ねじれたミズナラのあるピークから、ニセ石見堂岳(山の手前の尾根の一部)を眺めながら、とりあえず12時まで登って、そこから帰ろうということにしました。
遠くから見えた大きな雪庇はこれです。

写真に撮ったらあまり大きくみえません。ほんとはすごく大きいのに。

尾根の木は雪庇の間には、雪の隙間があって、うえに雪がうっすらかぶっているものだから、ストックで確認しながら行きました。隙間といっても、雪は何メートルもあるので、落っこちたらたいへんです。こういう隙間は、クレバスでなくてなんと呼ぶのだったかなあ。忘れました。
雪庇のうえにつきました。
これまで歩いたルートが見えました。
振り返ると、これまで歩いてきたところも雪庇のところでした。
尾根の風下には雪庇が張り出し、風上は風で雪が締まって氷になっているところもあり、なかなかね。
どこを歩いてよいものやら。その先には、先ほどのミズナラのあったところ。

ここからは、南のとなりの尾根の先、1327mのピークがうっすらと見えました。

登っていくと、ブナの幹のコケがついているのがありました。
風下に多くついているのですが、ある高さから下はコケがついていません。
このコケのついているいないで、夏にも雪の深さがわかるそうです。

奥の幹のほうがわかりやすいでしょうか?
雪の面のちかくは、風がふくと雪が飛んできてコケがはがれてしまい、雪に埋まるところも、雪で削られてコケは生えられないそうです。

ダムを作るときなどは、この雪の深さから水資源としての雪の計算のもとにしたそうですよ。
途中までは、先輩と先頭を交代しながら登っていたのですが、先輩は今年の冬はあまり雪の山に行っていないので足が慣れていないとのことで、途中からは交代せずに行きました。
珍しく、「ばてちまった」とのこと。うん、先輩の口から初めてバテたと聞きました。

お日様は、現れては隠れ、隠れては現れます。

えっちらおっちらと12時ちょうどくらいに、この割れたブナのところにつきました。
ここで標高950mほど。登りはじめは標高440mくらいだったので500mくらいは登ったでしょうか。
道のりは2.5km程度で4時間かかっています。
この日は、ここを最終の到達点とし、おひるごはんにしました。

キタゴヨウの木もありました。ぼくはヒメコマツと覚えていて、ふだんそう呼んでいるのですが、ゴヨウマツがヒメコマツなのか、キタゴヨウがヒメコマツなのかちょっとよくわかりません。
ほら、混乱するでしょう?(今日の記事はいつにもまして曖昧ですね。むにゃむにゃ)

分布域からいって、キタゴヨウではあるだろうと思うのでした。
ゴヨウは御用や誤用でなく、五葉なのでした。
葉っぱが五本、束になってついています。

木の根元は、風が削るのでしょうか。くぼみになっていて、ササやシャクナゲのようなちいさなのが住んでいました。

眼下に、月山ダム。

ちょっとずつ近くはなってきたのですが、まだ遠い1327ピーク。
今回向かった石見堂岳のさきには、赤見堂岳というのがあり、1327ピークのところから北なのですが、ここからは見えませんでした。

先輩は、せっかく来たから、ロッキーチャックくんだけで石見堂岳までささっと行ってきたら?と言うのでしたが、やめておきました(ムリです)。
また、登りながらに「おれの足の動くうちに、厳冬期の大朝日岳に行きたいのだけれど、若い衆で連れて行ってくれないもんかなあ」と言うのでした。
う~ん。どうもぼくにはできそうにないなあ。行ってはみたいような気もするのだけれど、ぼくには無事に帰れる気がしないのでした。
このあと下山して、博物館へ立ち寄りました。
遠くから見えた大きな雪庇はこれです。

写真に撮ったらあまり大きくみえません。ほんとはすごく大きいのに。

尾根の木は雪庇の間には、雪の隙間があって、うえに雪がうっすらかぶっているものだから、ストックで確認しながら行きました。隙間といっても、雪は何メートルもあるので、落っこちたらたいへんです。こういう隙間は、クレバスでなくてなんと呼ぶのだったかなあ。忘れました。
雪庇のうえにつきました。
これまで歩いたルートが見えました。
振り返ると、これまで歩いてきたところも雪庇のところでした。
尾根の風下には雪庇が張り出し、風上は風で雪が締まって氷になっているところもあり、なかなかね。
どこを歩いてよいものやら。その先には、先ほどのミズナラのあったところ。

ここからは、南のとなりの尾根の先、1327mのピークがうっすらと見えました。

登っていくと、ブナの幹のコケがついているのがありました。
風下に多くついているのですが、ある高さから下はコケがついていません。
このコケのついているいないで、夏にも雪の深さがわかるそうです。

奥の幹のほうがわかりやすいでしょうか?
雪の面のちかくは、風がふくと雪が飛んできてコケがはがれてしまい、雪に埋まるところも、雪で削られてコケは生えられないそうです。

ダムを作るときなどは、この雪の深さから水資源としての雪の計算のもとにしたそうですよ。
途中までは、先輩と先頭を交代しながら登っていたのですが、先輩は今年の冬はあまり雪の山に行っていないので足が慣れていないとのことで、途中からは交代せずに行きました。
珍しく、「ばてちまった」とのこと。うん、先輩の口から初めてバテたと聞きました。

お日様は、現れては隠れ、隠れては現れます。

えっちらおっちらと12時ちょうどくらいに、この割れたブナのところにつきました。
ここで標高950mほど。登りはじめは標高440mくらいだったので500mくらいは登ったでしょうか。
道のりは2.5km程度で4時間かかっています。
この日は、ここを最終の到達点とし、おひるごはんにしました。

キタゴヨウの木もありました。ぼくはヒメコマツと覚えていて、ふだんそう呼んでいるのですが、ゴヨウマツがヒメコマツなのか、キタゴヨウがヒメコマツなのかちょっとよくわかりません。
ほら、混乱するでしょう?(今日の記事はいつにもまして曖昧ですね。むにゃむにゃ)

分布域からいって、キタゴヨウではあるだろうと思うのでした。
ゴヨウは御用や誤用でなく、五葉なのでした。
葉っぱが五本、束になってついています。

木の根元は、風が削るのでしょうか。くぼみになっていて、ササやシャクナゲのようなちいさなのが住んでいました。

眼下に、月山ダム。

ちょっとずつ近くはなってきたのですが、まだ遠い1327ピーク。
今回向かった石見堂岳のさきには、赤見堂岳というのがあり、1327ピークのところから北なのですが、ここからは見えませんでした。

先輩は、せっかく来たから、ロッキーチャックくんだけで石見堂岳までささっと行ってきたら?と言うのでしたが、やめておきました(ムリです)。
また、登りながらに「おれの足の動くうちに、厳冬期の大朝日岳に行きたいのだけれど、若い衆で連れて行ってくれないもんかなあ」と言うのでした。
う~ん。どうもぼくにはできそうにないなあ。行ってはみたいような気もするのだけれど、ぼくには無事に帰れる気がしないのでした。
このあと下山して、博物館へ立ち寄りました。