今夜も雪が降ります。
いまだに、ひらひらと舞うところを写真でうまく撮れません。
ふわふわっとした感じに撮りたいのにな。

ぼくは、星を撮るのが好きです。
子どものころに、星の本を読むと、写真の撮り方などが載っていて、これはほんとに憧れでした。
シャッターを開けっ放しにできるカメラをいつの日にか手に入れて、レリーズを慎重に、かしゃりと押すのだ。と夢見ておりました。
と、回想を書き出すとですね、明日の朝までかかってしまうから、やめといて。
さて、今夜はですね。星を撮ってみましょうよ。ということなのです。
星空は、三脚と一眼レフのカメラがあれば、簡単に撮れます。
デジタル一眼になってからは、ほんとうに楽になりました。
なお、今回書くのは、ぼくの撮り方の紹介ですから、もっと良い方法があるかもしれません。あしからず。
※コンパクトデジカメの場合は、残念ながらシャッタースピードなどを調整できないといけないので、そうできるもの以外は、ちょっと無理かなと思います。最近の、コンパクトデジカメの進化もものすごいものがあるらしいので、ぼくが知らないだけかも知れませんけれど。
はい、では。
準備するものは、三脚とデジタル一眼レフカメラ、です。
つまり、星を撮るのには、昼に風景などを撮るのと違って、数秒~数分間シャッターを開けっ放しなので、手振れしてはいけないから三脚などが必要です。
使うレンズは、本体を買ったときには、いわゆる標準ズームというのをセットで買う場合がほとんどでしょうから、それが良いなと思います。

なお、これは、ぼくがCanon60Dで星を撮る時に一番良く使っているレンズです。
表示の18-135mm、というのは焦点距離で、このレンズの場合はズームできるので、このように書いてあります。
焦点距離は、みじかいほうが広い範囲を写すことができます。(つまり、ものはちいさく写ります)
長いと、狭い範囲になりますね。(ものは大きく写ります)
写真を撮るのが好きだと、ついつい望遠で撮りたくなってしまいますが、星座などは大きいですから広い範囲を取れるように、一番広角で撮るのが良いかな。
その右の、1:3.5-5.6というのはF、レンズの口径を焦点距離で割ったもので、レンズの明るさ、です。
これはちいさいほどに明るくなりますが、明るいレンズほど高価になります。
標準レンズは、バランスの良いものが多いので、とりあえず撮るなら標準のついてきたものが良いですよ。
はい、では。このレンズで実際に撮ったものを見ながら進みましょう。
撮る前のカメラの準備を。
シャッタースピードと、絞り、ISO感度を自分で設定できるようにマニュアルモードにします。
また、ピントもマニュアルに。
夜空は暗いので、たいていオートが上手く働きません。(月ならオートでいけるときもあります)
次に、キヤノンの場合、オートライティングオプティマイザ、オリンパスの場合は、トーンの設定をオートから、標準あたりに変えておきます。これは、逆光などを補正する機能のようですが、これを入れたままだと、暗い部分が綺麗に暗くなりません。
※「オートライティングオプティマイザ」は、ゆめさんから教えてもらいました。オートライティンギュオピチマイザ・・・舌噛みそうな機能の名ですね。
次に、ピント、です。
なんたって、ピントは一番大事です。
フィルムカメラの場合は、無限遠にピントを合わせると合ったはずなのですが、デジタルカメラの場合は、一番遠くになるようにピントリングを回したあとに、ちょっと戻さないといけません。
今のカメラは、ほとんどがライブビューを使えますから、ライブビュー、とっても便利です。
明るい星にレンズを向けて、それをマニュアルフォーカスで一番星がちいさく写るようにあわせます。
そして、あわせたらもうピントはいじくりません。あとは、お好きなほうにレンズを向けて、シャッタースピードやISOを変えながら何枚も撮ってみてください。
さあて、これは、竜門山から寒江山方向を撮ったものです。
撮っている方向は北の空です(北斗七星が写っていますからね)。
この夜は、南に半月のお月様がいましたから、空は明るくなっています。

