幾日か、星や太陽のことばかりを載せていましたが、その間にも田んぼに行ったり、うちの近くにも虫が増えてきておりました。

遠くの太陽を眺めながらもとびきり身近なちいさいものも見てみたくなるものです。

うちのおとなりの家にはちいさな若いケヤキの木があります。
ケヤキの葉っぱも開き、だんだんとしっかり緑色になっていく時期になりました。
山の草とか花とか虫とか-ケヤキの葉

ケヤキには、こんなふうに葉にこぶのできることがあります。
なんでしょう?気になります。
山の草とか花とか虫とか-ケヤキの虫こぶ

上の写真は、5月の20日前後に撮ったものでした。
これは昨日に撮ったものです。葉もしっかりしましたが、こぶもなんだか育っておりました。
山の草とか花とか虫とか-虫こぶたくさん

さて、この虫こぶは人には影響が無いのですが、どうも触りたくないという方も多いようです。

ケヤキについては、昨年に樹形に注目してながめておりました。
12月8日「ケヤキ 舞鶴山公園にて

これはそのときのケヤキです。冬で葉が落ちているので、地面からぼさっと広がるケヤキの樹形が見てとれます。
山の草とか花とか虫とか-ケヤキの樹形

う~ん。このケヤキは大きくてなかなか一枚の写真におさまりませんでした。

もうちょっと遠くから撮るとこのような感じでした。
山の草とか花とか虫とか-大きなケヤキ


虫こぶは、虫が作るものですから、中には虫がおります。
今回は、こぶを開けて見てみました。

お、なんだかちいさな虫が一匹入っています。
ぼくはこの虫の詳しい図鑑は持っていないので、ネットで「ケヤキ」「アブラムシ」と検索するとケヤキヒトスジワタムシというのが出てきました。なるほど、おそらくこの虫でしょう。
虫こぶもいろいろありますが、虫こぶを作るのは、アブラムシの仲間、ハチの仲間、ダニの仲間などのようです。
山の草とか花とか虫とか-ケヤキヒトスジワタムシ

もっと大きく見てみましょう。
こんなのが住んでおりました。
これは名のなかにワタムシとあるように、このこぶのなかで育つと翅と白いわたを生やしてある日ひらひらと飛んでいきます。(それが雪虫、なんて呼ばれたりして、そのあとササなどに住むようです)
山の草とか花とか虫とか-ケヤキヒトスジワタムシ 拡大
ネットの情報には、ひとつのこぶのなかに何匹も入っているのもありましたが、この木にあるのをぼくが数個開けてみたのところ、一匹ずつでした。

こぶの葉の裏を見てみましょう。
葉脈がひきつれるようになっていて、ここからこぶが育っていったようです。
このアブラムシの仲間は、まだ葉の若いうちに、この葉にちくちくとなにかしらの刺激を与えてこのこぶを作るようです。そして、そのこぶのなかで敵にも見つからずに大きくなるまで葉から栄養をいただくのですね。
山の草とか花とか虫とか-虫こぶ裏から

考えてみると、植物の葉の育つのをそんなふうにコントロールしてそのなかに過ごすわけです。
まさに、「じゅげむじゅげむごこうのすりきれ・・・」に続く「くうねるところにすむところ」でございますね。
ヒトの科学には、まだ葉をこのようにコントロールすることが出来ないようです。
なのに、この小さい虫はだれから教わるわけでなく、こんなにすごいことをやってのけるのだから、やはり地球で一番進化しているのは虫たちなのだと思わずにはおられません。

さて、さて、
昨日(つまり金星が太陽の前を通っている最中)にこぶを見ていると、その葉の裏にはあの不思議なクモがうろちょろしていました。
一見アリのようです。
山の草とか花とか虫とか-ケヤキの葉にアリグモ

ところが、ぐいっと近づいてみると、なんとつぶらな瞳でしょう。
これはハエトリグモの仲間のアリグモというクモのメスのようでした。
山の草とか花とか虫とか-可愛い眼

アリグモは昨年の今くらい時期から、あちこちで見かけるようになりました。
7月8日「アリにそっくりなクモ(クモ注意)

虫たちは、5月の中ごろからあちこちにたくさん出てきて、草や木を眺めていると彼らがうろちょろとして、次々に興味深い虫が現れて飽きることがありません。

このクモは、ワタムシの出てくるのを待ってうろちょろしているのでしょうか?
ずっと観察して、なにをしているのか確かめたいけれど、あらら、雲が薄くなって来た!と望遠鏡のところに急いで戻るのでした。

Plant×50

ケヤキ(若葉のころ)・・・1種×50=50円

蟲×50

ケヤキヒトスジワタムシ・・・1種×50=50円

6月1日から累計750円

2012年5月:2,450円
2012年4月:1,450円
2011年9月~2012年3月:16,700円
2011年4~8月:18,150円