昨日の記事に書いた紅葉大吊橋では、手の届くような範囲にはあまり自生のようなモミジがなく、モミジ見たいようという欲求が高まっておりました。
東北からほんのちょっと離れただけとはいえ、関東のモミジで見てみたいものがあったのです。
お昼近くに訪れたのは、塩原温泉でした。
ここには、塩原渓谷歩道と看板がありました。

ものがたり館という、観光協会などの入った建物付近の川の向こう側の様子。
看板は、この写真の右側に写っています。

高い木は、落葉しているものもありましたが、なかなかの光景。
紅のつり橋と書いてあった橋。
橋の向こう側には、まっかっかなモミジの木。

はてはて、ぼくの見たいモミジあるかな?
橋のところのものは、濃い赤がオオモミジのようでしたが・・・。

あまり陽の直接あらたないところの枝は、オレンジ色でした。

今回見たかったのは、イロハモミジとオオモミジです。
イロハモミジなんてどこにでもあるじゃないか?と思うやも知れませんが、山形県は自生の範囲に入っていません。
また、オオモミジも、山形の朝日連峰側にあるのは、ヤマモミジというオオモミジの変種とされています。
葉の形の違いが、まだぼくにとって微妙なものだから、典型的なイロハモミジとオオモミジを探しました。
でも、その前に、ザトウムシの立派なのを見つけました。
おお、これは立派だ。

このザトウムシは、足がいくつかもげていましたが、いつものとおりの歩き方でした。
見つけるたびに、この足と体のバランスにびっくりします。
潜望鏡のような、カニのような眼、ちいさいハサミみたいな口の近くの脚(?)。
林をうろうろしながら、トビムシなどを捕食するといいます。

ああ、そうそう。ザトウムシに気をとられていましたけれど、モミジを検分しながら歩きます。
川辺に近づくと、典型的なオオモミジの葉がありました。
葉が大きく、鋸歯(葉のふちのぎざぎざ)が細かくなっています。

この葉は、水に浸かっていたせいか、ちょっと色があせています。
うむうむ、ならば、もっと上流に、この葉のついていた木があるに違いないのだ。
紅のつり橋のちょっと上流へ行きました。
おお、これは。
オオモミジのような葉を見つけました。
まだ、新鮮な落葉。
これは、葉の裏面です。
なんてぇ、すごい発色だろうか。

ワインレッドのような赤、いや、紅。

落ちている葉も、ものすごい色合いです。

一枚拾って、ほかの葉と比べてみます。
左の真っ赤なのは、オオモミジっぽい葉。
右のものは・・・イロハモミジ?かな。
オオモミジは、名のとおり大きいです。
イロハモミジは、う~ん。ちょっとわかりません。
大きさと色合いは、イロハモミジのようです。

(オオモミジは、図鑑などによっては、イロハモミジの変種とかそういう扱いもあるみたい)
ほかの大き目のイロハモミジぽいものと比較。
右のものは、重鋸歯となっていて、色合いも淡くイロハモミジのようにも見えますが、葉が大きいです。
オオモミジでも、葉の形には変化があるそうで、これまた微妙。

イロハモミジは、別名イロハカエデ、また「タカオモミジ」とも。
これは、高尾山に行かねばなるまいか。(と思ったら、京都の高雄山のようです)。
うちの近くにも、イロハモミジのような木はたくさんあるのですが、それはやはり庭に植えられたようなもので、山に自生しているのを見るのとはちょっと違う気がするんです。
なお、最後にこれ。
これは、うちの近くのヤマモミジの葉。

オオモミジは、日本海側の雪の多いところにくると鋸歯が重鋸歯(葉のふちのぎざぎざが、粗く深く入り、そのあいだに細かいぎざぎざが入る)となるそうな。
いつぞやの、ユキツバキとヤブツバキ、ユズリハとエゾユズリハの違いを思い出しました。
ユキツバキ、エゾユズリハ、ヤマモミジ、これらは、湿って重たく量の多い雪に適応するため、幹を分岐させ、雪に潰れながら冬を越すのですね。うむうむ。
木の生活の違い、ほんとに興味深いものがあります。
冬のヤマモミジは、葉っぱがなくなり探しにくいですが、今冬の探し物が増えました。
Plant×50
オオモミジ、イロハモミジ(?)、ヤマモミジ・・・3種×50=150円
蟲×50
ザトウムシの一種(ぼくにはまだ、ザトウムシの種類は難し過ぎます)・・・1種×50=50円
11月1日から累計2,950円 10月:3,900円 9月:3,700円 4~8月:18,150円
東北からほんのちょっと離れただけとはいえ、関東のモミジで見てみたいものがあったのです。
お昼近くに訪れたのは、塩原温泉でした。
ここには、塩原渓谷歩道と看板がありました。