これは、F4、ちょっと絞っています。
焦点距離は18mm、広角いっぱい。
ISOは3200。ISO感度は、感度を高く(数字が大きく)したほうが明るく撮れますが、ノイズが多くなります。ノイズは新しいカメラでは、劇的に少なくなってきました。機種によってかなり違いがありますから、自分のカメラ次第で変えてみると良いと思います。
あと、大事なのが色温度(カメラによってはWB、とか、ホワイトバランスと書いてあります)です。
基本的には、太陽マークのところが良いと思います。星も遠くの太陽ですからね。
でも、困るのは、街灯の光なのです。
街灯は、オレンジ色だったり、写真で撮ると緑色だったりして、星空っぽくならなくなってしまいます。
そのときには、蛍光灯マークや、フラッシュのマーク、もしくは色温度で自分で設定します。
上の写真は、5200k(ケルビン)で撮りました。
次に、これは数日前に撮った朝日連峰。
星が少なくしか写っていませんが、この時にも、お月様がいて空が明るいので、暗い星はあまり写せません。夜空の明るさより暗い星は、見えないわけです。
昼に、星の見えないのと一緒ですね。
これは、絞りがF4.6、焦点距離は18mm、シャッタースピードは20秒、ISO800、色温度は5200Kでした。

では、月明かりの少ない場合はというと。
これは、天の川を撮ったものです。
絞りは開放で、F3.5。シャッタースピードは30秒、焦点距離は18mm、ISO3200、色温度は4200k。

こちらは、木星とペガスス座。
これは、明るい月のあるときに、雲も照らされていますから、明るくしすぎると、星が見えなくなってきます。
絞りは開放で、F3.5。シャッタースピードは15秒、焦点距離は18mm、ISO1600、色温度はたぶん3200kくらいだったかな?

これは、街のちかくで撮ったので、色温度をそのままだと、雲が黄色やオレンジに写ります。
なお、色温度は、RAWという形式で撮っておくと、あとでパソコンで調整しやすいです。
ただし、いつものJPGとは違って、カメラごとの現像ソフトなどを使わないと見られないので面倒が増えます。ここぞ、って時に使います。
次の写真は、オリンパスのE620で撮ったものです。
色温度の違いと、シャッタースピードについて、見てみましょう。
F3.5、シャッタースピード60秒、焦点距離14mm(ただし、オリンパスは撮像素子がちいさいので、おなじ焦点距離の場合、より望遠になります)、ISO800、色温度は5300kです。

つぎに、うえの写真の色温度をちょっといじってみます。
あと、ノイズも強めに消しましょう。
こちらは5500kの色温度にしました。色あいがちょっと違うでしょう?

オリンパスのE620の場合、実際に星を撮ってみると、感度はISO800くらいまででしょうか。
撮像素子がちいさいので、ノイズが多いといいます。
あと、うえの写真で、星が点でなく、ちょっとずれているように見えますが、これは手ぶれではなく、星が動いたものです。
シャッタースピードは、長ければ良いようにも思いますが、長い時間かけて撮ると、1.ノイズが増える。2.星がずれてしまう。ということになります。
なお、星を点に映すためには、レンズが35mm換算(キヤノンのAPSサイズなら、レンズに書いてある1.6倍、オリンパスなら、2倍、です)で、28mmなら、天の赤道(地球の赤道のうえの空)の部分で、30秒程度、50mmなら、13秒程度、90mmなら7秒程度でしょうか。
これ以上長い時間をかけて撮りたい場合は、赤道儀というのが要ります。
いつもは、撮ってきた写真を、ある程度補正して載せるのですが、今回は、そのままのものを載せています。撮ってきた写真を、明るさとコントラストをちょっと直すだけで、見た目はずいぶん変わります。
ああ、すっかり長くなってしまいました。
このほか、いろいろありますが、デジタルカメラは、なんたって現像代がかかりません。
ばっしゃばっしゃ撮って、お気に召すまま。です。
都会は、空が明るいですから、今回書いたシャッタースピードでは背景の空が明るすぎるかもしれません。山に行くと、より素敵に撮れますよ。
おやすみなさい。
いまだに、ひらひらと舞うところを写真でうまく撮れません。
ふわふわっとした感じに撮りたいのにな。

