だんだんと初夏の装いになる草むらには、ハムシたちが増えてきました。

これはアザミの仲間の草にいたハムシです。
調べてみるとアオカメノコハムシというのと、ミドリカメノコハムシというのとがおりました。
みどり=あお、でもあるので、ともに緑色・・・。この場合のあおは、ブルーの青ではないですよね。
さらに、アオカメノコハムシの食草としてアザミやフキなどキクの仲間となっていて、ミドリのほうはアキチョウジなどシソの仲間になっていました。
なので、これはアオカメノコハムシかな、と。
山の草とか花とか虫とか-アオカメノコハムシ

このハムシようなひらべったいハムシはほかにもいくつかおります。
正面から眺めてみると、ほほう、これは平べったい!
山の草とか花とか虫とか-アオカメノコハムシ 正面から

最初は、ぼくが近づいたからなのか動きが止まってしまいましたが、じっとしていると歩き出しました。名の通り、カメの甲羅のような背中からちょこんと出たあんよが可愛いポイントですね。触覚もピン!とV字に立てて歩いていきます(猫は嬉しそうに歩いていくときにしっぽの立っているのを思い出しました)。
山の草とか花とか虫とか-歩くアオカメノコハムシ

おしりも。
山の草とか花とか虫とか-アオカメノコハムシのおしり

背中ばかり見えてなかなか本体のほうが見えないなと思っていると、葉のうえに乗ってくれました。
山の草とか花とか虫とか-アオカメノコハムシ横から

ハムシの仲間でも、ヒトが近づくといくつかの反応があって、まったく意に介さないようなもの、びっくりしたようにポロリと落ちてしまうものなどあります。
このハムシの場合には、葉っぱにぐいっとくっつくようにしていました。
山の草とか花とか虫とか-アオカメノコハムシくっついている

つついてみると、さらにしっかり葉にしがみつくようです。
海のひらべったい貝のようです。これならカマキリなども手が出せそうにありません。
山の草とか花とか虫とか-さらにくっつく

ヨモギの葉には、もう少しちいさなひらべったいハムシもおりました。
こちらも、大きさや食草から調べてみるとヒメジンガサハムシというもののようです。
山の草とか花とか虫とか-ヒメジンガサハムシ

そういえば、昨年の今の時期に、ピカピカしたひらべったいハムシにも出会っておりました。
これは上の二種ほどはひらべったくないのですが、名をセモンジンガサハムシというようです。
ジンガサハムシと名の付くものはいくつかありますが、この虫のいた葉っぱがガマズミの葉のようだったのと、背中のばってんのような金色の模様からセモンジンガサハムシかな、と。
山の草とか花とか虫とか-セモンジンガサハムシ

真横から見ると、こちらのほうが背中がこんもりしておりました。
ジンガサとは、昔のお侍さんの陣笠のような形だからかなと思います。
山の草とか花とか虫とか-セモンジンガサハムシ2

この虫の特徴的なのは、なんといっても、この金色の部分がほんとにきらきらと輝くところでした。写真では伝わらないのが残念なのですが、ほんとにピカッ!と光るのです。
山の草とか花とか虫とか-セモンジンガサハムシ3
なお、この金色の輝きは生きているうちだけのものらしいのです。
がたがたの竹馬小僧(グリム童話でしたか?)の言うには「おいらは世界中の宝ものよりも生きてるものが好きなんだ」という台詞を思いだします。

このほかにも、ハムシたちは色とりどりにいろんな葉に、草むらに本物の宝石より素敵に暮らしているのでした。
初夏から秋にかけて、ずっと見られるのでしょうけれど、なんとなく今の時期がハムシの数も種類も多いような気がしていて、あちこちの草につくハムシを見ているとあっという間に時間が過ぎていきます。

蟲×50

アオカメノコハムシ、ヒメジンガサハムシ、セモンジンガサハムシ・・・3種×50=150円

6月1日から累計950円

2012年5月:2,450円
2012年4月:1,450円
2011年9月~2012年3月:16,700円
2011年4~8月:18,150円