作業をしながら登っていって、一服清水へと到着しました。
小屋に行っていた小屋番さんともこの付近で出会いました。

さて、一服清水のまわりにはリュウキンカが咲いておりました。
リュウキンカは、水のあるようなところのあちこちに見られます。
山の草とか花とか虫とか-一服清水

雨はまだしとしと続いていて、ブナの林にガスのかかったのは、湿度が高くてちょっといやだなという気持ちもあるものの、光景としてはなかなか素敵なものです。
山の草とか花とか虫とか-分岐へ

時折聞くのは、ブナは葉に雨を受けると幹に集めて自分の根元に水を導くのだということでした。
上のほうの枝には、水の通ったようなところが筋になっておりました。
山の草とか花とか虫とか-ブナ下から

その下のほうへ目を向けていくと、なるほど幹を水が流れております。
この日はしとしと、または霧雨のようでしたからそれほどでもありませんでしたが、たしかにこれなら根元に水が来るようだと思いました。(もっと雨だとじゃんじゃん流れていますよね。それだとカメラを出したくないので撮ったことはありませんが)
山の草とか花とか虫とか-雨の日のブナ

ハナヌキ峰の分岐のあたりの手前には、雪がたくさん残っていて、登山道は見えなくなっていました。まだまだ雪はありますね。
山の草とか花とか虫とか-雪

そして、春先にまず咲くからマンサク、のマンサクも未だに咲いておりました。
雪から最近になって顔を出したのでしょう。こりゃ、まず咲くマンサク、ではなくて、いまだに咲いている、マダサク・・・。雪はまだあるので、マダマダサク・・・。
山の草とか花とか虫とか-マンサクの残り

この日は古寺山まで行きましょう、との計画でした。
古寺山へ向かうと、だんだんと雪も当たり前のようにたくさんありました。
山の草とか花とか虫とか-雪が多く
なんせ長靴で来ているので、雪の締まった斜面だと、これは登山靴のほうが良かったかなと思いました。長靴だとソールも柔らかなので蹴りこんだりできませんでした。

5月に来たときの大きな雪庇のあたりまで登りました。
ここから先はまだ登山道がどこだかわからないので、とりあえず今日の作業はここまで。
このときにはガスが濃くなっておりました。
山の草とか花とか虫とか-雪とガス

たくさんの雪と、ガスの向こうは新緑です。
もうたくさんの葉が茂っておりました。
山の草とか花とか虫とか-雪と新緑


ほんとは、このあたりは見晴らしが良いのですが、ガスが濃くてなにがなにやら。
先輩の座っているあたりから下りの尾根に降りられるのですが、これでは上から下山して来たら、まわりの地形も見えないし、どこから下るのかさっぱりわかりません・・・。
山の草とか花とか虫とか-雪庇の上

ここまで来てたしか12時くらいになりました。
長靴だと、登山靴と違って足の裏が痛くなってまいりました。
このあと下っていくにしたがってだんだんと晴れ間がひろがっていきました。

Plant×50

リュウキンカ、ブナ、マダマダサク・・・3種×50=150円

6月1日から累計1,150円

2012年5月:2,450円
2012年4月:1,450円
2011年9月~2012年3月:16,700円
2011年4~8月:18,150円