駐車場の草刈りをしたところは、今週末に山開きで行く鳥原山へつづく登山口のひとつでした。
鳥原山へ登って行くには、古寺鉱泉から畑場峰と通って、また朝日鉱泉から、そして古寺鉱泉と朝日鉱泉の間のような地点のここからとルートがいくつかあります。(小朝日岳から下ってくるルートもあります。)
ここは、ブナ峠からの登山道とか、おばさまのところ、と。
登山口からは車道の向かい側のスギの木の根元におばさまはおります。
山の草とか花とか虫とか-おばさま

作業のあとは、まだすこし時間に余裕が(このあとに星の教室にいかないといけなかったのです)あるので、先輩たちとは解散して道の奥へ進みました。
ここは沢沿いの道になっていて、沢はかつて右に左にと流れを変えたのか、まわりには沢のあとの水たまりがいくつかあります。
アカハライモリのようなのが水の底にじっとしていました。
山の草とか花とか虫とか-アカハライモリ

この沢沿いには、いくつもコチャルメルソウの咲くところがあります。
しかしいつ見ても不思議な花だこと。そしてどう撮ってよいものやらわかりません。
今年はなんとなくわかりやすく撮れました???どうでしょう?
山の草とか花とか虫とか-コチャルメルソウ

ほら、こんな魚の骨のような花びらがついた花なのです。
今年になって気がついたのですが、うちの集落の水場のまわりにもいくつかこの草がありました。
子どものころから遊んでいるところだったのにいままで気がつかなかったのですね。
山の草とか花とか虫とか-コチャルメルソウ 花
昨年の山開きの帰りには、この花の実のなっているのを見たのですが、おわんのように実っていて、どうやってタネをまくものか不思議に思っていました。
すると、どうやらこれは雨によってタネをまくのだそうです。(まあ、その件はあらためて)

さて、奥に行くとこんな感じの素敵な流れになっておりました。
山の草とか花とか虫とか-清流

この近くでじっと流れを見ていると、イワナくんがおりました。
写真の真ん中くらいにめだたな~い感じにいます。
山の草とか花とか虫とか-イワナがいた

まだここのイタドリは若く、イタドリにはイタドリハムシが。
食べておりますね~。イタドリはどこにでもありますが、若い葉はそのまま酸味を楽しんでも良し、柔らかなうちの茎はさっと湯がいて食べたりもします。
山の草とか花とか虫とか-イタドリハムシ

オウレンは、奇妙な実をつけておりました。
山の草とか花とか虫とか-オウレンの実

てきとうにふらふら歩いていると、沢沿いにはシラネアオイも咲いておりました。
おおきなハチがぶんぶんと花のなかにいたのですが、ぼくが近づいたら逃げてしまいました。
山の草とか花とか虫とか-シラネアオイ

正面から見ると、おしべのふさふさとなっている中央にめしべが2本埋もれておりました。
山の草とか花とか虫とか-シラナオイ正面

花の茎の出ているところはこのような感じに不思議な葉です。
山の草とか花とか虫とか-シラネアオイ花上から
シラネアオイはなんだか独特の花で、これはまずほかと見間違うこともなかろうという存在感があります。キンポウゲの仲間となっている図鑑もあるし、シラネアオイ科となっている図鑑もあるようです。

ズダヤクシュ、昨日は遠くからの写真でしたが、ここにもいくつも見ることができます。
コチャルメルソウと葉っぱは似ていますが、花と花の付き方は違いがありますね。
山の草とか花とか虫とか-ズダヤクシュ

さて、星の教室に行かなくっちゃ。
午前中は雨でしたが、晴れ間もひろがって、これはみんなで星が見られるかな、という期待がもてました。
朝日連峰のの残雪も見えております。
山の草とか花とか虫とか-残雪の朝日連峰

もうちょっとズームしてみると、写真の中央は竜門山への尾根。
そこから左に西朝日岳、右には寒江山。
山の草とか花とか虫とか-残雪の山
今くらいの季節に、この主稜線を歩いたならば素敵なことでしょうね。
日暮沢小屋から、竜門山、西朝日、中岳、大朝日岳を巡り、小朝日岳、古寺山と下って、ハナヌキ峰から日暮沢に戻るという長めの周回ルートがあります。
これまでは、山に行くなら泊まりのほうが良いな、と思ってくるりと一日で回ったことはありませんでしたが、今年は行ってみようかと思っております。

さて、夕方から夜になり、星をみんなで見られるかと思ったけれど、結局は雲が厚くなって見られませんでした。(屋内で、パソコンでプラネタリウムのように星を見たり、こないだの日食、月食、金星の日面通過を見たりしました)

Plant×50

コチャルメルソウ、シラネアオイ・・・2種×50=100円

6月1日から累計1,450円

2012年5月:2,450円
2012年4月:1,450円
2011年9月~2012年3月:16,700円
2011年4~8月:18,150円