山はすっかり白くなりました。
今日は、月山がとてもよく見えました。
こういうときに限って、望遠レンズを持っていません。
山の草とか花とか虫とか-月山

朝日連峰もすっかり真っ白。
そう、こういうときに限って、望遠レンズを持っていません(悔しいので二度書きました)。
左の大朝日岳から、中岳、西朝日、竜門。
右からは、一番右が北寒江山、寒江山、南寒江でしょうか。
山の草とか花とか虫とか-雪の朝日連峰
無理にトリミングしました。
明日晴れたら、望遠レンズで撮りたいです。きぃ~。

雪と言えば、晩秋の草むらに、雪のようなコスズメガヤの穂を見つけました。
山の草とか花とか虫とか-小穂の散ったコスズメガヤ
8月20日「イネ科の草たち コスズメガヤとアキノエノコログサ」、この時から、もう3ヶ月も経ってしまいました。

小穂は、すっかり落ち、軸だけ残った状態です。
いかにも、雪の結晶を思わせます。
山の草とか花とか虫とか-コスズメガヤ 小穂なし
普段から振り返りもされないコスズメガヤですが、このような状態になればそれこそ、気にも留めないのだけど、季節にあった装いでした。
こういうのを見つけると、こっそり大事なものを見つけたような気持ちになります。
うんうん、これはひそかに素敵なものの分類にいれておきましょう。

近くには、キンエノコロの穂。
こちらも、実の部分は落っこちて、毛だけが残っています。
いやあ、これはやっぱりキンエノコロの名にふさわしい。
金色です。キンイロ、でなく、コンジキ、と読むほうがしっくりきます。
山の草とか花とか虫とか-キンエノコロ

オオバコの穂も、ほんのりピンク色。
なんだか、魚のたまごのような雰囲気。
山の草とか花とか虫とか-オオバコの穂

チョウもかろうじて、飛んでいました。
休み、休み、ふらふらっと飛ぶ感じです。
これは、ヤマトシジミでしょうか。翅はかなり傷んで、よくわかりません。
カツラの落ち葉のうえで、貴重な小春日和を味わっているような。
山の草とか花とか虫とか-ヤマトシジミでしょうか
キャラメルの香りの葉につられてやってきたのかな。
10月5日「秋もチョウチョは飛びます

ふと見た道の小石には、長い影がついていました。
真昼なのに、この影の長さ。
地球の地軸の傾きは、23.4°(に、さん、し、と覚えました)。
ぼくの住むところは、北緯38°くらい。
約一月後の、12月22日は冬至で、太陽がもっとも低くなるはずです。

赤道の90°-北緯38°-地軸の傾き23.4°=28.6°
逆に、夏至は、90°-北緯38°+地軸の傾き23.4°=75.4°
(足し算引き算はともかく、これはそもそもあっている考えなのか、自信がありません)
冬至の日の南中の太陽の高さは、夏至の日の午後4時くらいのようです(これは、天文のソフトから)。
冬の太陽の、暖かさは、夏の夕方近くくらいかあ。
山の草とか花とか虫とか-小石の影
今は、冬至の一月前。
おなじような感じで、冬至の一月後の、1月22日は、もっと寒いはずだけど、今はまだ小春日和なのはどうしてだろう???
とにかく、小石の影がとても長いのにおどろいたのでした。

このモミジの園芸種は名前がわかりません。
山の草とか花とか虫とか-炎のような葉
炎のように見えました。

山に行って歩くと、いろいろ考えますが、そのあたりの草むらや、道端を歩いて、草に小石に出会ってもいろいろな、妄想やら、ちらほらと、浮かんでは消えました。
歩くといろいろ考えるのか~。
そう言えば、「人間は考える足である。」(ほんとは葦です)と聞いたことがあります。
歩くのは大事ですね。
(最近、とりとめのなさに、拍車がかかっています。)


Plant×50

コスズメガヤ、キンエノコロ、オオバコ、カツラ・・・4種×50=200円

蟲×50

ヤマトシジミ?・・・1種×50=50円

11月1日から累計1,800円  10月:3,900円 9月:3,700円  4~8月:18,150円