ぼくは、物欲に負けてしまいました。
数年前から、山に行くのにスキーは便利だよなあ、やっぱり。と思っていて、でも山スキー(かかとも止まるタイプの)ものを見て、高価さにびっくりしていました。

MADSHUSのEPOCHというスキー板です。175cmを選びました。
見た感じは、まったくもって普通のスキー板だなあという感じです。
スキーを手にするのは、10年以上の久しぶりです。
山の草とか花とか虫とか-MADSHUS EPOCH
真ん中のあたりが、ちょっと細くなっていて、ぼくがまだスキーを頻繁にしていたころには、まっすぐな板の身長+30cm。もしくはもっと長い。というのが記憶にあるのでなんだか短めな感じがしました。

板の裏には、ぎざぎざがあって、シール(毛のもさもさした貼るもの)がなくてもある程度までは斜面を登ることができるそうです。
山の草とか花とか虫とか-スキー板の裏

このぎざぎざは、部分によって違っていてなんだか面白いです。
子どものころに使っていたものは単調なパターンでしたが、これは複雑にいろんなパターンになっていました。進化しているのでしょうね~。
山の草とか花とか虫とか-スキー板のうろこ

ビンディング(金具)は、壊れなさそうなものを選びました。
G3のTARGAというもののようです。これのつま先からあがるようになっているものもありましたが、そういう機能がついていると、行った先で壊れたらいやだな、と思ってなんにもないのにしました。
山の草とか花とか虫とか-G3 TARGA

ブーツは、GARMONTのVENTUREという柔らかいのにしました。
これがまた、軽いし、登山靴よりも柔らかです。スニーカーみたい。
山の草とか花とか虫とか-Garmont Venture

行きたいルートのことを店員さんに相談して選んでみたら、値段にびっくりした山スキーのブーツや板だけの値段よりも安いくらいで一式を買えてしまうことを知って、気がついたころには、金具の取り付けをお願いしてしまっていたのです。

昨日、金具の取り付けが済んで夕方に受け取りに行きました。
で、先ほどまでナイター営業しているスキー場のはじっこを借りて(リフトを使わないで試しに乗っていたので、ほんとにお借りしただけ)試しに滑ってみました。

このスキーは、かかとが動くので、なんとなく子どものころにやっていたクロスカントリースキーのような乗り心地かと思ったのだけれど、クロスカントリースキーに比べてすごく安定感がありました。
それでいて、ブーツもスキー板も軽いから歩くときにもすいすいっと進みます。
いやあ~。これはしっくりくる。
アルペンスキーのようにぐいぐいっとは滑れませんが、森のなかを歩いて、下りは滑ってというのにまさにぴったりと思いました。

写真などで見る、足を前後に広げてターンするのは、ちょっと試してみたらくるりと回りすぎて練習が要るかなという感じでした。
ブーツもスキーも安定しているものだから、アルペンの曲がるようにしてもゆるい傾斜では曲がれてしまってなんだかね。

うちの裏山のスキー場の跡地です。
ここはうちの集落でボランティアのようにして運営をしていて、ロープトゥが2本ありました。
親父もここを動かしているスタッフだったので、物心のつくまえから、冬の休みの日は否応なく手伝いをさせられていました。ずっと、スキーばっかり。
山の草とか花とか虫とか-裏山のスキー場
スキー場の当番ではない貴重なお休みには、クロスカントリースキーで、裏山に連れて行かれました。
クロスカントリースキーはエッジがないので、急な斜面をくだるのにはむいていないし、ブーツも浅いから新雪ふかふかのところを行くものでもないと思うのだけれど、親父は「こちらがほんとのスキーなのだよ」と森の中を散歩するのでした。

親父の出身のところでは、スキーは移動用具という感じだった(今でも、うちの近くで山仕事にスキーでいくかたもおります)ので、これは教えておかなくてはと連れて行かれたのかもしれません。

というわけで、座って載るリフトには、高校生くらいになって友人と初めて一度乗りに行き、その後も片手で足りるくらいしか乗ったことがないのでした。蔵王のスキー場を案内してよ~、と言われても、地元なのによくわからないのでした。

まさかね。嫌だなあ、日曜はお休みで良いよ~と敬遠していたスキーなのに、年を経て手に入れることになるとは自分でびっくり。

これでこないだ4時間ちょっとかかった大頭森山に行ったら、もっと時間に余裕があるのかな。
くだりは早そうだから、ゆっくりしていられそう。
裏山からずっと遠くにも行けそうです。わくわくします。