは、育ち具合などで早めに落葉したりするのもあるようです。
ここのカツラは割合健康にすごしているようです。
山の草とか花とか虫とか-葉

実もなっていました。
タネがどんなだか見た記憶がありませんが、タネは割合にあちこち飛んで芽生えするようです。
山の草とか花とか虫とか-カツラの実

ミンミンゼミのようなのが幹についていました。まだ鳴いているものもいてあちこちからミンミンと声が聞こえます。
これはどうかなと思いましたが、う~ん。動きません。木にとまったままお亡くなりになってしまったようでした。
山の草とか花とか虫とか-ミンミンゼミ

葉には抜け殻が残っていました。夏の想い出のようでした。
山の草とか花とか虫とか-セミの抜け殻

近くの土手にはエノキグサがたくさん生える時期になりました。
山の草とか花とか虫とか-エノキグサ群生

エノキグサの名の由来はエノキの葉に似ているからということのようです。
山の草とか花とか虫とか-エノキグサ

草の先っちょに赤っぽい穂がついていて、ちいさな粒のようなのが開いて白っぽい粉のようなのが見てとれました。こちらが雄花のようです。
山の草とか花とか虫とか-雄花の穂

雌花はというと、茎のなかほどについていました。
おわんのような葉の中に玉がいくつかちょこんと納まっています。
山の草とか花とか虫とか-雌花

雌花のほうは、どの段階が開花しているといってよいのかわかりませんでした。
玉のふくらんだのはもう実になっているのでしょうか。
めしべと思われるものは、赤い筆のようになっていました。
山の草とか花とか虫とか-雌花の毛

このところ、山の草ばかり見ていましたが、街の木や草もいつのまにか秋に近づいていたのですね。

Plant×50

カツラ、エノキグサ・・・2種×50=100円

蟲×50

ミンミンゼミ・・・1種×50=50円

9月1日から累計1,450円

2012年8月:3,100円
2012年7月:4,150円
2012年6月:3,750円
2012年5月:2,450円
2012年4月:1,450円
2011年9月~2012年3月:16,700円
2011年4~8月:18,150円