ぼくは、星を撮るのが好きです。
子どものころに、星の本を読むと、写真の撮り方などが載っていて、これはほんとに憧れでした。
シャッターを開けっ放しにできるカメラをいつの日にか手に入れて、レリーズを慎重に、かしゃりと押すのだ。と夢見ておりました。
と、回想を書き出すとですね、明日の朝までかかってしまうから、やめといて。
さて、今夜はですね。星を撮ってみましょうよ。ということなのです。
星空は、三脚と一眼レフのカメラがあれば、簡単に撮れます。
デジタル一眼になってからは、ほんとうに楽になりました。
なお、今回書くのは、ぼくの撮り方の紹介ですから、もっと良い方法があるかもしれません。あしからず。
※コンパクトデジカメの場合は、残念ながらシャッタースピードなどを調整できないといけないので、そうできるもの以外は、ちょっと無理かなと思います。最近の、コンパクトデジカメの進化もものすごいものがあるらしいので、ぼくが知らないだけかも知れませんけれど。
はい、では。
準備するものは、三脚とデジタル一眼レフカメラ、です。
つまり、星を撮るのには、昼に風景などを撮るのと違って、数秒~数分間シャッターを開けっ放しなので、手振れしてはいけないから三脚などが必要です。
使うレンズは、本体を買ったときには、いわゆる標準ズームというのをセットで買う場合がほとんどでしょうから、それが良いなと思います。

なお、これは、ぼくがCanon60Dで星を撮る時に一番良く使っているレンズです。
表示の18-135mm、というのは焦点距離で、このレンズの場合はズームできるので、このように書いてあります。
焦点距離は、みじかいほうが広い範囲を写すことができます。(つまり、ものはちいさく写ります)
長いと、狭い範囲になりますね。(ものは大きく写ります)
写真を撮るのが好きだと、ついつい望遠で撮りたくなってしまいますが、星座などは大きいですから広い範囲を取れるように、一番広角で撮るのが良いかな。
その右の、1:3.5-5.6というのはF、レンズの口径を焦点距離で割ったもので、レンズの明るさ、です。
これはちいさいほどに明るくなりますが、明るいレンズほど高価になります。
標準レンズは、バランスの良いものが多いので、とりあえず撮るなら標準のついてきたものが良いですよ。
はい、では。このレンズで実際に撮ったものを見ながら進みましょう。
撮る前のカメラの準備を。
シャッタースピードと、絞り、ISO感度を自分で設定できるようにマニュアルモードにします。
また、ピントもマニュアルに。
夜空は暗いので、たいていオートが上手く働きません。(月ならオートでいけるときもあります)
次に、キヤノンの場合、オートライティングオプティマイザ、オリンパスの場合は、トーンの設定をオートから、標準あたりに変えておきます。これは、逆光などを補正する機能のようですが、これを入れたままだと、暗い部分が綺麗に暗くなりません。
※「オートライティングオプティマイザ」は、ゆめさんから教えてもらいました。オートライティンギュオピチマイザ・・・舌噛みそうな機能の名ですね。
次に、ピント、です。
なんたって、ピントは一番大事です。
フィルムカメラの場合は、無限遠にピントを合わせると合ったはずなのですが、デジタルカメラの場合は、一番遠くになるようにピントリングを回したあとに、ちょっと戻さないといけません。
今のカメラは、ほとんどがライブビューを使えますから、ライブビュー、とっても便利です。
明るい星にレンズを向けて、それをマニュアルフォーカスで一番星がちいさく写るようにあわせます。
そして、あわせたらもうピントはいじくりません。あとは、お好きなほうにレンズを向けて、シャッタースピードやISOを変えながら何枚も撮ってみてください。
さあて、これは、竜門山から寒江山方向を撮ったものです。
撮っている方向は北の空です(北斗七星が写っていますからね)。
この夜は、南に半月のお月様がいましたから、空は明るくなっています。

