今日は、午前中はお休みでした。
朝はたいへん冷え込みましたが、日が昇るとだんだんと暖かくなりました。晴れて久々の陽射し。
昼間での時間に、うちの山にアケビのつるを採りに行きました。
見てのとおり、葉っぱが三枚。ミツバアケビです。
うちの近くには、五枚の葉っぱのアケビは見当たらないので、普段はミツバアケビをアケビと呼んでいます。ちょっと黄色くなっていました。

つるつるつ~る。とつるを探します。
冬の間にちょっとあけびつるを使って、工作する材料にします。
先日に、じいさまに「アケビのつるは、いつ採るのが良いでしょう?」と伺いをたてたところ、「うむ、アケビのつるは秋に採るのが良い」とのことでした。
で、うちの山の斜面の様子。
スギを植林してあるところの林床です。ちいさな木が生えています。
数日前に書いたとおり、ぼくにとって「林」はこんな斜面のところのイメージがあります。
この木たちは、毎年、冬になると雪に倒されるので、こんなふうに横に伸びています。
春先は地面に伏しているのですが、雪が解けると立ち上がります。
樹種は、カエデの仲間、クロモジにマンサク、コブシなど。
どれも、幹がしなやかなようです。

こんな木たちにからまったり、地面を這っているつるを探しました。
じいさまの談によると、細工につかうつるは地這いのものが良いとのことですが、探してみるとなかなかありません。ううむ。
さてさて、アケビといえば、実が美味しいです。
これは、9月下旬。田んぼにいった帰りに撮りました。撮ったのだけれど、載せないままになっていました。これは、5つも実がついて、うまく受粉したもののようです。

実はまだちょっと色づきがたりないようでしたけれど、上下に力をいれると、ぱかっとわれました。
農作業でイネの束を扱った後なので、ちょっと手が荒れています。お見苦しくってすみません。

中身は粉っぽいような甘いような、そんな味。
タネがたくさん詰まっています。このときはおなかがすいていてタネも飲み込みたい衝動に駆られましたが、我慢して、林にぷぷぷっとタネをまきました。

小学校のころ、ここは毎日通る道で、こんなふうにアケビをもいでは、食べ、道端にタネをまいていました。
タネは黒くってつやつや。指紋、ばっちり写っちゃいました。

なお、アケビの実は、皮も食べられて、というか、皮を食べます。味噌焼きや、日干しにしたり。
ほろ苦くって、子どものころは食べられませんでした。
皮のほうが食べ甲斐があって、中身は捨ててしまうことすらあります。
さて、思い出すのは春のこと。
5月10日の写真です。
アケビの花が咲いていました。紫色のシックな花です。おしべもめしべも、花びらまで紫色。

雌花はこんな感じでした。
うえの5つの実、そうそう。これが、大きくなりました~って感じです。

雄花のほうはというと、これはまだちょっと未熟だったようで、内側に花粉を包むようになっていました。

5月10日。
このあたりに、たしかアケビの花を撮ったものがあったはずと写真を眺めていたら、こんなのが。
ああ、春だった。

すっかり、もの想いにふけってしまいます。春がたしかに、このようにあったのか。なんてな~。
良い子でじっと、待ちましょう。
さて、今日にもどります。
アケビのつるは、古いものはこんなふうにがさがさになり、かたくなって採ろうとするとぽきりと折れてしまいました。うむむ。これでは、曲げることもできません。
採るのは、新鮮な生きているものでないといけないみたいです。

実際に採取してみると、なるほど、秋のこの時期は、ほかのつるたちは枯れ、葉は落ちて林内は歩きやすく、つるについていた葉は、手で簡単に取れたいへん具合が良いです。
きっと、昔は、この時期に農作業が一段落して、冬の備えに山から薪や焚き付けを集める道すがらにつるを採取したのかななんて想像しました。林をすっきりと保つには、あまりにつるの多いのは困ります。アケビのつるも材料に使うのとあわせて、採りすぎず、増やしすぎず。
長くくせのすくないつるを探してみると、林の中の暗そうなところでは、新鮮な良い太さのつるは少なく、明るすぎる林縁では太すぎるし、それは実もなるから採りたくありません。
山を上手に使うというのも、バランス感覚や観察力がいるのだと思ったのでした。
で、これが収穫。
良いつるを検分する経験が足りず、一本一本悩みながら採るので時間がかかりました。
まだ足りないので、明日、晴れてくれると嬉しいのだけどな。