ものがたり館という、観光協会などの入った建物付近の川の向こう側の様子。
看板は、この写真の右側に写っています。

高い木は、落葉しているものもありましたが、なかなかの光景。
紅のつり橋と書いてあった橋。
橋の向こう側には、まっかっかなモミジの木。

はてはて、ぼくの見たいモミジあるかな?
橋のところのものは、濃い赤がオオモミジのようでしたが・・・。

あまり陽の直接あらたないところの枝は、オレンジ色でした。

今回見たかったのは、イロハモミジとオオモミジです。
イロハモミジなんてどこにでもあるじゃないか?と思うやも知れませんが、山形県は自生の範囲に入っていません。
また、オオモミジも、山形の朝日連峰側にあるのは、ヤマモミジというオオモミジの変種とされています。
葉の形の違いが、まだぼくにとって微妙なものだから、典型的なイロハモミジとオオモミジを探しました。
でも、その前に、ザトウムシの立派なのを見つけました。
おお、これは立派だ。

このザトウムシは、足がいくつかもげていましたが、いつものとおりの歩き方でした。
見つけるたびに、この足と体のバランスにびっくりします。
潜望鏡のような、カニのような眼、ちいさいハサミみたいな口の近くの脚(?)。
林をうろうろしながら、トビムシなどを捕食するといいます。

ああ、そうそう。ザトウムシに気をとられていましたけれど、モミジを検分しながら歩きます。
川辺に近づくと、典型的なオオモミジの葉がありました。
葉が大きく、鋸歯(葉のふちのぎざぎざ)が細かくなっています。

この葉は、水に浸かっていたせいか、ちょっと色があせています。
うむうむ、ならば、もっと上流に、この葉のついていた木があるに違いないのだ。
紅のつり橋のちょっと上流へ行きました。
おお、これは。
オオモミジのような葉を見つけました。
まだ、新鮮な落葉。
これは、葉の裏面です。
なんてぇ、すごい発色だろうか。

ワインレッドのような赤、いや、紅。

落ちている葉も、ものすごい色合いです。

一枚拾って、ほかの葉と比べてみます。
左の真っ赤なのは、オオモミジっぽい葉。
右のものは・・・イロハモミジ?かな。
オオモミジは、名のとおり大きいです。
イロハモミジは、う~ん。ちょっとわかりません。
大きさと色合いは、イロハモミジのようです。

(オオモミジは、図鑑などによっては、イロハモミジの変種とかそういう扱いもあるみたい)
ほかの大き目のイロハモミジぽいものと比較。
右のものは、重鋸歯となっていて、色合いも淡くイロハモミジのようにも見えますが、葉が大きいです。
オオモミジでも、葉の形には変化があるそうで、これまた微妙。

イロハモミジは、別名イロハカエデ、また「タカオモミジ」とも。
これは、高尾山に行かねばなるまいか。(と思ったら、京都の高雄山のようです)。
うちの近くにも、イロハモミジのような木はたくさんあるのですが、それはやはり庭に植えられたようなもので、山に自生しているのを見るのとはちょっと違う気がするんです。
なお、最後にこれ。
これは、うちの近くのヤマモミジの葉。

オオモミジは、日本海側の雪の多いところにくると鋸歯が重鋸歯(葉のふちのぎざぎざが、粗く深く入り、そのあいだに細かいぎざぎざが入る)となるそうな。
いつぞやの、ユキツバキとヤブツバキ、ユズリハとエゾユズリハの違いを思い出しました。
ユキツバキ、エゾユズリハ、ヤマモミジ、これらは、湿って重たく量の多い雪に適応するため、幹を分岐させ、雪に潰れながら冬を越すのですね。うむうむ。
木の生活の違い、ほんとに興味深いものがあります。
冬のヤマモミジは、葉っぱがなくなり探しにくいですが、今冬の探し物が増えました。
Plant×50
オオモミジ、イロハモミジ(?)、ヤマモミジ・・・3種×50=150円
蟲×50
ザトウムシの一種(ぼくにはまだ、ザトウムシの種類は難し過ぎます)・・・1種×50=50円
11月1日から累計2,950円 10月:3,900円 9月:3,700円 4~8月:18,150円