2012年6月6日は金星が太陽の前を通る金星の日面通過(太陽面通過という言い方もあるようです)が起きました。
昨日から天気予報を眺めておりました。どうかな。だめかな。
朝はこのような感じ・・・。どこにお日様がいるのかわかりません。

機材を準備して、いつでも顔を出しておくれ、と待っておりました。
8時10分。一枚目の撮影。
(なお、今回の撮影は、この時間に天頂を上にカメラをセットしました)
写真の左側に黒い丸が!おお!これが金星の影か!大きい!大きい!

8時14分。時間が経過すると、ちょっと移動しておりますか?

8時31分。雲は濃くなったり、太陽がうっすら見えたりを繰り返します。

こういうような写真の時の空はこんなふうでした。
雲の切れ間に肉眼で太陽の輪郭が確認できるくらいの状態だと写真にもなんとか写ります。(肉眼ではまったく見えない)

8時51分。自動でセットして時間のとおりに撮りたいのですが、雲も盛んに日面通過するので・・・。設定をこまめに変えないといけないのでそういうこともできませんでした。

9時50分。金星の影は移動していきます。

10時52分。1時間くらい経過すると位置の変わっているのがわかりますね。

11時47分。雲の切れ間に撮っているのですが、約1時間くらいに一枚は撮りたいものだと思っていたのにこの時間には雲が濃くてだめでした。
雨もちょっとぱらぱらと落ちてきて、カエルたちは雨だ!雨だ!と鳴いていたのですが、いやいや、カエルさんたちよ、まだ、まだ君たちの期待するほどは降りませんよ、と。

12時44分。なんとか雨はすこしだけで済んで、カメラや赤道儀にはザックのカバーをかけ、その上に傘をさいてしのぎました。この時間には・・・なんとか確認できました。

13時03分。だんだんと第3接触が近づきます。(第1接触は、金星が太陽にかかった瞬間、第2は太陽面の中にふちから離れて入る瞬間、第3は再び太陽面のふちに金星のふちが重なる瞬間、第4は欠けおわり)ぼくが今回見たかったもののひとつは、この第2接触と第3接触で起きるという液滴現象(ブラックドロップ)でした。

13時19分。さあ、だんだんと太陽の輪郭に近づいていきます。雲がかかるかどうか。

13時31分。雲が途切れ途切れのところを狙って撮っていたら、もう接触しちゃっていました。
液滴現象は確認できませんでした。(なんでも、この現象は100年以上前に起きた際に記録されたもので、当時の光学機器がまだ充分でなかったからとかなんとか)

13時40分。金星は太陽のふちにかかっています。刃こぼれしたみたいな太陽。

13時40分。そろそろ第4接触です。こちらは見られるかな。どうかな。

13時46分。ぐは・・・。

このあとはもう太陽は顔を出しませんでした。

これは13時30分前後の雲の様子です。
もうすこし東にいたら第3接触も見られたのかな。(星の先生からは見たよ、と電話がきました)

金星の日面通過が起きるのは、次は2117年だそうです。長生きしなくては・・・。
なお、日面を惑星が通過するのは地球よりも太陽に近い惑星だけ(それはそうだ)で、火星が日面通過をするのを見るには木星や土星に行かないといけません。
水星は地球の内側なので、金星とおなじく太陽の前を通ることがあります。
水星のほうが回る周期が短いためか頻度が多く、次は2019年(日本では見られないらしい)だとか。
まあ、とにかく貴重な現象をこの目で見ることができました。
こういうことがあるとお休みをいただいてほんとうにありがたいことです。
あまり調子に乗りすぎると、「どうもきみは空を見ているのが好きなようだからデスクは外に置いたよ」ということに・・・。明日からがんばりたいと意を新たにいたしました。
このあと、片づけを急いで終わらせた後、ばらばらと雨が落ちてきて雷雨になりました。
14時くらいから停電になってしまい、復旧したのは17時を過ぎてのことでした。
昨日から天気予報を眺めておりました。どうかな。だめかな。
朝はこのような感じ・・・。どこにお日様がいるのかわかりません。

機材を準備して、いつでも顔を出しておくれ、と待っておりました。
8時10分。一枚目の撮影。
(なお、今回の撮影は、この時間に天頂を上にカメラをセットしました)
写真の左側に黒い丸が!おお!これが金星の影か!大きい!大きい!