夕方には、仕事帰り、モミの木のさきっちょに金星がとまりました。

Plant×50
ミツバアケビ・・・1種×50=50円
12月1日から累計300円 11月:3,150円 10月:3,900円 9月:3,700円 4~8月:18,150円
朝はたいへん冷え込みましたが、日が昇るとだんだんと暖かくなりました。晴れて久々の陽射し。
昼間での時間に、うちの山にアケビのつるを採りに行きました。
見てのとおり、葉っぱが三枚。ミツバアケビです。
うちの近くには、五枚の葉っぱのアケビは見当たらないので、普段はミツバアケビをアケビと呼んでいます。ちょっと黄色くなっていました。

つるつるつ~る。とつるを探します。
冬の間にちょっとあけびつるを使って、工作する材料にします。
先日に、じいさまに「アケビのつるは、いつ採るのが良いでしょう?」と伺いをたてたところ、「うむ、アケビのつるは秋に採るのが良い」とのことでした。
で、うちの山の斜面の様子。
スギを植林してあるところの林床です。ちいさな木が生えています。
数日前に書いたとおり、ぼくにとって「林」はこんな斜面のところのイメージがあります。
この木たちは、毎年、冬になると雪に倒されるので、こんなふうに横に伸びています。
春先は地面に伏しているのですが、雪が解けると立ち上がります。
樹種は、カエデの仲間、クロモジにマンサク、コブシなど。
どれも、幹がしなやかなようです。

こんな木たちにからまったり、地面を這っているつるを探しました。
じいさまの談によると、細工につかうつるは地這いのものが良いとのことですが、探してみるとなかなかありません。ううむ。
さてさて、アケビといえば、実が美味しいです。
これは、9月下旬。田んぼにいった帰りに撮りました。撮ったのだけれど、載せないままになっていました。これは、5つも実がついて、うまく受粉したもののようです。

実はまだちょっと色づきがたりないようでしたけれど、上下に力をいれると、ぱかっとわれました。
農作業でイネの束を扱った後なので、ちょっと手が荒れています。お見苦しくってすみません。

中身は粉っぽいような甘いような、そんな味。
タネがたくさん詰まっています。このときはおなかがすいていてタネも飲み込みたい衝動に駆られましたが、我慢して、林にぷぷぷっとタネをまきました。

小学校のころ、ここは毎日通る道で、こんなふうにアケビをもいでは、食べ、道端にタネをまいていました。
タネは黒くってつやつや。指紋、ばっちり写っちゃいました。

なお、アケビの実は、皮も食べられて、というか、皮を食べます。味噌焼きや、日干しにしたり。
ほろ苦くって、子どものころは食べられませんでした。
皮のほうが食べ甲斐があって、中身は捨ててしまうことすらあります。
さて、思い出すのは春のこと。
5月10日の写真です。
アケビの花が咲いていました。紫色のシックな花です。おしべもめしべも、花びらまで紫色。

雌花はこんな感じでした。
うえの5つの実、そうそう。これが、大きくなりました~って感じです。

雄花のほうはというと、これはまだちょっと未熟だったようで、内側に花粉を包むようになっていました。

5月10日。
このあたりに、たしかアケビの花を撮ったものがあったはずと写真を眺めていたら、こんなのが。
ああ、春だった。

すっかり、もの想いにふけってしまいます。春がたしかに、このようにあったのか。なんてな~。
良い子でじっと、待ちましょう。
さて、今日にもどります。
アケビのつるは、古いものはこんなふうにがさがさになり、かたくなって採ろうとするとぽきりと折れてしまいました。うむむ。これでは、曲げることもできません。
採るのは、新鮮な生きているものでないといけないみたいです。

実際に採取してみると、なるほど、秋のこの時期は、ほかのつるたちは枯れ、葉は落ちて林内は歩きやすく、つるについていた葉は、手で簡単に取れたいへん具合が良いです。
きっと、昔は、この時期に農作業が一段落して、冬の備えに山から薪や焚き付けを集める道すがらにつるを採取したのかななんて想像しました。林をすっきりと保つには、あまりにつるの多いのは困ります。アケビのつるも材料に使うのとあわせて、採りすぎず、増やしすぎず。
長くくせのすくないつるを探してみると、林の中の暗そうなところでは、新鮮な良い太さのつるは少なく、明るすぎる林縁では太すぎるし、それは実もなるから採りたくありません。
山を上手に使うというのも、バランス感覚や観察力がいるのだと思ったのでした。
で、これが収穫。
良いつるを検分する経験が足りず、一本一本悩みながら採るので時間がかかりました。
まだ足りないので、明日、晴れてくれると嬉しいのだけどな。

夕方には、仕事帰り、モミの木のさきっちょに金星がとまりました。

Plant×50
ミツバアケビ・・・1種×50=50円
12月1日から累計300円 11月:3,150円 10月:3,900円 9月:3,700円 4~8月:18,150円