大きなスギのしたには違う葉っぱの木がありました。
この写真では右下にちょっと色合いの違うところがあると思います。
山の草とか花とか虫とか-大杉とカヤの木

この木のしたにも祠がありました。
この木はカヤの木のようです。
山の草とか花とか虫とか-カヤの木のしたのほこら

どれどれ、葉っぱを見てみました。
葉は冬もついたままです。
表面はすべすべしている感じです。
葉の先はとがっていてちくちく。
山の草とか花とか虫とか-カヤの葉

葉のうらには白っぽい筋がふたつならんでいます。
この白っぽい部分に、木の葉が息をするための気孔というのがたくさんあるそうです。
山の草とか花とか虫とか-カヤの葉 裏

さて、うちの近くの山には林床にたくさんこのようなちいさな木があります。
(こちらは別な日に別な山で撮りました)
ぼくは長いこと、これはおおきくなってカヤの木になるのだと思っていました。
ところが、これの大きくなったものは林のなかにはなかなかありません。
最近になってわかったのは、これはハイイヌガヤという大きくならない雪の地に適応したイヌガヤの仲間だということでした。
山の草とか花とか虫とか-ハイイヌガヤ

葉の裏を見てみましょう。
うえのカヤの葉とくらべると白っぽい帯の部分が太さが違ってみえました。
そのほか、こちらは葉のさきがちくちくしそうなのに実際に触るとちくちくしません。
山の草とか花とか虫とか-ハイイヌガヤ 葉裏

カヤとイヌガヤは似ていますが、カヤはイチイ科のカヤ属に。
イヌガヤはイヌガヤ科のイヌガヤ属となっています。
そしてこのハイイヌガヤは、イヌガヤの積雪地へ適応した型であろう木です。
なお、カヤのほうにも日本海側に適応したと思われるチャボガヤというのがあるようです。
これは木が高くならない、とだけ図鑑に書いてあるだけで詳しく載っていませんでした。
あと、うちから西に5kmほど行ったところにこれまた大きな大きなカヤの木があって、これは神代カヤと呼ばれています。
そちらの大きなカヤは、また春が進んだら訪れてみましょう。

さて、13:50。
なんだか落ち着く場所なのでここで眠ってもよいくらいの気分ですが、おうちに帰って仕事に行きましょう。
さよなら大杉。
山の草とか花とか虫とか-さよなら大杉

斜面をスキーでじぐざぐに登っていきます。
だんだんと大杉は遠くなります。
途中に曲がった木があって、その曲がりが大スギの樹形に妙にフィットしていたものだから撮ってみました。
山の草とか花とか虫とか-大杉遠く

雪の斜面を登ります。
このくらいの傾斜なら、シールなしのテレマークのスキーでも、ジグザグといけば体力は使わずに登れます。だいぶスキーに慣れてきました。
山の草とか花とか虫とか-雪の斜面

ここにも春の気配ですね。
木のしたには落ち葉の積もった地面が見えました。
山の草とか花とか虫とか-木の根元

裏山が見えたのは14:47ごろ。
ここまで来るとあとは滑っておりるだけです。
山の草とか花とか虫とか-裏山を望む

さてさて15:13。
スタート地点にもどりました。
山の草とか花とか虫とか-帰りました

この日は登りの多い行きの道では2時間21分ほど、帰りには1時間23分でした。
行きも帰りも5kmほどの道のりで、観察してばかりいる割合にはなかなか順調?
スキーを手に入れて、観察がおろそかになるかしらん?とぼくもちょっと思ったけれど、時間のある分をじっくりいろんなものを眺めらるようになりました。

しかし、木というのはほんとうに不思議なものです。
調べれば調べるほどに、考えれば考えるほどに不思議になります。
木全体はおおきくっても、さきっちょの枝は今年生えたばかりの生まれたてほやほやと同じなのですよね。
1,100歳と生まれたてがおなじ木でもある。う~ん。不思議です。

来年は、雪が木を白くしている風景を見たいと思いました。

Plant×50

カヤ(チャボガヤというほうかなあ?)、ハイイヌガヤ・・・2種×50=100円

3月1日から累計1,550円 
2月:1,150円 1月:1,050円 12月:1,700円 11月:3,150円 10月:3,900円 9月:3,700円
4~8月:18,150円