8時14分。時間が経過すると、ちょっと移動しておりますか?

8時31分。雲は濃くなったり、太陽がうっすら見えたりを繰り返します。

こういうような写真の時の空はこんなふうでした。
雲の切れ間に肉眼で太陽の輪郭が確認できるくらいの状態だと写真にもなんとか写ります。(肉眼ではまったく見えない)

8時51分。自動でセットして時間のとおりに撮りたいのですが、雲も盛んに日面通過するので・・・。設定をこまめに変えないといけないのでそういうこともできませんでした。

9時50分。金星の影は移動していきます。

10時52分。1時間くらい経過すると位置の変わっているのがわかりますね。

11時47分。雲の切れ間に撮っているのですが、約1時間くらいに一枚は撮りたいものだと思っていたのにこの時間には雲が濃くてだめでした。
雨もちょっとぱらぱらと落ちてきて、カエルたちは雨だ!雨だ!と鳴いていたのですが、いやいや、カエルさんたちよ、まだ、まだ君たちの期待するほどは降りませんよ、と。

12時44分。なんとか雨はすこしだけで済んで、カメラや赤道儀にはザックのカバーをかけ、その上に傘をさいてしのぎました。この時間には・・・なんとか確認できました。

13時03分。だんだんと第3接触が近づきます。(第1接触は、金星が太陽にかかった瞬間、第2は太陽面の中にふちから離れて入る瞬間、第3は再び太陽面のふちに金星のふちが重なる瞬間、第4は欠けおわり)ぼくが今回見たかったもののひとつは、この第2接触と第3接触で起きるという液滴現象(ブラックドロップ)でした。

13時19分。さあ、だんだんと太陽の輪郭に近づいていきます。雲がかかるかどうか。

13時31分。雲が途切れ途切れのところを狙って撮っていたら、もう接触しちゃっていました。
液滴現象は確認できませんでした。(なんでも、この現象は100年以上前に起きた際に記録されたもので、当時の光学機器がまだ充分でなかったからとかなんとか)

13時40分。金星は太陽のふちにかかっています。刃こぼれしたみたいな太陽。

13時40分。そろそろ第4接触です。こちらは見られるかな。どうかな。

13時46分。ぐは・・・。

このあとはもう太陽は顔を出しませんでした。

これは13時30分前後の雲の様子です。
もうすこし東にいたら第3接触も見られたのかな。(星の先生からは見たよ、と電話がきました)

金星の日面通過が起きるのは、次は2117年だそうです。長生きしなくては・・・。
なお、日面を惑星が通過するのは地球よりも太陽に近い惑星だけ(それはそうだ)で、火星が日面通過をするのを見るには木星や土星に行かないといけません。
水星は地球の内側なので、金星とおなじく太陽の前を通ることがあります。
水星のほうが回る周期が短いためか頻度が多く、次は2019年(日本では見られないらしい)だとか。
まあ、とにかく貴重な現象をこの目で見ることができました。
こういうことがあるとお休みをいただいてほんとうにありがたいことです。
あまり調子に乗りすぎると、「どうもきみは空を見ているのが好きなようだからデスクは外に置いたよ」ということに・・・。明日からがんばりたいと意を新たにいたしました。
このあと、片づけを急いで終わらせた後、ばらばらと雨が落ちてきて雷雨になりました。
14時くらいから停電になってしまい、復旧したのは17時を過ぎてのことでした。