さてとまあ、鳥原山へ向かいます。
ブナが一部葉が茶色になっていました。葉には食べられたあとがあります。
山の草とか花とか虫とか-ブナ 枯れたの

前回ここを通ったときには葉だけだった草が穂をつけていました。
ホタルイ・・・。ミヤマホタルイでしょうか。ちいさい湿地に一面に広がっていました。
山の草とか花とか虫とか-ホタルイ

このルートの二つ目の急なところ。
岩がざりざりとなっていて登山靴だとずるずるとしっかりしません。見た目はさほど急ではないのですが、ちょっと恐いですね。つかみどころのない感じです。
山の草とか花とか虫とか-もいちど急なところ

登山道を行くと、きらきらした虫がいました。
おお!オオセンチコガネのようです。見る方向で色合いが変わるようです。これは赤っぽい個体でした。
山の草とか花とか虫とか-きらきらオオセンチコガネ

こちらはちょっとくすんだ金属光沢で緑色味がはいっているようです。
オオセンチコガネはふんころがしの仲間のような糞を好む虫で、糞はどこかなあと思ったところ糞ではなくてナメクジのお亡くなりになったのにくっついていました。
山の草とか花とか虫とか-ちょっとくすんだオオセンチコガネ

シオガマギクのしっかり大きいのがありました。
これはオニシオガマのようですね。ほかのシオガマギクに比べると茎がしっかりした雰囲気です。
山の草とか花とか虫とか-オニシオガマ

道端に白くふわふわしたようなところがありました。
山の草とか花とか虫とか-ダイモンジソウ群落

これはダイモンジソウでしょうね。花の雰囲気がなんとなくいつものよりも花弁の大きさにばらつきがないように感じましたが、葉も見てみるとダイモンジソウのようでした。割合に標高の低い沢沿いなどに多いように感じるのですが、尾根沿いにもありました。
山の草とか花とか虫とか-ダイモンジソウ

小朝日岳は遠くなってきました。ちいさな湿地の向こうへ見える小朝日岳。
山の草とか花とか虫とか-ちいさな湿地と小朝日

鳥原山の見晴のよいところには12時ちょっと過ぎにつきました。
小朝日岳は遠くに見えるようになりました。こちらから見るのも迫力があります。
あそこから来たんだねえ、という具合です。
山の草とか花とか虫とか-小朝日と大朝日岳方向

大朝日岳は残念、まだ見えません。
「小屋はどこでしょう?」と聞かれました。
小屋は雪の残っているところのY字雪渓を上へたどったところの右のあたりにあるはずです。
山の草とか花とか虫とか-Y字雪渓

アカモノはすっかり実になり、実は開いていました。
果肉が花が咲くように開くのですね。二度咲く、という感じの実に思いました。ちいさな真っ赤なウメのようです。
山の草とか花とか虫とか-アカモノ 実

気になったのは虫の穴があちこちに見えることでした。
こういう穴は家の近くで見たことがあります。こういうのはハンミョウの仲間だろうかと思っていました。3人で無心にそれぞれの穴から虫が出てきたりしまいかとじっと眺めたりしてね。
でも、出入りしていたのはちいさなハチでした。
山の草とか花とか虫とか-虫の穴

Plant×50

ブナ、オニシオガマ、ホタルイ(ミヤマホタルイ?)、ダイモンジソウ、アカモノ・・・5種×50=250円

蟲×50

オオセンチコガネ・・・1種×50=50円

9月1日から累計950円

2012年8月:3,100円
2012年7月:4,150円
2012年6月:3,750円
2012年5月:2,450円
2012年4月:1,450円
2011年9月~2012年3月:16,700円
2011年4~8月:18,150円