今日はとてもよく晴れました。ほんとに久々の晴れ!という感じでした。

その前に、昨日までのおさいとうのおまけをちょっと。

数日前に、雪中田植えをした跡を見つけました。
雪のうえで、田植えのしぐさをして豊作を祈る行事だそうです。
山の草とか花とか虫とか-雪中田植えのあと

うえの写真の注連縄の細いもののわきに、こんなのがぶら下がっていました。
これは、なんという名前でしょう?
山の草とか花とか虫とか-これはなんでしょう

トウガラシをこのようにくっつけておくのは、魔よけとは聞いたことがあります。

で、そうそう、門松。
うちでは、門松をしないので、探していました。
山の草とか花とか虫とか-かどまつ
梅のようは花は残念ながら造花でした。
で、この門松について以前に聞いたのは、「歳神様は、ちくちくしたさきっちょが好き」ということでした。ちくちくしたものが好きなんて、ちょっと不思議な気がします。トンボ、かしらん?
マツの枝にすっぱり切った竹。
なるほどなあ、とがっておりますね。

ちょっと時間を戻って、これは1月3日の未明に撮った北斗七星です。
グレーの線でつないでいるところが、北斗七星。
青っぽい線は、北斗七星からアークトゥルス、スピカとつながる「春の大曲線」の線です。
もっと広角なレンズがあれば、大曲線を撮れたのでしょうが、二枚にわたってしまいました。
山の草とか花とか虫とか-北斗七星からアークトゥールス

で、続き。
今年の土星は、この位置です。
大曲線は、おとめ座のスピカに続いています。
山の草とか花とか虫とか-土星とスピカ


星にまつわる神話を紹介したので有名な野尻抱影さんの「星座のはなし」には、一例としておとめ座のおとめとは、農業の神デメーテールと書いてあり、この女神の持っている麦の穂に光るのがスピカです。
スピカの語源として、「ちくちくしたもの」というのがあるそうです。
陸上の「スパイク」もこれのとおりらしいですよ。

そうそう、歳神様は、山の神様でもあり、かつ田んぼの神様でもあるので、きっと稲穂のちくちくがお好きなのだろうと連想しました。(自分のあたまのなかで、つながってしまっていたから、はっきり書くのを忘れました。なお、これは個人的になるほどなあ、と思ったそれだけのおはなしです。)

前回、歳神様は田んぼの神様とか、そういういろいろと書きましたが、夜空を眺めていたら「ああ!おんなじだ」と思ったので、書きたくなりました。

では、本日に晴れたから見えた山。
これは、月山の頂上付近。
山の草とか花とか虫とか-20120118月山

西へ向くと、これは障子ヶ岳でしょうか?
かたちからすると、おそらくそうですね。
雪庇の育っているのが見えます。
山の草とか花とか虫とか-20120118障子ヶ岳

もっと西に行くと、こちらは西朝日岳でしょうか?
その手前の尾根は古寺山のあたり、かな?
そして、もっと手前の木があるのが伏辺山?
山の草とか花とか虫とか-20120118西朝日

これは間違いなく大朝日岳です。
山の草とか花とか虫とか-20120118大朝日岳

久々の晴れで、気温は氷点下を越えて暖かくなりました。雪もちょっと湿ります。
明日は、雪の上をちょっとは歩きやすくなるかもしれません。
朝日連峰の眺めのよいところに行ってこようかな。