6月4日、今夜は部分月食がありました。
5月21日の日食は新月でしたが、今夜は満月です。
日食は、地球に月の影が落ちて(太陽と地球の間に月がある)いるのでしたが、今夜の月食は月に地球の影が落ちていたのです。

東にはちょっと雲があって、ようやく月が見えたのは19時17分になってからでした。
欠けているはずのところは雲のなかでまだ見えません。
山の草とか花とか虫とか-1917

日暮れが遅くなっている時期なので、空はまだ明るさを残していました。
月が赤みを帯びているのはまだ高度が低いからのようです。(夕焼けとおなじ)
山の草とか花とか虫とか-1918

だんだんと周りの空は暗く、月は明るく見えてきました。
月の右下の欠けているのが見えてきた???
山の草とか花とか虫とか-1919

はっきりと欠けたのが見えるようになりました。
これは19時41分。
写真の右下の黒い部分が地球の影で、そこから左上に段階的に明るくなっていました。
あの暗い部分から太陽のほうを見ると、地球から見る皆既日食のように地球の向こうに太陽が隠れているのだろうと思いました。そんな風景を月から見られたら見事なのだろうなあ。
山の草とか花とか虫とか-1941

19時56分。
ちょっと薄い雲がかかってきてしまいました。
山の草とか花とか虫とか-1956

20時08分。
今回の月食は部分食なので、全部は影の中には入りません。
この時間で、今回の食の最大でした。
山の草とか花とか虫とか-2008

20時16分。
地球の影は、だんだんと動いていきます。日食は太陽には模様が無い(黒点があるのですが、いつもの模様というのがありません)ので、どこらへんが欠けているというのがわかりにくいのですが、月ならいつもの模様があるのでわかりよいですね。
山の草とか花とか虫とか-2016

20時31分。
う~ん、こないだの日食の際もそうでしたが、昇りながら欠けていったり、雲がかかったりすると明るさが変化して、明るく写りすぎたり、暗くなってしまったりします。
色合いも高度が上がるとともに白っぽくなってきました。
山の草とか花とか虫とか-2031

20時43分。
地球の影は、どんどん動いていきます。
山の草とか花とか虫とか-2043

20時56分。
もうだいぶ月の全体が見えてきました。
山の草とか花とか虫とか-2056

21時06分。
もうそろそろ部分食がおしまいです。
山の草とか花とか虫とか-2106

21時12分。
まだちょっとだけ暗い部分が残っていますが、予想によるともう部分食の終わったくらいの時間となりました。
山の草とか花とか虫とか-2112
今回は欠けはじめは観察できませんでしたが、これで撮影をおしまいにしました。
5月21日の日食、今夜の月食、そして6月6日には、いよいよ金星の日面通過です。
今年は、なんだかいろいろと起きますね。

・・・おまけ・・・

21時52分のこと。
月食を見ていて気になっていたのが月の暈でした。
今夜も、日食とおなじところで撮ったのですが、普通の三脚を忘れて行ったのでこの月の暈はきちんと撮れませんでした。
空を眺めていると、太陽に虹のわっかのかかったようなものを見ることがあります。
実は、お月様にもそのわっかがかかるのでした。
目では、ぼんやりと有るか無いか、というくらいなのですが、写真を撮ってみると、なんとなく虹のように色があるのがわかります。
山の草とか花とか虫とか-2152

さて、日暈はというと、これは先週の6月1日の日暈。
完全にわっかにはなりませんでしたが、月のわっかよりもずいぶん色がはっきりしています。
山の草とか花とか虫とか-6月1日の日暈

その虹のようなところを大きくしてみるとこんなふうです。
山の草とか花とか虫とか-日暈アップ

このわっかは、太陽や月から22度ほど離れたところに見えるので22°ハロ、とか、日暈・月暈、内暈、などと呼ばれているようです。
ぼくはいつもは屋内で書類仕事をしているので、こういう空の様子をずいぶんと見逃しているのだろうなあ、なんてちょっと残念に思います。