今朝起きると、外は雪でした。

もうちょっと布団にいたいような、早く触りたいような気分なのは、いくつになっても変わりません。
木の前に、雪がひらひらと舞っているのが見えますでしょうか?
山の草とか花とか虫とか-雪がふる

家から見た向かいの尾根のコナラなどの木々はすっかり白くなっていました。
うちの庭は東向きなので、向こうの尾根のこちら側は、朝になってもまた直射日光があたりません。
山の草とか花とか虫とか-向かいの山

雪はまだあたたかく、水っぽい感じです。
山肌から上がるもやと、まだ残る雪。
山の草とか花とか虫とか-雪ともや

どのあたりの範囲まで通じる言葉なのかわかりませんが、冬の早くや、春間近のころに降るとても湿った雪を、「あまけゆき」と、うちの近所では呼びます。
雨気、あめっぽい。ということでしょうか。
「ゆき」をつけずに、単に「あまけ」とも呼びます。

用例:
A「いや~、しょいなおっちぇきたんねが~。」(いやあ、しろいものが落ちてきましたね)
B「まあ、んでも、あまけださげ、すんぐけんべ」(まあ、でも。雨っぽい雪だから、すぐに消えるでしょう」
みたいな感じでしょうか。
山の草とか花とか虫とか-あまけ雪

西には、月が見えました。
山の草とか花とか虫とか-西に残る月

コナラの落ち葉にも雪。
これこそあまけゆき。
山の草とか花とか虫とか-雪とコナラの葉

陽が射すと、あっという間に消えていきます。
雪の乗ったスギの葉は、雪が溶けて落ちると、うえのほうにぴ~んと枝を戻します。
山の草とか花とか虫とか-日に照らされて雪が溶ける

だんだんと、コナラなどの雪は溶けてゆきました。
山の草とか花とか虫とか-紅葉の間に雪

左の雑木林はいまだ色彩にあふれ、奥の林は、白黒のようなイメージ。
山の草とか花とか虫とか-紅葉の山と白い山

陽が射したり、またすぐ雲にお日様が隠れたり。
雲がかかったところを撮ってみると、太陽の前を行く雲は落ちてくる雪でした。。
山の草とか花とか虫とか-雪の雲

青菜(せいさい)が干してあります。
青菜は、高菜のなかまで、すこし辛味があります。
ちょっと調べたら、全国にあるものでもなく、山形を中心に食べられているもののようです。
漬ける前に、ちょっと干して水分を飛ばします。
山の草とか花とか虫とか-青菜

この葉っぱの漬物は、ほんとにおいしいんですよ。
おかずはこれだけでもかなり食べられます。

この漬物をおかずにごはんをたべたくなりました。おにぎりに巻くのも、きざんでおみづけも良いな。