これは、F4、ちょっと絞っています。
焦点距離は18mm、広角いっぱい。
ISOは3200。ISO感度は、感度を高く(数字が大きく)したほうが明るく撮れますが、ノイズが多くなります。ノイズは新しいカメラでは、劇的に少なくなってきました。機種によってかなり違いがありますから、自分のカメラ次第で変えてみると良いと思います。
あと、大事なのが色温度(カメラによってはWB、とか、ホワイトバランスと書いてあります)です。
基本的には、太陽マークのところが良いと思います。星も遠くの太陽ですからね。
でも、困るのは、街灯の光なのです。
街灯は、オレンジ色だったり、写真で撮ると緑色だったりして、星空っぽくならなくなってしまいます。
そのときには、蛍光灯マークや、フラッシュのマーク、もしくは色温度で自分で設定します。
上の写真は、5200k(ケルビン)で撮りました。
次に、これは数日前に撮った朝日連峰。
星が少なくしか写っていませんが、この時にも、お月様がいて空が明るいので、暗い星はあまり写せません。夜空の明るさより暗い星は、見えないわけです。
昼に、星の見えないのと一緒ですね。
これは、絞りがF4.6、焦点距離は18mm、シャッタースピードは20秒、ISO800、色温度は5200Kでした。

では、月明かりの少ない場合はというと。
これは、天の川を撮ったものです。
絞りは開放で、F3.5。シャッタースピードは30秒、焦点距離は18mm、ISO3200、色温度は4200k。

こちらは、木星とペガスス座。
これは、明るい月のあるときに、雲も照らされていますから、明るくしすぎると、星が見えなくなってきます。
絞りは開放で、F3.5。シャッタースピードは15秒、焦点距離は18mm、ISO1600、色温度はたぶん3200kくらいだったかな?

これは、街のちかくで撮ったので、色温度をそのままだと、雲が黄色やオレンジに写ります。
なお、色温度は、RAWという形式で撮っておくと、あとでパソコンで調整しやすいです。
ただし、いつものJPGとは違って、カメラごとの現像ソフトなどを使わないと見られないので面倒が増えます。ここぞ、って時に使います。
次の写真は、オリンパスのE620で撮ったものです。
色温度の違いと、シャッタースピードについて、見てみましょう。
F3.5、シャッタースピード60秒、焦点距離14mm(ただし、オリンパスは撮像素子がちいさいので、おなじ焦点距離の場合、より望遠になります)、ISO800、色温度は5300kです。

つぎに、うえの写真の色温度をちょっといじってみます。
あと、ノイズも強めに消しましょう。
こちらは5500kの色温度にしました。色あいがちょっと違うでしょう?

オリンパスのE620の場合、実際に星を撮ってみると、感度はISO800くらいまででしょうか。
撮像素子がちいさいので、ノイズが多いといいます。
あと、うえの写真で、星が点でなく、ちょっとずれているように見えますが、これは手ぶれではなく、星が動いたものです。
シャッタースピードは、長ければ良いようにも思いますが、長い時間かけて撮ると、1.ノイズが増える。2.星がずれてしまう。ということになります。
なお、星を点に映すためには、レンズが35mm換算(キヤノンのAPSサイズなら、レンズに書いてある1.6倍、オリンパスなら、2倍、です)で、28mmなら、天の赤道(地球の赤道のうえの空)の部分で、30秒程度、50mmなら、13秒程度、90mmなら7秒程度でしょうか。
これ以上長い時間をかけて撮りたい場合は、赤道儀というのが要ります。
いつもは、撮ってきた写真を、ある程度補正して載せるのですが、今回は、そのままのものを載せています。撮ってきた写真を、明るさとコントラストをちょっと直すだけで、見た目はずいぶん変わります。
ああ、すっかり長くなってしまいました。
このほか、いろいろありますが、デジタルカメラは、なんたって現像代がかかりません。
ばっしゃばっしゃ撮って、お気に召すまま。です。
都会は、空が明るいですから、今回書いたシャッタースピードでは背景の空が明るすぎるかもしれません。山に行くと、より素敵に撮れますよ。
おやすみなさい。